相談できないそこのあなた!その悩み解決できるかも!?|大人の発達障害
こんにちは!ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスです!
“相談”
みなさんできていますか??
いろいろな原因があるとは思いますが、「なかなか相談ができない…」と思っている方は多いのではないでしょうか?
相談ができないと、
自分だけで悩んで落ち込んでしまったり、問題が大きくなってしまったり、仕事が進まなかったり、
と他のいろいろな問題に派生してしまうこともしばしば…。
周囲の人に必要な相談をして、円滑に仕事が進められたらいいですよね!
なかなか相談ができずに悩んでいる方にとって何か参考になれば幸いです!
ぜひ最後までご覧ください♪
そもそもなぜ相談をしないといけないの?
みなさん「相談」しないといけない理由を知っていますか?
仕事では基本のビジネスマナーとして“報・連・相”が大事!とよく言われますよね。相談することは大事らしいということはわかっても、相談が必要な理由って説明できますか??
以前の私はできなかったと思います。正直言うと、自分で解決できるならそれの方が良いと思っていました。
でもそうではないんですよね。相談は自分にとっても、周囲の人にとっても必要なことなんです。
まず自分視点でみると
・悩みを一人で抱えてしまい、解決できないまま調子を崩してしまう
・自分一人で判断した結果、間違った方向に進んでしまう
などの困りごとが起こる可能性があります。
また相手視点で見ると
・作業が進まないと全体の作業が遅れてしまう
・調子を崩されて休まれるとフォローが負担になる
・想定していた方向性とずれた動きをされると困る
などの困りごとが起こる可能性がありますね。
これは一部の例ですが、相談も一つのコミュニケーションです。自分が今どんな状況でどんなことに困っているのか、自分は今どのように状況判断をしてどのように動こうとしているのか、自分から発信しなければなかなか相手には伝わりません。
察してくれることもあるかもしれませんが、いつもそうなるとは限りませんし、時には誤解を生むこともあります。誤解は円滑なコミュニケーションの障壁になりますよね。
自分にとっても、相手にとっても“相談できない”ことは困りごとになるので、大事なんです!!
なぜ相談できない?その理由を徹底解明!!
皆さんそれぞれ“相談できない理由”があると思います。なぜかわからないけどできないんです…ということもあるかもしれませんが…!
事業所に通っている利用者から聞いた「相談できない理由」を紹介したいと思います。
①相談のタイミングを逃してしまう
「上司や先輩は忙しそうだな」「相談しようと思ったけど外出していて不在…」など相談しようと思ったときに対象の相手に声をかけづらいと感じたり、「相談しようと思ってはいたが、もう少し自分で考えてからのほうが良いかも…?」と自分で考えているうちに時間が経ってしまったりしていませんか?
相談のタイミングって難しいですよね…💦
いつ相談しようと考えているうちにタイミングを逃したっていう経験がある人もいるかもしれません。
②どう相談すればよいかわからない
相談したいことはあるが、誰に・どのタイミングで・どのように(声かける?メール?)・どういう文言で伝えるか…つまりどう相談すればよいか悩んでしまうというのも理由の一つになりますよね。
ビジネス書には「相談するときは自分の意見を述べたうえで伺いを立てましょう」と書いてあることが多いです。だからこそ“自分の意見”を明確にしてから相談しなくてはいけない、どう伝えようと悩んでしまう人もいますよね。
③相談相手のことを気にしすぎてしまう
「上司に相談したいけど忙しそうだから時間を取らせるのも申し訳ないな」「皆それぞれ仕事が忙しいのに、自分の作業を手伝ってほしいなんて言っていいのだろうか」と相手のことを気にしすぎてしまい相談ができない人も多いのでは?
また、「悩みはあるが、こんなこと相談していいのだろうか」「こんなこと相談したら仕事ができないやつだと思われてしまう」など、相談することによる相手からの評価を気にしてしまう人いませんか?
これも、利用者の方から良く聞く理由の一つです。
④相談する必要がないと思ってしまう
「自分で調べたり、考えたりすればできるから相談する必要はないだろう」「自分で判断すればよい」などそもそも相談する必要性がないと思っている人も中にいるのではないでしょうか?
発達障害の特性上相手の立場や視点が分からなかったり、自分のこだわりやルールが強すぎたりする場合にはこのようなことが起こりやすいです。
ここまで利用者の皆さんからよく聞く相談できない原因を紹介しました。
「自分も同じ理由!」「言われてみると自分もこの理由かも!?」など気づきがあった方もいるかもしれません。
自分が相談できない原因を突き止めると、それに合わせた対策も取りやすくなります。
まずは「何が原因か」を考えてみてください!
どうしたら相談ができるようになる?!
原因がわかるとおのずとどういう解決策を取ると良いかわかってきます!
すべての人にこの策が有効とは限りませんが、ぜひ試してみてくださいね!
① 相談するタイミングをあらかじめ決めておく!
相談するタイミングを逃してしまう…という人はぜひ試してほしい解決策です。困りごとが起こっていないときにあらかじめ相談するタイミングを決めておいてみてください。
・上司がいなかったとしてもわからないことがあればその日のうちにメールなどを通じて相談しておこう
それぞれ仕事を抱えているので忙しくない人はいません。もちろん時間を取らせてしまうかもしれませんが、相談したいのにできない時間が続いて作業が滞れば自分だけではなく周囲も困ります。事前に決めておけば、「タイミングになったら上司や先輩が忙しそうでも何とかして相談しよう!」と決心がつきやすいです。
② 相談するツールを決めておく!
