”発達障害あるある”誤字脱字を無くすには?
おはようございます。ディーキャリア立川オフィスのピアスタッフのKです。
注意欠如・多動性障害(ADHD)の特性がある方は、誤字脱字が多いとよく言われます。元々ケアレスミスを起こしやすい特性でもあり、本人が注意を払っていても改善が難しい場合があります。私も同じ特性で、前職ではケアレスミスが絶えませんでした。しかし、現在ではセルフケアを取り入れることで、こうして毎回ブログ記事の執筆もできるようになりました。
自分が実戦してみて最も効果的だった方法は、時間を置いてから再確認する方法です。例えばブログ記事を一通り書いたらその場ですぐに読み返さず、時間を空けてから読み返します。すぐに読み返してしまうと書いていたときの感覚が残っていたり、バイアスがかかってしまっていたりするため、文章のおかしな点を見落としてしまう可能性が高いです。誤字脱字以外にも、変換ミス・ですます調の統一・表記揺れ・二重表現・句読点の位置など、注意する点が多くあります。時間を空けてから読み返すことで、冷静な状態で俯瞰して文章を読むことができるため、気付けなかったミスに気付くことができます。
これはブログ記事以外の確認が必要な作業においても同じことが言えます。例えば請求書の作成であれば、請求書の日付・商品の名前・単価・支払期日・数量・合計金額などミスしやすいポイントが多くあります。特にフォーマットを使いまわしている場合は、元のフォーマットデータのまま発行してしまう可能性があります。
では、どうしてこういったミスが多くなってしまうのでしょうか?注意欠如・多動性障害(ADHD)には集中力のリソース配分が偏ったり、自身でコントロールできなくなってしまうことがあります。そのため、作業そのものに集中しすぎてミスを見落としてしまうことが多いです。いわゆる“過集中”と呼ばれるもので、集中力はとても高いですが極端に視野が狭くなってしまうことが特徴です。
過去の過集中の記事はこちら
この過集中状態ではミスを見落としてしまうこと以外にも、自身の体調の変化も見落としてしまうことが非常に多いです。中でも体温調整や疲労管理が苦手という方は多くいます。例えば運動をして体が温まってきても自分ではそれに気づけず、すごく汗だくの状態で体を冷やしてしまうこともあります。また、運動中は体を動かすことに意識が集中しているため、運動し終えてからいきなり疲れが押し寄せてくることもあります。これは全て私の体験談でもあり、現在でも気を抜いていると同じ経験をしてしまうことがあります。
この過集中状態についても時間をあけることが大切です。一旦作業を止めて何もせずに10分程度小休憩を挟むと良いでしょう。こうすることで他のことに意識を向けることができ、自身の体調変化を捉えることができます。時間を決めて休憩を取り入れることで、後から急に体調が悪化するのを防ぐことが期待できます。急に疲れなどを感じる方はこまめな休憩を取り入れてみることをオススメします。
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