【要注意】距離間×匿名性=〇〇の法則
守られた場所から他者を攻撃する人たち
こんにちは、橋本です!
人気芸能人が別な芸能人にSNS上で失言というかもはや暴言を吐いてしまい、大炎上からの謝罪に至ったニュースが報道されていますね。
僕自身はXをはじめとするSNSは正直苦手で、20代頃からあまり好き好んで発信をしないようにしています。足の引っ張り合いや罵り合いなど、人としての醜い部分が表出し過ぎていて、近づいたり見ているだけでも運気が下がる気がするんですよね。笑
「触らぬ神に祟りなし」なので、僕はSNSへの参入にはかなり消極的な方です。ブランディングやマーケティングに有用なのは重々承知しているんですけどね。
人間って、安全な(と自分が感じる)ところにいると知らず知らずに他人に対して強気で暴力的になってくるんですよ。
僕は営業職が長かったですが、営業先や顧客なんかでも直接面と向かって話すと穏やかな方でも、電話⇒メールと相手との距離が遠くなると、人が変わったように攻撃的になる方がいます。電話越しだとめちゃくちゃ横柄な態度になる人、多かったなぁ。
飲食店を経営していた頃も、電話で「持ち帰りで買って帰った商品がおかしい!!」「どうしてくれるんだ、ゴルァ!!!」と大声で怒鳴り散らされたことがあります。
「こちらとしては証拠も何もないのでこれから直接ご自宅までお伺いして、商品に不備があることが認められたら、返品なり交換なりに伺います」って答えたら相手は怯みだし、「いや・・・えっと」みたいになったので、「こちらとしてはお怒りのお客様に誠実にご対応させてもらい、事実の確認をさせてもらいますので、ご自宅の住所を教えてください」と冷静に対応し、ご自宅まで伺って商品を確認したところ、特に問題もありませんでした。
相手は終始こちらの顔を見ようとはせず、ずっとうつむいたままで、会話もしどろもどろだったんですよね。
「カスハラ」って言葉が出てきて、接客業に従事している人間に対する配慮や擁護をする風潮がようやく出てき始めましたが、「お客様は神様」的な感覚が未だに残っている人も依然多く、接客や対応に不満があったお客さんが、タメ口やダメ出しを口にする程度のものから、従業員に暴言を吐いたり土下座を強要するなどの暴挙に出る事件はいまだに発生しています。
カスハラを起こすよう人の感覚って、上司や先輩が部下や後輩に横柄な態度を取るのと一緒で、「自分が高い位置にいる(と思っている)」ことによるマウント取りに他なりません。「距離」が「高さ」に置き換わったわけですね。
このように、直接対面 ⇒ 電話 ⇒ メールやLINE ⇒ そしてSNSや口コミサイトなど、と相手との距離間と匿名性が高まると、人は気持ちが大きくなってその人の「本質」というか「本性」に近づくっていう法則がある、と僕は考えてます。
「距離×匿名性=本性の法則」って、小学校の算数で習う、速さと時間の関連性みたいなものですね。笑
世の中に対して不満を抱えている人、仕事や生活・人間関係などが上手くいってない人の本性は社会生活の中では抑圧されてしまいがちなので、他人と距離があって匿名性の高い場所ではそれが表に出てきます。そしてそれを「他人への攻撃」というかたちで解消・発散させようと試みるんですね。
心の中で飼っている「あの魚」
僕も含めた人はみな、愛されたい認められたい満たされたい報われたいもてはやされたい救われたい注目されたいなどなど、自分の心の中に「鯛(たい)」を飼っています。
鯛を健全に飼いならせば、自己実現のための推進力や突破力の一助にもなるのですが、鯛に自分の心を支配されてしまった人は、自身の人格や人間性にも悪影響を被り、結果生活や仕事が上手くいかなかったり、他人との関係を上手く築くことができなくなったりしてしまい、その鬱憤を安全な場所=距離があって匿名性の高い場所から晴らそうとしてしまいがちです。
精神・発達障害というものに携わっていると、残念ですが↑このような場面に出くわす機会は多くなりました。それは精神的に問題のある人には「距離×匿名性=本性」の法則が当てはまる、という皮肉な証明にもなったのですが。
GoogleMAPに誹謗中傷を書く、他所の事業所や関係者のところへあることないことを吹聴する、市や相談センターなどに根も葉もないクレームを入れる、などなど、こちらに明らかな落ち度があるものは真摯に受け止め改善を図る所存ですが、何の根拠がないことに対する誹謗中傷やクレームは、こちらも人間なので嫌な気持ちになるし、気が滅入ります。威圧的暴力的な書き込みを見ると普通に怖いですからね。
こちらの記事でも触れた通り、福祉支援者側にもそういう傾向がある方は、相対的に多いような気がします。勤めている時は表面上は従順なのに、陰でものすごい悪口を言うタイプの二面性のある人や、会社を辞めた後、つまり会社や社長・上司との距離ができるやいなや、やれ弁護士だ税務署だ労基だ警察だ、と身近にある権力の名前を振り回し、自分の思い通りにならない鬱憤を突き付けてくるクレーマー気質の人も、他の業界に比べて多いですねぇ。
「物心共に満たされることを目指す」ことがいかに大事か。この業界に身を置くと痛切に実感しますし、社員や利用者に僕はその重要性をこれからも繰り返し説き続けます。
「距離×匿名性=本性」は、僕自身も自戒していかなければなりません。「実るほど、首を垂れる稲穂かな」と言われるように、本性・本質・本心からいつも驕ることなく謙虚寛大であれるように、努めて参ります。
もし、SNSや口コミサイトから匿名で他者を攻撃したり、距離ができた途端に横柄な態度を取ったことに心当たりのある方が、この記事の読者さんの中にいらっしゃるようでしたら、シンプルにそれはもうやめましょう。
相手だって傷つくし、自分自身の値打ちも自ら下げているだけの愚行です。心の飢えや渇き、そしてその癒しを他者に求めるより、自分の方に矢印を向けて、物心の豊かさを追求していきましょう。
自分の心の中の「鯛」を健全に飼い慣らす。人格磨き⇒クオリティライフの獲得にとって、非常に重要なテーマだと思います。
ではまた次回!
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