どう相談したらよいのかわからない…という人は、いざ相談しよう!と思ったときに「ああでもない、こうでもない」と文言を考えたり、「直接がいいのか、メールなどの文面がいいのか」と方法を考えたりしている人が多いです。
確かにその場の状況や相手によって臨機応変に対応を変えられたら理想ですが、それができないのであればいっそのこと前もって全て決めてしまいましょう!!
・相談するときの文言のテンプレを作っておき、自分の相談したいことを当てはめる
・相談する時用にメールの文面を下書きに残しておく
ツールが決まっているので、あとはタイミングを見計らってGOするだけ!相談したいときにすぐに行動しやすくなりますね!
③ 枕詞を活用する!
1のところでも書きましたが、それぞれ仕事を抱えているのですから暇な人なんて基本的にはいません。確かに相手の様子を伺ってタイミングよく声をかけることが理想ですが、正直相手が今すごく忙しいか、そうでないか、完全に把握することは難しいですよね。
つまり「相手のことを考えすぎて相談ができない…」というのは、取り越し苦労な可能性も否めないのです。相談に乗ってほしい、助けてほしいをこちらが伝えたとしても、それをするかどうかは相手次第です。気を使いすぎてできないのであれば、「気にせず相談しましょう」が最も早い解決策なのです。
ただ…わかります。それができたら苦労しないんですよね。わかります。
そんな人は、ぜひ“枕詞”を活用してみてください。
・お手数おかけしますが~
・ご都合がよろしければ~
・ご迷惑でなければ~
枕詞を上手に使うことができれば、相手の事情を考慮したうえでこちらの要求を伝えることができます。相手も悪い印象を持ちづらくなるでしょう。
枕詞をうまく利用しつつ相談をしてみてください。
④ こまめに報告をする
相談する必要を感じない人も①の解決策を取って定期的に相談をしてみてほしいです。ただ、特性上「相談しなくてもよい」と判断してしまう場合は、それ自体を変えることはなかなか難しいですよね。しかし、進捗の報告はどちらにせよおこなう必要があります。
勝手に自己完結してしまい上司や先輩に相談せずに進めてしまう方は、こまめに報告をしてみてください。報告を受けた上司は方向性がずれてしまっていたり、進捗が芳しくなかったりする場合は、おそらく指摘されます。指摘されたところについて修正等の相談してみると良いのでは?相手から指摘されているため、相談のタイミングとしては少し遅いのですが、発達障害の特性が関係している場合などは、最初はこの手法を使い「相談が必要なタイミングを覚える」ことが必要かもしれません。
今回は4つ解決策を紹介しました。また解決策はほかにもたくさんあります。
相談が苦手と自覚しているのであれば、対策を取ることでできるようになるはずです!ぜひいろいろとトライしてみてくださいね!!
ディーキャリアでできること
ディーキャリアITエキスパート海老名オフィスに相談に来られる方で、「相談するのが苦手です…」とおっしゃる方はかなり多いです。相談できずに自分で仕事や悩みを抱え込んでしまいうまくいかなかった…と。
訓練を通して自己理解を進める中で、相談できない原因を分析して、一緒に問題を解決していくことができます。さらに、いずれは自分で問題を解決するためのスキルもお伝えしています。
また、実際の職場のような環境(模擬職場)で上司役のスタッフ相手に、業務を進めながら報連相をおこない、考えた対策を実践し検証することも可能です。
最初は全然相談がうまくできなかった利用者も対策を講じることで相談ができるようになった!という方も多くいます!
「うまくいかない…」「相談できなくて苦しい…」気持ちから解放されましょう✨
最後までご覧いただきありがとうございました😊
興味のある方は、ぜひ一度ご相談に来ませんか?
見学・体験等も無料でおこなっていますので、ぜひご連絡お待ちしています♪
↓人気のオフィスブログはこちら!
① 発達障害の人は我慢ができない?そう見られてしまう理由と対処法!|大人の発達障害
② 「詰めが甘い!」と言われてしまうADHDのあなたへ|大人の発達障害
③ 二次障害にならないためにはどうしたらいい?対処法を教えて!|大人の発達障害(ASD・ADHD)
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹
神奈川県指定 就労移行支援事業所
ディーキャリア ITエキスパート海老名オフィス
IT・Webスキル(プログラミングスキル)の習得を目指せる就労移行支援事業所です。
所在地:〒243-0432 神奈川県海老名市中央2丁目9−1 スタービレ海老名 201
電話:046-204-8920
E-MAIL: it-ebina@dd-career.com
Twitter:@it_ebina
執筆者:篭谷(生活支援員)
監修者:佐藤秀祐(サービス管理責任者/社会福祉士・介護福祉士)
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹
ITエキスパート海老名オフィスのブログ一覧
オフィス情報
ITエキスパート海老名オフィス
- アクセス
- JR線「海老名駅」西口より徒歩8分
- 電話番号
- 046-204-8920