「つい食べ過ぎてしまう…」のは実は発達障害と関係があるかも!?|大人の発達障害
こんにちは!ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスです!
今回は『発達障害と「食べすぎ」』についてのお話しをしたいと思います。
発達障害のある方に、このブログで何か気づきになれば嬉しいです。
当事者の方はもちろん、自分はADHD、ASD、SLDなのでは?と思っている方、家族が発達障害なのでは?と思う人がいた場合、参考にしていただけると幸いです♪
ぜひぜひ最後までご覧ください!
誰しもそんな気持ちになることがありますよね?
お腹が空いている時にカレー屋さんの前を通ったら、そりゃカレーが食べたくなりますよね?
コンビニのホットスナックとか、お祭りの屋台とか、なんであんなに美味しそうに見えてしまうんでしょう!?
こんな話をしたら、お腹いっぱいでなければ「食べたいなぁ」と思う人がいてもおかしくありません。
食は人間の大きな欲求の一つなので仕方ありませんね。
食べたいと思うものを食べるのは決して悪いことではないです。でも「食べすぎ」はよくないですね。
私もついつい食べすぎちゃうので困っています。食べ過ぎがもたらす健康上のリスクは大きいです。
肥満や生活習慣病など病気のリスクもありますし、食べ過ぎによる身体的な不快感や精神的なストレスもあります。
今回のテーマは
「わかっていても食べすぎが止められない!」
「食べすぎてるつもりがないのに食べすぎと言われる」
「食べたいわけではないのに、食べすぎてしまう」
発達障害のある人で、こんな思いをしている人がテーマです。
発達障害の診断を受けた人の中には、その特性上「食べ過ぎてしまう」人がいます。もちろん特性にはそれぞれ個性があるので一概には言えませんが、いろんな理由から食べ過ぎしてしまう可能性が高いといえます。
例えばASD(自閉症スペクトラム障害)の傾向が強い人は、食事のルーチンにこだわる傾向があり、偏食にもなりやすく、「必ずお茶碗2杯は米を食べる」などの習慣が食べ過ぎの原因となる場合があります。当然栄養が偏りますね。
また空腹感や満腹感の鈍麻もあり、腹八分目がわからないこともあります。そんな人はバイキングとかでは「もうやめとこう」とあまり思えずに食べ過ぎてしまったりすることも…。
食べ物の食感に対する過敏や鈍麻から、食感や味が癖になってしまい食べ過ぎになることもあり得ます。
「クセになる味」とはよく言いますが、それが原因で一つの栄養素が過多になると問題ですね。依存性のあるものだと依存症にもなり得ます。
また、よく聞くのは「食べる時間が勿体無いから」早食いしてしまうというパターンです。
食への興味が薄い場合、美味しいか不味いかというよりは燃料補給のためという感じなので、出された量全て早食いで食べるような感じになるのも考えられます。
衝動が強いADHDの傾向だと、「食べたい!」と思ったらもう手に取っているくらいの衝動に駆られてしまうことはあり得ます。
また食べ物に興味を持つことが、気が散ってしまうことや不安を和らげるための対処となってしまっていることも考えられます。(食べている時は不注意や不安を忘れられる など)
また、計画的に食べるというのが苦手になる場合があります。
そして、これは発達障害だけではないですが、ストレスが溜まっている時に過食に走ってしまう方は一定数いらっしゃいます。
「なぜ仕事終わって帰宅途中についついスイーツ買っちゃうんだろう?」
「なんで無性に油っぽいものが食べたいんだろう?」
なんて心当たりありませんか?ない人はいないでしょう?
ストレス解消を食に求めることができるのは、食糧不足を解消し栄養過多な発展国の現代人にしかできないことですが、発展国の現代人こそそういった深刻なストレスを抱えがちであるというのはなんとも皮肉な話ですね。
というのはさておき…
発達障害の方はあらゆる特性上、非常にストレスを感じやすい方も多くいらっしゃいます。
結果的に適切な問題の解決ができなかったり、ストレスの発散ができず、「食べ過ぎ」で対策してしまうこともよくある話です。
*感覚鈍麻により満腹感がわからない
*食感に対する感覚過敏・鈍麻によって起こる偏食
*食に対しての興味が湧きづらく、早食いになってしまう
*衝動的に食べてしまう
*不安に対する対処やストレス解消が食に偏ってしまう
以上の理由から発達障害のある方が「食べ過ぎ」に問題を抱えてしまうことは起こり得ます。
また特性によっては反対に「食べなさ過ぎ」も起こり得るのです。
もちろん困っていなければいいのですが、食の問題はゆくゆく健康問題にもつながります。
もし周囲から指摘されたり、体重が気になってきたなどがあれば、医師に相談して一度自身の特性と合わせて見直してみてはいかがでしょうか?
それと、食べ過ぎを気にするあまり過度なダイエットにハマってしまって摂食障害になってしまう発達障害の方も少なくないのでこちらも気をつけてくださいね!!
ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスでは、自分の障害の特性を含むたくさんの視点から自分を分析し、自己理解を進めることができます。なぜ今までうまくいかないことが多かったのか、どんな困りごとが起こるのかを、支援員の視点もお伝えしながら分析していきます。また困り事に対する有効な対策を、一緒に考え、実際にやってみながら検証をすることもできます。模擬職場の環境を整えているので、社会で自分の考えた対策が効果的か検証し、うまくいかなければ次の策を…と仕事を始めてから困らないための準備をすすめていくことも可能です。
社会性の障害と言われる発達障害は、他人から見た自分を知ることが1番効果的です。発達障害について知識のある支援員がその一つの視点となり、皆さんの自己理解のお手伝いをしていきます!
「過食で困っている。改善したい」「衝動が抑えられない」などで困っている皆さん、ぜひ一度相談に来ませんか?
いつでも見学、体験をしていただくことができます。ぜひご連絡お待ちしています♪
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