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「うつ病や適応障害からの復職や再就職に不安がある方へ」
みなさん、こんにちは。ディーキャリア高槻オフィスです。
このブログ記事では、
就労中にうつ病や適応障害などの診断を受け休職中だが、
今後職場に復帰・復職することになっており不安があるという方や
休職後に退職し、再就職が不安だという方に向けて、
少しでも不安が解消できるように実際の事例を交えながら、
復職や再就職までの流れやサポートをしてくれる機関などを
ご紹介いたします。
■復職までの流れ
休職から復職までは、期間などの違いはありますが、おおまかな流れは一緒です。
まずは不安な気持ちを和らげるためにも流れをご紹介します。
① うつ病や適応障害などを発症・診断
仕事での人間関係でのストレスや
業務過多による過労など原因はさまざまですが、
就労が難しい状態になり、通院にて診断を受けます。
② 休職 通院・療養
医師の診断書などを提出し、会社と相談した上で休職となります。
休職期間は企業によって違いがありますが、
3ヶ月から最大でも3年が休職期間としては一般的になります。
③ 復職に向けた職場との面談や連絡、医師への相談
休職期間が満了するタイミングもしくは体調が回復したタイミングで
職場や主治医と相談し、復職の時期を決めていきます。
またこの時に復職した際に必要な業務内容や就労場所の変更などを調整します。
病状が悪化しないためにも、この調整がとても大切になります。
④ 復職・再就職
復職にあたって、まずは医師から復職診断書をもらい、
職場の人事担当者もしくは上司に提出をしましょう。
自己判断では無理をしてしまうこともあるので、医師の診断の元に復職しましょう。
再就職の場合は、就職活動を開始します。その際に怖さや不安がある方は、
うつ病や適応障害の診断を受けている方の就職支援の実績がある支援機関のサポートを
検討してみるのが良いと思います。
また相談するだけでも不安感は少し和らぎ、安心感にもつながります。
■うつ病や適応障害からの復職・再就職で大事なこと
うつ病や適応障害で意識したいのは“焦らない”ことです。
復職や再就職後に仕事に戻った際は久しぶりの仕事でミスや失敗が起こりやすくなるためです。
実際にうつ病などの精神疾患の症状として、集中力や判断力の低下などが挙げられます。
そうした中で復職後に起きるミスはより不安や悩みを抱えてしまう要因になります。
「失敗した」「早く収入を得なければ」「他の人に迷惑がかかる」
「他の人に悪く思われてないだろうか」などさまざまなマイナスの考えが浮かんでくるかもしれません。
焦らずに少しずつゆっくりと仕事の感覚を取り戻していくことが大切です。
■復職や再就職をサポートしてくれる機関
リワークとは、”return to work”の略語です。
気分障害などの精神疾患を原因として休職している方に対して、
職場復帰に向けたリハビリテーション(リワーク)を
実施する機関で行われているプログラムのことです。
復職支援プログラムや職場復帰支援プログラムともいいます。
そうしたリワーク支援をおこなっている機関は多数あります。それぞれ以下のような特徴があります。
① 医療機関でのリワークプログラム
診療報酬上の枠組みのデイケアやショートケアにて復職支援に特化したプログラムをおこないます。
主に医療従事者(医師、看護師、精神保健福祉士、作業療法士など)が医療的なリハビリテーションを
実施します。通院先にリワークプログラムがある場合は治療と合わせてプログラムも受けられるため
効率的でもあります。
② 地域障害者職業センターでのリワークプログラム
各県に1ヵ所以上、地域障害者職業センターが設置されています。
職場復帰支援という名称で12~16週の職業リハビリテーションが受けられます。
病状を回復させる治療ではない点が医療機関との違いであり、プログラム内容も異なっています。
費用は無料です。
③ 企業でのリワークプログラム
勤務先にもよりますが、実際に職場でおこなうリワークプログラムもあります。
内容は企業によって異なりますが、再度休職をしないかを見極めるために実施されることが多いです。
④ 就労移行支援でのリワークプログラム
就労移行支援事業所は、障害や疾患がある方の就労をサポートする機関です。
