先延ばしで大変なことに…!発達障害と先延ばし癖の関係性は?!|大人の発達障害
こんにちは!ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスです!
今回は「先延ばし癖」についてのお話しをしたいと思います。
発達障害のある方に、このブログで何気づきになれば嬉しいです。
当事者の方はもちろん、自分はADHD、ASD、SLDなのでは?と思っている方、家族が発達障害なのでは?と思う人がいた場合、参考にしていただけると幸いです♪
ぜひぜひ最後までご覧ください!
こう質問されると「そうだ」と答える人は多いのではないでしょうか?
かくいう私もそうですし、身の回りで「うわ〜、やろうと思ってたのに期限過ぎちゃった」「後回しにしなきゃよかった」なんて声を聞いたことがない人はいないでしょう。
そう、世の中の大人のほとんどが先延ばししがちであり、その理由のほとんどが「めんどくさい」「なんとなくやりたくない」なのです。
今回のテーマは「発達障害と先延ばし癖」です。では世の中のほとんどの人が発達障害なのかというとそうではありません。
障害といえるポイントはその先延ばし癖によって
「日常生活で致命的な困りごとが起きていないか」
「仕事生活で信頼を失い続けるような困りごとが起きていないか」
です。
どうですか?これほどのことが先延ばし癖で起きているかと言われると、随分と該当する人は減るのではないでしょうか。
さらに困りごとというのは
日常生活でいうと
「捨てられるゴミを捨てなさ過ぎて、家中が悪臭を放っている」
「洗濯をせずに何回も服を着て、匂いがキツくなる」
「市役所に提出する書類などが提出できる状態なのに、市役所に持っていかない」
など「やろうと思えばすぐにできることも、先延ばしにする」ことが特徴ということもあります。
こういったことの原因はどのようなものでしょうか?
発達障害のある方で「忘れ物が多い」「やることを忘れてしまうことが多い」方は多いのではないでしょうか?マルチタスクの苦手さがあると「何かのついでに〇〇をやる」とか「これが済んだら〇〇をやる」などが抜けがちです。
つまり先延ばしにしてしまうと「忘れてしまう」ことが原因で、困りごとが起きやすくなります。また、忘れてしまったことによって気持ちが落ち込んでしまって他のことにも影響が出てしまうこともありがちです。
これは「やるかやらないか」の選択のときに衝動的に「やらない」ことを安易に選びがちで、「やらない」ことがご褒美になってしまうパターンです。「やらなかった」ことがご褒美になってしまうと、そちらを選ぶ傾向になってしまいます。衝動性やワーキングメモリの低さ、またやらなかったことで想定される事態へのイメージ力の低さにより起こり得ます。また、ギリギリまでやらずに滑り込みセーフを狙おうとして、できてしまった場合「ギリギリだったけど問題ない」と成功体験になってしまい、ギリギリまでやらない習慣が形成されやすくなります。ギリギリだと当然イレギュラーが起きたときに締め切りを過ぎてしまうので失敗体験につながってしまいます。
皆さんも「苦手なこと・不得意なこと・時間がかかること」は先延ばし・後回しにしがちではないですか?人はネガティブなイメージがついていることはなんとなく避けがちなものです。
発達障害のある方は定型発達の人からすると「当たり前」と思っているところに苦手さがあったりします。例えば「文章を書く」「申込書を記入する」「地図を見る」「自転車に乗る」「SNSを使う」など一般的にはできるだろうと思われていることです。こういったことが先に待ち構えていると、定型発達の人が「そんなことが面倒くさいの?」と思うようなことを先延ばしにしがちになってしまいます。そういったことの積み重ねが思いがけないミスや社会との大きなズレ感を生んでしまうのです。
この場合は何が面倒くさくて先延ばしにしたのかを考えると、自身の特性に気づきやすくなります。
いかがでしょうか?
ひとえに「先延ばしにしてしまう」癖一つとっても細分化するといろんな原因が分かってきます。悩みは人によって違います。
発達障害はきれいに区別できるものではなく、人それぞれによって個性も発現の仕方も違います。
自分がどのようなパターンで先延ばししてしまうかによって対策も変わってきます。
他人からの客観的な意見も交えて、具体的な対策を講じることで頻度を減らすことも可能です。
ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスでは、自分の障害の特性を含むたくさんの視点から自分を分析し、自己理解を進めることができます。なぜ今までうまくいかないことが多かったのか、どんな困りごとが起こるのかを、支援員の視点もお伝えしながら分析していきます。また困りごとに対する有効な対策を一緒に考え、実際にやってみながら検証をすることもできます。模擬職場の環境を整えているので、社会で自分の考えた対策が効果的か検証し、うまくいかなければ次の策を…と仕事を始めてから困らないための準備をすすめていくことも可能です。
社会性の障害と言われる発達障害は、他人から見た自分を知ることが1番効果的です。発達障害について知識のある支援員がその一つの視点となり、皆さんの自己理解のお手伝いをしていきます!
先延ばしにしてしまうことで問題に発展してしまう
先延ばしにしたことで大事な機会を逃してしまう
「怠けものだ」と言われてしまう
などで困っている皆さん、ぜひ一度相談に来ませんか?
いつでも見学、体験をしていただくことができます。ぜひご連絡お待ちしています♪
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