自分に自信がない人必見!!今日からできる!自分に自信を持つ方法|大人の発達障害
こんにちは!ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスです!
突然ですが、皆さん自分に自信がありますか??
なかなか「自信があります!」と即答できる人は少ないのではないでしょうか?むしろ「自信ないです、自己肯定感低いです」という人の方が多いかもしれません。
障害が原因で失敗したり、人と比べてできないことが多いなど、障害を持っている方はネガティブな経験をしていることが多い傾向にあります。
この事業所にいらっしゃる利用者の皆さんも、最初は「自分に自信が持てません」「自己肯定感が低いんです」とおっしゃる利用者がほとんどです。
失敗経験が多いとそれだけ自己肯定感が低下する傾向はあります。成功した経験が失敗経験に隠れてしまったり、また同じ失敗をするのではないかと不安が強くなったり、失敗が原因になり周囲とのコミュニケーションがうまくいかないことが多かったりと、失敗経験が他のことに影響を与えることも多いのです。
ただ、今までたくさんの利用者と関わり、就職して頑張っている姿を見てきましたが、多くの利用者が「自信がついた!」「強みが分かった!」「障害は悪いことばかりではないかもしれない!」と少しずつ自信をつけて就職されていきました。
今回は、自事業所の利用者の皆さんの事例とともに、自信をつける方法を紹介していこうと思います。
自信をつける方法とは!?
自己肯定感が低い人の中に、「目標を高く設定しすぎている」人が多く見受けられます。周囲の人と自分を比べたり、SNSなどのレベルの高い投稿を見て憧れたりして、「自分もこうしたい」「こうならなければいけない」と目標をどんどんと高くしていませんか?
実は私もその一人でした…!毎日SNSを見ては、「こんな暮らしがしたい」「こんな知識が必要」などと、自分の現状や力量を考えずに目標を立て、うまくいかない自分にやきもきし、「やっぱり私はダメだ…」と自己肯定感が下がる…うまくいく方法をまた検索して、うまくいかなくて…そんな悪循環から抜け出せませんでした。
目標が高すぎると、達成できないことが続いたり、またうまくいかないのではないかという不安から、自信をどんどん失っていってしまうんです。
ある利用者さんで自信が持てず、そんな不安から体調不良を起こし、なかなか通所が安定しない方がいらっしゃいました。
訓練でうまく発言ができなかった、相談ができなかった、質問されたことにうまく答えられなかった…などと訓練でうまくいかなかったことが続き、自信がなかなかつかず、精神面の不安定さから体調を崩してしまっていました。
支援員と相談しながら、最初は“通所できない日は電話で連絡をする”、次は“体調不良が収まってきてから短時間でも通所をする”、それができたら“終日通所できる日を2週間に1日ずつ増やしていく”…とかなりかみ砕いたスモールステップで目標を設定し、通所できる時間を増やしていきました。
また、コミュニケーションについての悩みについても、1週間に1度定期的に面談をおこない、雑談でコミュニケーションを取る練習をしたり、相談事があればまずは支援員から聞きだす、そこで話せるようになってからは自分から相談をしてみる、など相談の練習をおこなっていきました。面談内でできるようになったり、必要な対処に気づいたりしてから、面談以外の場面で雑談や相談をしてみることで、少しずつできるようになっていきました。
小さいステップを一段一段上り、成功体験を積んだことで、少しずつ自信がついたようで、今では週5日終日通所ができ、相談事や他者とのコミュニケーションも以前に比べ飛躍的にできるようになりました。ご自身でもスモールステップでの目標設定や定期的な面談が、自信につながったとおっしゃっていました。
他者と比べてしまうと、「自分が劣っているのではないか」と考えてしまいがちです。しかし、高いステップに登れないで現状のまま進めないより、少しずつでも進んでいけたほうが自身の成長となり、それが自信につながることもあります。人それぞれ目標のハードルは違います。他者に惑わされず、自分が達成できる目標を立てていきましょう!
