目標設定と振り返り
目標は、ちょっとしたものから、人生の目標まで、大小さまざま誰もが立てるものです。
本日はその「目標設定と振り返り」について、お話ししたいと思います。
まずは、「目標設定」について
目標設定が適切でないと、目標を達成することができなかったり、目標を達成する意欲を低下させたりさまざまな問題が生じます。
そこで、目標が達成可能で具体的なものであることを確認するのに役立つ手法として
5つの要素の頭文字を指して、「SMARTの法則」と呼ばれるものがあります。
Specific(具体的に)
→誰が読んでもわかる、直接的・明確で具体的な表現や言葉で表現されているか
Measurable(測定可能な)
→目標の達成度が本人にもスタッフにも判断できるよう、内容が具体化(定量化)されているか
Achievable(達成可能な)
→希望や願望ではなく、その目標が達成可能な現実的内容かどうか
Related(目標に関連した)
→最終的な目標である就職や自立などに関連する内容になっているか
Time-bound(時間制約がある)
→いつまで目標達成するのか、その期限が設定されているか
こんなことに注意して目標設定すると
達成がし易かったり、達成したかどうかの判断がし易かったりすると思います。
次に、「振り返り」について
目標実現に向けて行動するにあたり、実施状況を振り返る時には、行動のステータスを完了とするだけではなく
状況を振り返りながら改善点を見つけ、当初の計画や目標を検証しながら計画を進めていくことも必要となります。
そこで、次にやるべき具体的な行動を明確化するのに役立つ手法として
こちらも書く要素の頭文字を指して、「KPT法」と呼ばれるものがあります。
Keep(継続すること)
→「良かった点」「継続するべき取り組み」を書き出します。
Problem(改善すること)
→「現状の問題」「今後発生する可能性がある問題」を書き出します。
Try(改善策・解決策)
→”Keep”をさらに向上させる取組みと”Problem”を改善する方法を検討し、アイデアを書き出します。
こんなことに注意して振り返りすると
次にやるべき具体的な行動、つまり次の目標が明確化すると思います。
以上、少しでもお役に立てば幸いです。
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