利用者の方にディーキャリア池袋オフィスの魅力について聞いてみました
こんにちは!
ディーキャリア池袋オフィスです。
本日は通所されて半年の方が、ブログを書いてくださいました。
就労移行支援事業所の通所を検討されている方の参考になればと思います。
目次
1、自己紹介
2、体調が安定した理由
(1)自己理解が進んだこと
(2)自己肯定感が上がったこと
3、グループワークの相互作用
4、体調管理アプリ〈HUE〉
5、最後に
自己紹介
はじめに
私はディーキャリア池袋に通所し始めて半年になる40代男性です。 診断名は広汎性発達障害(主に自閉症スペクトラム障害)です。 寛解状態ではありますが、精神障害ももっています。 これから「ディーキャリア池袋オフィスの魅力」と「どんな人におすすめか」を、 自己紹介を交えながらお話したいと思います。
夏に通所し始めたころは体調が安定しませんでした。 現在は週5で10〜16時のフル通所ですが、当時は週3で半日でした。 それでも月に1、2回は体調を崩して休んでいたのです。 それが、通所を重ねるうちに体調がみるみる安定し、 フル通所ができるようになって2か月以上経ちました。
体調が安定した理由
1つ目は、自己理解が進んだこと
2つ目は、自己肯定感が上がったこと
(1)自己理解が進んだ理由
自己理解が進んだのは、ディーキャリアの豊富なプログラムのおかげです。
ディーキャリアでは、リフレーミング、アンガーマネジメント、コントロールフォーカスといった、自身の障害特性を理解するための訓練が数多くあります。 就労移行支援事業所の中にはビジネススキルの習得に特化した事業所も多いようですが、発達障害のある人はビジネススキルが備わっているだけでは長期安定就労につながりません。 自身の障害特性を理解し、自分は何が苦手なのかを相手にも説明できるようになって、初めて適切な配慮を受けられるようになる、と学びました。 ビジネススキルも大事ですが、障害者雇用する側の企業が当事者に期待するのは「どれだけ上手に体調管理できているか」ではないでしょうか。 ディーキャリアでは、ライフスキルコース、ワークスキルコース、リクルートコースの3つのコースが用意されており、ビジネススキルの習得や就職活動の前にしっかり自己理解をする期間を設けています。 この土台固めの時間が非常に重要なのだとつくづく感じました。 就労に限らず、何らかの障害を持ちながら長い人生を生きていくのは大変です。 しかし、障害との付き合い方がわかってくると、生き方そのものが変わってきます。QOL(生活の質)が向上します。
ということで、障害特性のせいで日常生活でつまずいている人、いつも似た失敗をしてしまう人、はディーキャリアに向いていると言えるでしょう。
(2)自己肯定感が上がった理由
それは、支援員や利用者の皆さんに自分の良さを引き出してもらえたからです。
私の長所のひとつに積極性があります。しかし、以前通所していた事業所では 「言われたこと以外はやらないでください」と言う支援員の方もいらっしゃいました。 それでは、「指示されたことしかやらない」「次に何をすればいいか考えなくなる」といった仕事の姿勢になってしまうのではと感じていました。 ですが、ディーキャリアでは、支援員の方々が私の積極性を肯定的に捉えて、褒めてくださったおかげで、 長所がのびのびと開花したように感じます。
また、自己理解の訓練中に他の利用者の印象を匿名で書き合ったのですが、 その時、書いていただいた「物知りで周りへの気づかいがある方」「いろんなことに興味関心を持てる。人の話を聞くのが好き」 といった言葉は私の宝物になりました。
グループワークの相互作用
訓練では毎回グループワークをおこない、利用者同士で意見交換をします。 自身の体験や考えを話し、それを共有することで、お互い学び合っているのです。「支援員が講義して終わり」ではなく、利用者同士が活発に意見交換することで、よい刺激になっています。
「私は意見を言ったり、人前で話すのは苦手だから、ディーキャリアは向いてないかなぁ」と思った方。 安心してください。 話すのが苦手な状態で入ってくる方が大半です。 通所し続けるうちに、内気だった人の顔つきがだんだん明るく、柔らかくなっていくのは、 何かの魔法を見ているみたいです。 それはまるで、角の尖った石ころが上流から流れてくる過程で研磨され、 つるつるの丸い石になっていくようです。 その人にもともと眠っていた力が引き出されるのです。 そうした相互作用の力がディーキャリアの空間にはあります。
ですから、自分の問題を乗り越えたいと思っている人、意欲のある人におすすめな事業所です。 反対にディーキャリアに向いていないのは、 自分だけ得をしたい人、他人のためには何もしたくない人、自分の話は一切したくない人、です。 プライバシーはもちろんありますので、何もかも自己開示する必要はありません。 ですが、話せる範囲で自分の困り事や障害特性を話して、 みんなで共有する方がたくさんアイデアをもらえます。 グループワークで他の人の困り事について考えるのも、自身の問題を解決するヒントになるのです。
体調管理アプリ 〈HUE〉
ディーキャリア池袋オフィスでは「HUE(ヒュー)」という体調管理アプリを導入しています。 利用者は1日2回、HUEを入力します。 毎日HUEを記録することで、体調管理への意識が高まります。 また、HUEには自由記述欄があります。困っていることや通所していて感じたことをそこに書くこともできます。
毎日訓練後には支援員との簡単な振り返り面談がありますが、HUEを使うことで対面では言いづらいことも伝えられます。 私は考えや気持ちを文章でわかりやすく表現するのが得意なので、HUEのシステムにはずいぶん助けられました。 「直接は言いづらいけど、文章なら素直な気持ちを書ける」という人にとって、心強いシステムです。
最後に
私は長いあいだ入院していたこともあり、長期間のブランクがあります。 今までに就労移行支援事業所を2か所、就労継続支援B型事業所を2か所経て、 ディーキャリア池袋オフィスにやってきました。
ディーキャリア池袋オフィスで障害理解を深めるまでは、自身の失敗を精神障害や性格のせいだと思い込んでいました。 リフレーミングやアンガーマネジメントを学び、日々の生活でそれらを実践していく中で、 自身の理解が深まり、以前より自分のことが好きになりました。
ディーキャリア池袋オフィスに来るまではなかなか体調が安定せず、 「自分には就労は無理なのかな」 「作業所が限界なのでは」 と思ったこともありました。 就労を諦めないでよかったです。 就労移行支援事業所は、あくまでも就労を目指すための施設です。
とはいえ、ディーキャリア池袋オフィスはそれだけにとどまらず、 長い人生を生きていくうえで大切なことを数多く学べる場所でもあります。 利用者も支援員も分け隔てなく、お互いの生き方から学び合っている素敵な空間です。 ぜひ一度、事業所の雰囲気を見学しに来てみてください。 ディーキャリア池袋オフィスは自分自身が成長できるだけでなく、 誰かの成長の手助けもできる、暖かい居場所です。
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ディーキャリア池袋オフィスでは、自己理解を目的に、就職をサポートしています。
通所中だけでなく、就職した後も、最大3年6ヵ月の定着支援もおこなっており、就職してからも安心して長く働ける環境調整をおこなっています。
随時無料見学会を受け付けております。
仕事での困り事を解決したい、相談したいという方、ご連絡お待ちしております。
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