「なんか生きづらい」「発達障害かも」と思った時、どこに相談すればいいの?Vol.1
生きづらさや困りごとに関して検索すると「アスペルガー症候群」「ADHD」「学習障害」といった言葉が目に留まる機会が多くなり、「もしかして自分は発達障害なのではないか?」と思われる場合もあることでしょう。
もしも幼い頃から生きづらさを感じていたり、人とのコミュニケーションに悩んでいたり、日常生活に影響が出ているようでしたら、専門の機関へ相談してみることが困りごとを軽減するひとつの鍵となるかもしれません。
この記事では、大人の発達障害の相談窓口についてお伝えします。
第一回目の今回は特性や症状についての相談先です。
・発達障害の症状についての相談
医療機関の「精神科」か「心療内科」
大人の発達障害の検査や診断は、「精神科」又は「心療内科」でおこなっています。お近くの「精神科」「心療内科」のある医療機関を調べ、発達障害の診断をおこなっているかどうか問い合わせてみてください。自治体によっては発達障害の診断をおこなっている医療機関のリストや相談窓口を公開しているところもあります。
・発達障害についての相談窓口や支援
全国の発達障害者支援センター
発達障害者支援センターは、発達障害のある人への支援を総合的に行う専門機関です。発達障害のある人とその家族が豊かな地域生活を送れるように、保健、医療、福祉、教育、労働などの分野の関係機関と連携し、地域における総合的な支援ネットワークを構築しながら、発達障害のある人の日常生活や仕事、人間関係など、幅広い相談に応じています。ご家族からの相談も受け付けています。
生活や仕事の中でつまずいたり、困難が続いて生きづらさを感じたりすることはよくありますが、あまりにストレス状態が続くと、抑うつ状態や突発的なパニック状態になるなどの症状が出現してしまうおそれがあります。「自分は他の人とちょっと違うかも」とか「もしかしたら発達障害なのかもしれない」と思ったときは、ひとりで抱え込まずに、まずは、専門の相談窓口や医療機関へ相談してみませんか。各市区町村の役所に専門の窓口などもございますので、そちらにお問い合わせいただいても良いかもしれません。
相談することで、専門家による困りごとの相談やサポート、行政による就職や就労について支援を受けられます。
発達障害の特性をもっていても、自身の特性に気づき、ちょっとした工夫をしたり、その特性を周囲に伝えて支援を受けたりすることで、気持ちが楽になったり、自分らしくスムーズに社会生活を送れるかもしれません。
次回は就職に関する相談窓口についてご紹介いたします。
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