事業所によっては、うつ病からの復職を支援しているところもあります。
就労移行支援事業所のリワークプログラムの良い点は、
障害や疾患がある方の就労をサポートするための知識と経験が豊富である点です。
費用は前年度の課税対象となっている収入によって決まりますが、
ディーキャリア高槻オフィスでは9割の方が無料で利用しています。
すべての事業所でリワーク支援をしているわけではないので事前確認も大事です。
相談や資料請求は無料であるため、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
■リワークプログラムの内容
① 個人作業課題
個人作業課題では、復職後に携わる仕事を想定した作業をおこないます。
例えば、書類を扱う作業や、パソコンを使用した入力作業などです。
実際の職場に近い環境でプログラムを実施することで、集中力や注意力、
作業能力を回復させ、身体を慣れさせる目的があります。
② ストレス対処
ストレス対処のプログラムでは、自身がどのような状況のときにストレスを
感じやすいのか分析します。そのうえで、考え方のクセや陥りがちな思考パターンを把握し、
ストレス対処法を学びます。
③ キャリアプランニング
これまでの職歴などを振り返り、自身にどのような能力があるのか、
どんな仕事に興味があり、どんな仕事が向いているのかを再発見するプログラムです。
また、振り返りをした後には、今後の仕事においての方向性についても考えていき、
将来設計をしていきます。
④ グループワーク
他の参加者(利用者)と接点を持ち、他者の考えやアイデアを知ることが目的のプログラムです。
具体的には、復職への不安や症状、障害に関する悩みなど、テーマに沿って複数人で話し合いを
したりします。他にグループトークやグループミーテイングと呼ばれることもあります。
⑤ ソーシャル・スキル・トレーニング(SST)
ソーシャル・スキルとは、人と関わる際に大切なスキル(能力)のことを差します。
うつ病の有無にかぎらず、社会人にとっては欠かせない要素と言えるでしょう。
例えば「挨拶をする」「お願いごとをする」「頼まれごとを断る」などの状況で交わす会話内容が
挙げられます。
ソーシャル・スキル・トレーニングでは、どのような言い方をすれば誤解されず、
スムーズに伝わるのか学ぶことができます。
しばらく仕事から離れていた方にとっては、職場でのコミュニケーションについて、
復習するきっかけにもなるでしょう。
実際のプログラムでは、実際に複数の参加者へ、上司役や部下役などの割り振りをして、
コミュニケーションの練習をおこなうパターンがよく見られます。
■就労移行支援を利用したリワークプログラムの良い点
休職後の復職や転職について、まとめてきましたが、
最後に少しだけ、当事業所ならではの復職支援についてもまとめておきます。
① 実務的な訓練が多数受けれられる。
企業での実習、実務を行っている福祉事業所での実習、
模擬パソコン業務システム、パソコン資格学習・取得によるスキルアップなど
さまざまな訓練が受けられます。
また精神疾患・発達障害に特化したプログラムも実施しているため、
より専門性の高い診断に応じたサポートが受けられます。
② 週1回の定期面談で精神面もしっかりとフォローしながらサポート
うつ症状などの場合、一人で考えているとよりつらい気持ちが大きくなることがあります。
当事業所では週に1回定期面談を実施しているので、悩みや不安など相談をすることができます。
またコーチングという技法を使い面談をしており、
「〇〇しましょう」「〇〇がいいです」といった対話方法ではなく、
ご本人の意思や考えをじっくりと聞いて、一緒に答えを出す方法で実施しています。
③ 利用が短期であっても、復職後の支援がある。
プログラムを受けたとしても復職後に実際に職場復帰した後は不安になってしまうこともあります。
就労移行支援では復職された後も雇用条件にはよりますが、企業とご本人様の間に立って、
サポートをすることができます。
復職後にも不安を感じる方にとって、心強い味方になれるかと思います。
相談や資料請求は無料であるため、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
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