2022年12月13日

あの神様もADHDだった！｜発達障害の活躍事例

皆さん、こんにちは！
ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスです。

私は小学校4年生からバスケットボールを始め、中学高校もバスケットボール部に所属。その後も数十年間ゆる～くバスケを続けています！Bリーグにもどっぷり浸かっており、B1リーグに所属する『横浜ビー・コルセアーズ』を絶賛ブースト中です！
「ザ・ファーストスラムダンク」もいよいよ公開ですね！楽しみです！

ところで、皆さんマイケル・ジョーダンってご存じですか？
アメリカ大統領よりも面会するのが難しい人物と言われた、アメリカバスケットボールNBAの頂点に立った神様と呼ばれる人物です！おそらく歴史上の人物を除いてADHDでは世界で一番有名な人物ではないでしょうか。

ADHDは発達障害のひとつであり、「注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害」とも呼ばれ、不注意や多動性、衝動性といった症状が見られる障害です。発達水準からみて不相応に注意を持続させることが困難、順序立てて行動することが苦手、落ち着きがない、待てない、行動の抑制が困難であるなどといった特徴が持続的に認められ、日常生活に困難が起こっている状態です。

注意欠如の具体的な症状としては注意散漫、ケアレスミス、忘れ物が多い、時間や約束を守れない等があげられ、多動性の具体的な症状としては落ち着かずそわそわしてしまう、優先順位がつけられない、衝動的に不適切な発言や行動をとってしまう等があげられます。

ここで彼の性格について触れてみたいと思います。

彼は

・究極の負けず嫌い
・やられたら必ずやり返す
・絶対手を抜かない

性格だと言われています。
見ての通りとても強気な性格、負けん気の強い性格であることがわかりますね。

では、少し違う角度から彼の性格を見ていきたいと思います。

彼は

・究極の負けず嫌い　→　勝ち負けに対するこだわりが強い
・やられたら必ずやり返す　→　負けを認めない
・絶対手を抜かない　→　完璧主義　過集中

このような特性の持ち主でもあると言えるのではないでしょうか。

「究極の負けず嫌い」については、バスケットだけではなく、とにかくすべてのことを勝ち負けの対象にしていたと言われています。

彼は数多くの名言を残していますので、いくつかご紹介します。

試合に負けたことは一度もない。
ただ、時間が足りなかっただけだ。

負けず嫌いが全面に表れている言葉ですね。言い換えれば「時間さえあれば勝っていた」という考え方・・・
これリフレーミングですね！
※リフレーミング…物事をとらえる視点を変えること、視野を広げること

もし自分の弱みとされる部分に立ち向かわなければならなくなったら、
私はそれを強みに変えるやり方でやってきた。

弱みを受け入れることも強さですね！弱みは工夫（対処）さえできれば強みに変えられるんです！

10本連続でシュートを外しても僕はためらわない。
次の1本が成功すれば、それは100本連続で成功する最初の1本目かもしれないだろう。

これもリフレーミングですね！
”シュートを外した”という一つの事実も、見方が変われば考え方、捉え方も変わります！

以上のように、彼は負けん気の強さと同時にすごくポジティブ思考で前向きな人であることがわかります！
これまでの功績も15年間の選手生活の中で得点王10回、年間最多得点11回、5度のシーズンMVP、6度のファイナルMVP受賞など、神様と呼ばれるのも納得です！

他、ADHDは「政治家」「起業家」「芸術家、建築家」などクリエイティブな仕事で成功されている方がとっても多いです。また、人から好かれて人気者になりやすいのもADHDの人の特徴です。

このように発達障害の特性を持っていても、自分の特性を強みに変え活躍している人もたくさんいらっしゃいます。
自分に強みなんてあるのだろうか…と悩んでいる人も多いかもしれませんが、誰しも強みは持っていますし、弱みだと思っていた部分が大きな強みになることもあります。
自分と向き合い、少し見方を変えるだけで、知らなかった自分が見えることもありますよ！