勝ちへのこだわりを活かす!発達障害の勝ち負け思考とは|大人の発達障害
こんにちは!ディーキャリア IT エキスパート海老名オフィスです!
今回のテーマは
「勝ちへのこだわりを活かす!発達障害の勝ち負け思考とは」です。
障害をお持ちの方に、このブログが何かしらの気づきとなれば嬉しいです。当事者の方はもちろん、ご家族の方にも参考にしていただければ幸いです♪ ぜひ最後までご覧ください!
目次
「勝ちたい!」が強い人
皆さんはこどもの頃、トランプなどのゲームで負けて泣いてしまったり、「もうやらない!」と怒ってしまった経験はありませんか?
私は小さい頃、ボウリングに連れて行かれたとき、大きなボールを転がしても全部ガーターになってしまい、大人に「可愛いー!」と笑われたのが悔しくて、泣きながら1人で帰ろうとしたことがあります。悔しかったんですもん、仕方ないですよね。
これは幼少期のあるあるですが、これが大人になっても続くとどうでしょう?
大人になると、場面によっては勝ち負けにこだわりすぎると「社交的でない」や「付き合いづらい」とみなされることもあります。さすがに大人は泣いて怒ったりはしませんが、勝ちにこだわりすぎて他人やその試みのプロセスを否定すると、協調性がない人と思われかねません。また、「常に他人と比べて勝たないと気が済まない人だ」と敬遠されたり、「自分が優位に立つために作為的な考えをしているのでは」と疑われることもあります。
一方で、この「勝ちたい」という気持ちが良い方向に作用することもあります。特にスポーツやゲーム、競争の場面では、勝ちにこだわることで結果が良くなることもありますし、リーダー的な存在になることもあります。他の人が諦めてしまう場面でも、粘り強く頑張ることができるのです。
発達障害と勝ちへのこだわり
発達障害の特性を持つ人々は、特有のこだわりや強い興味を持つことが多いです。特にゲームなどで「○○ができると勝ちです」「勝利を目指してください」と言われると、それが一つの目標となり、結果への執着が大きなモチベーションになります。勝利を目指す姿勢が集中力や持続力を高め、結果的にパフォーマンスの向上につながるケースもあります。
ただ、社会では「結果が全てではない」という考え方もあります。特にスポーツや仕事、学習においては、結果だけでなく、その過程を重視する姿勢も求められるのです。
例えば運動会で「優勝を目指して頑張ろう!」というスローガンのもと、クラス一丸となって努力したとします。しかし、優勝できなかった場合、先生が「優勝はできなかったけど、クラスみんなで頑張ったのは素晴らしい」と言うかもしれません。しかし、発達障害の特性がある人は「でも優勝できなかった」「優勝できなかったのに喜ぶのはおかしい」と混乱することがあります。
勝ちへのこだわりを生む特性とは?
では、なぜ発達障害の特性を持つ人が、勝ちにこだわりやすいのでしょうか?
その理由は、ASD(自閉症スペクトラム障害)やADHDなど、発達障害特有の認知の傾向にあります。発達障害のある人は、一つのことに強く集中しやすい特性を持っています。また、イメージ力が低いため、明確なゴールが設定されることで不安や混乱が軽減し、安心感を得ることができる場合もあります。
また、これまでに多くの失敗経験がある人にとっては、社会的な評価を得たいという心理も背景にあることがあります。
勝ちにこだわる強みと弱み
勝ちへのこだわりには、強みと弱みの両面があります。
強み:
「目標への執着心がモチベーションとなり、集中力や持続力が高まることで、結果的にパフォーマンスが向上する」
弱み:
「勝ちにこだわることで、負けたときのストレスやフラストレーションが大きくなり、感情のコントロールが難しくなる。また、協調性がないと見られ、人間関係を築くのが難しくなる」
この特性は必要な場合も多いので、まずは自分のこだわりを理解することが重要です。長期的な視野を持ち、目先の勝ちに固執せず、成長や成功を目指す姿勢を養うことで、負けた経験も成長につなげられます。この特性を大きな強みにすることができるのです。
まとめ
せっかく良い方面で活かせる特性でも度が過ぎると人間関係を壊してしまうきっかけになってしまいます。捉え方を変えつつ、個性を活かしていきましょう!
ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスでは、自分の障害の特性を含むたくさんの視点から自分を分析し、自己理解を進めることができます。なぜ今までうまくいかないことが多かったのか、どんな困りごとが起こるのかを、支援員の視点もお伝えしながら分析していきます。
また困りごとに対する有効な対策を、一緒に考え、実際にやってみながら検証をすることもできます。模擬職場の環境を整えているので、社会で自分の考えた対策が効果的か検証し、うまくいかなければ次の策を…と仕事を始めてから困らないための準備をすすめていくことも可能です。
社会性の障害と言われる発達障害は、他人から見た自分を知ることが1番効果的です。発達障害について知識のある支援員がその一つの視点となり、皆さんの自己理解のお手伝いをしていきます!
いつでも見学、体験をしていただくことできます。ぜひご連絡お待ちしています♪
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