人の多くは「失敗した」「うまくいかなかった」「いやだった」「悲しかった」などの“ネガティブなできごと”に目を向けがちで、印象に残りやすいです。
うまくいかなかったことや失敗した印象が残りやすいということは、自ずと失敗経験を積みやすいのです。
「今日は1日嫌なこと続きだったな」「また失敗してしまった」と1日を振り返る人は多いのではないでしょうか?実は毎日小さい良いことはたくさん起こっているのですが、それは意識しないとなかなか気づかなかったりするものです。
ある利用者は、とても完璧主義で何でも完璧にしないと気が済まない!という特性を持っていました。完璧主義がゆえに、ネガティブなできごとに特に目が行ってしまい、「今日も何もできなかった」「うまくいかないことばかり」と自信を持てない状態が続いていました。「こんないいこともあったんじゃない?」と他者から言われても、なかなか受け入れられない様子でした。
そのため、「今日良かったできごとを1日3つ見つけて支援員へ報告して!」と課題を出し、実践していただきました。最初はなかなか見つけるのに苦労していたようですが、良いできごとに意識をして目を向けるようにするうちに、3つ見つけて報告をできるようになり、最終的にはネガティブなできごとに出会っても「でも自分はここまでできたし頑張ったな」「あれは失敗したけどこっちはうまくいった」と柔軟に考えたり、小さな幸せや良いことを見つけて支援員に教えてくれることも増えていきました。それが自信につながり、面接も今の仕事で大変なことも乗り越えることができています。
良かったこと、うまくいったことは意識しないとなかなか目に入りません。しかし、目に入らないだけで、できていること、良かったことはたくさんあるものです。
どんなに小さいことでもいいです。意識をすることをクセづけるためにまずは「1日3つ」いいできごとを探してみてはいかがでしょうか?
就職面接で必ずと言っていいほど聞かれるのが「あなたの強み(長所)は何ですか?」という質問です。それは、企業側が相手の人柄を知る、得意なことを知る、自分の会社でどんな場面で活躍できそうかを知るなどの意図があります。
「強みを伝えること」は自分をアピールするチャンス!なのですが、「自分に強みなんてあるのだろうか…」「人と比べて秀でているものなんてない…」と思っている方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?
アピールできるものがないというのは、自信が持てていない証拠になります。ぜひ自信をもって「これが私の強み!」と言えるものが見つかるといいですよね。
当事業所に通われている利用者の多くが、「強みと言われても分かりません…」「これはできるとは思いますが、強みと言えるほどでは…」「弱みはたくさん見つかるんですが…」などとおっしゃいます。支援員である私自身も最初はそうでした。
強みが分かっていないと、自信が持てないだけではなく、就活の書類作成や面接に対応できません。
そのため事業所では、「強みを知る」ための訓練をあらゆる視点からおこなっています。その一環としてやっていただいているのが、“自分のできること・良いところを周囲に聞いて回り、箇条書きにしてみる!”ことです。②でも書きましたが、人はネガティブなことにどうしても目が向きがちです。また他者と比較して、「得意とまでは言えない」とレッテルを貼ってしまっている場合もあります。他者に聞いて回ることで、自分では気づかなかった、または否定してしまっていた強みを見つけ出すことができ、さらにそれを可視化することで客観的に自分のことを見ることができるので整理しやすくもなります。
自分一人で考えるのではなく誰かに協力を仰ぐこと、可視化して客観的に自分のことを整理することで、自分の強みが見つかり、自信につながりますよ。
強み=他者より優れているものとは限りません!自分が自信をもってできることを見つけましょう♪
ディーキャリアでできること!
ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスでは、自己理解の訓練をあらゆる視点から進められるようなプログラムをおこなっています。
自分の強み、強みをどう活かしていけるか、自分の弱み、弱みにどう対策していくか、どんな仕事であれば自分の強みを活かして働けるのかなど、自己理解を深めていくことで自信をつけ就職に向かうことができます。
また、障害や就活に対する知識のある支援員がいる中で、他者視点の意見を聞きながら自己理解を進めていくことが可能です。
さらに、自己理解を進めながら、模擬職場の環境で自分ができる工夫や対処を実際に検証していくこともできます!
ITエキスパートの特色としては、PCを使った訓練をメインで行うためPCスキルを上げていくこともできます。またプログラミングのスキルも学習を進めていくことも可能です。
自信が持てない
自分の強みがわからない
失敗やうまくいかなかったことばかりに目が行ってしまう
などの悩みをお持ちの方、ぜひ一度ご相談にいらっしゃいませんか?
いつでも事業所の見学・体験をすることも可能です!
ご連絡お待ちしております♪
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執筆者:篭谷(生活支援員)
監修者:佐藤秀祐(サービス管理責任者/社会福祉士・介護福祉士)
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