お金が不安で就労移行支援に通えない?!|不安を解消し、長期就労を目指しませんか?
こんにちは!ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスです!
今回のテーマは
「お金が不安で就労移行支援に通えない?!」です。
障害のある方に、このブログで何か気づきになれば嬉しいです。
当事者の方はもちろん、家族の方も参考にしていただけると幸いです♪
ぜひぜひ最後までご覧ください!
目次
お金がない!
昔、織田裕二さん主演でそんなタイトルのドラマがありましたね…と歳がバレそうな話は置いといて…。
就労移行支援とは、障害がある方が就職して仕事に定着できるように訓練したり、就職のサポートを受けられる施設です。
そんな就労移行支援に通いたい!と探されている方にはいろんなケースがあります。
・今働いているところでうまくいかなくて、仕事を辞めて障害者雇用の仕事に転職したい。
・仕事をしていたが、精神疾患を発症してしまって長年ひきこもっていた。
・親と問題があり、転職までの援助を受けることができない。
・元々金遣いが荒くて、貯金が底をついている。
・貯蓄しているが、将来のことを考えると不安。
などなど
当たり前ですが、お金が必要だから働きたい!という人が多いです。当然ですよね。
しかし就労移行支援に通う上で知っておいていただきたいポイントがあります。それは
「基本的に働きながら通うことはできない」
ということなのです。
就労移行支援に通うための料金
ここで就労移行支援に通うための料金面をおさらいしておきます。
就労移行支援に通うためには元々月20万以上の費用がかかるところを、国や市区町村が負担してくれます。利用料は簡単に言えば前年度の世帯(本人と配偶者のこと)年収によって発生するかどうかが決まります。しかしほとんどの方は前の年から収入がなく、無料で通所しているのです。
前年度の収入がある方でも負担上限額が決まっており、9,300円もしくは37,200円(前年年収約600万以上)となります。
就労移行支援を経ずに就職するリスク
元々、就労移行支援という福祉サービスは
「現時点で働くことができない人が就職定着のために訓練で通う場所」
という大前提があるため
収入があると通うことができないということになっています。(厳密には自治体の判断になります)
なので生活費の不安などから就労移行支援に通わずに就職活動し、うまくいかずに困窮するという負のスパイラルに陥っている方は多くいらっしゃいます。
しかし、一つ言えることは
「就労移行支援を利用した場合のほうが就職後定着率が高い」
ということです。
つまり目先の不安から就労移行支援に通わずに就職することは得策とはいえません。
むしろ何かしらの金銭的な補助や施策を受けて就職後の安定を目指した方が長期的に考えた場合はよいといえます。
また、就労移行支援のような福祉機関で支援を受けていることは障害者雇用の面接では有利に働くことがあり、就職活動の効率もアップさせられます。
いろんな金銭的支援を受けることができる
では稼ぐことができないのに、どうやって生活費を捻出すればいいのか?これが今回のテーマの肝となるところです。
まずは代表的なものが
「生活保護」と「障害年金」です。
生活保護に関しては窓口はお住まいの自治体の市役所です。日常生活で若干の制約はできてしまいますが、一定期間の生活は保証されます。また公共料金が免除されるなどのサポートもあります。実際に生活保護を受けながら就労移行支援に通う方はいらっしゃいます。
中には生活保護を受けることがいけないことのように感じて、拒否感を感じる方も一定数いらっしゃいますが、今後の生活安定のために、厚生労働省から用意されている支援の制度を使うことは何ら悪いことではありません。
むしろ使われるべき制度が使われていない現状があり、生活保護を受給すべき人の2〜3割にしか制度が行き届いていないというのが現状なのです。
みなさん、生活保護を積極的に検討しましょう。
また障害年金も障害を持っている人が受けられる権利の一つなので、受給申請をお勧めします。
しかしこちらに関しては医師の診断書が必要だったり、申請が通るまで時間がかかるなど通所前に受給まで漕ぎ着けるのが大変ですし、もし診断されたばかりだと申請できるようになるまで時間がかかります。
こちらは通所しはじめてからでも構いませんので将来的なことを考えて申請しましょう。
また通所の交通費を心配される方もいらっしゃいます。たいていの事業所で交通費の支給があったりします。ぜひご利用ください(※事業所によります)
ちなみにディーキャリアITエキスパート海老名オフィスは交通費を支給しております!
また障害者手帳をお持ちの方は、思わぬところで割引を受けられたりすることもあります。ですので障害者割引という点にアンテナを張って生活するようにしましょう。
金銭の管理が苦手な方には、ディーキャリアでおこなっている金銭管理シートなどで自分の支出のバランスを考えられるようになるのも手立ての一つです。特に発達障害のある方で、このやり方でやりくりできるようになったと言われる方が多いです。
長期的に生活を安定させる道を
金銭面で目の前の不安を感じる方は少なくないですが、長期的な視点を持って考えてみると、一度就労移行支援に通所をすることで「働き続けることのできるスキル」を習得することを優先させるのもよいかもしれません。
一番大事なのはこれからの人生の中で障害を抱えながらやりくりできるよう自立することです。
ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスでは、自分の障害の特性を含むたくさんの視点から自分を分析し、自己理解を進めることができます。なぜ今までうまくいかないことが多かったのか、どんな困りごとが起こるのかを、支援員の視点もお伝えしながら分析していきます。また困り事に対する有効な対策を、一緒に考え、実際にやってみながら検証をすることもできます。模擬職場の環境を整えているので、社会で自分の考えた対策が効果的か検証し、うまくいかなければ次の策を…と仕事を始めてから困らないための準備をすすめていくことも可能です。
社会性の障害と言われる発達障害は、他人から見た自分を知ることが1番効果的です。発達障害について知識のある支援員がその一つの視点となり、皆さんの自己理解のお手伝いをしていきます!
「就労移行支援に通いたいけど、金銭面で生活が不安…」
そんな悩みを抱えたままにしていませんか?
私たちはそこから支援していきます。
役所の窓口にも同行したりしています。
いつでも見学、体験をしていただくことができます。ぜひご連絡お待ちしています♪
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執筆者:藤原(就労支援員)
監修者:佐藤秀祐(サービス管理責任者/社会福祉士・介護福祉士)
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