【発達障害あるある】周りからの影響を受けすぎてしまうのはなぜ?
こんにちは!
ディーキャリア横浜オフィスです。
周りからの影響を受けすぎてしまうのはなぜ?
私たちはひとりでは生きていけません。ヒトは社会をつくって生きていく動物です。
その中で、お互いにさまざまな影響を与え合うことも多いと思います。
しかし、周りからの影響を受けすぎてしまうことで、つらくなってしまったり、自分がどうしたいのかを見失ってしまう方がいらっしゃいます。
影響を受けすぎてしまうケース
世の中の良くないニュースの影響
毎日のニュースはハッピーなものばかりではありません。良くないニュースを見聞きして、必要以上に不安になったり体調を悪化させたり、というご経験はありませんか?
他者の見た目の影響
たまたま電車で一緒になった人や職場で近くに座っている人が、体調が悪そうに見えたとき、自分も同じように体調不良を起こしてしまったことはありませんか?
身近な人からの影響
親御さんや上司、大切な友人からのアドバイスに対して「そうしなければならない」と強く感じてしまい、自分の考えを引っ込めてしまうことはありませんか?
影響を受けすぎてしまう原因
出来事の捉え方によるもの
誰にも「思考のクセ」というものがあります。「〜と考えがち」という表現のほうが分かりやすいと思います。
影響を受けすぎてしまう人は、「不安な方へ考えがち」な人と言えます。入ってきた情報の中の不安な部分にフォーカスするクセがあるんですね。
他者と自分との距離感の違いによるもの
影響を受けやすい人は、他者と自分との境界線があいまいになってしまう傾向があります。
「一線を引く」という言葉がありますが、それがうまくできずに
- 他者が困っていたら自分の状況に関わらず助けようとする
- 他者の困りごとを自分のせいだと考える
のようなことが起こります。
自分で選択することに慣れていないことによるもの
人からのアドバイスにいつも影響を受けてきた人の多くは、自分で選択するということをしてこなかったために、自分でジャッジをすることに慣れていません。
そのため選択する、決めるとなるとどうしても不安を感じてしまう傾向があります。
周りからの影響を受けすぎないようにするには
思考のクセに気づき、別の考え方と取り入れてみる
自分の「~考えがち」を知り、別の考え方・捉え方がないかを探してみるといいでしょう。
これを【リフレーミング】といいます。
自分の範囲を知る
「自分が今できることは何か」「自分が今優先することは何か」を意識してみましょう。
自分を主語にして考えるようにすると、イメージがしやすいかもしれません。
- あの人が困っている→声をかける ではなく
- あの人が困っている→自分は今、急ぎの仕事があるから、それが終わってから声をかけてみよう
という感じです。
人のアドバイスはひとつの情報、選ぶのは自分
身近な人のアドバイスだけでなく、世の中は情報であふれています。どの情報をキャッチし、取り入れていくのか、そして自分はどうしたいのか。最終的にジャッジをするのは自分自身です。
ここでも自分を主語にする考え方を意識してみましょう。
- 上司が急いでほしいと言っているから急がなければ、ではなく
- (急いでほしいと言われたこの仕事を)自分はできる限り急いでやろう
と変えると、言われたからやっているのではなく自分の考えで仕事をしていると感じられませんか?
周りからの影響を受けすぎずに自分を大切に
最初はなかなか難しいかもしれませんが、少しずつやっていくことが大事です。
今、これを読んだからと言ってすぐにやらなければならないことはありません。このブログはあくまでもあなたへの情報のひとつです。
取り入れてみるかどうかは、あなたが選択していくのです。
自分を大切にするジャッジをぜひしていってくださいね。
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