【利用者コラム】感覚過敏とPMSが辛すぎてうつを発症した私の体験談|西洋医学編
<このコラムを書いた背景>
発達障害のある方は過敏な事もあるのか、女性の日に振り回される人も多いそう。
海外では生理休暇がある中、なかなか職場での理解も進んでいるところは少ないと聞きますし、
女性は生理を我慢しているのが現状とメディア等で取り上げられていますよね。
最近はピルの知識もSNSの影響もあって増えてきているようですが、英語記載の情報に比べると、まだまだ情報も少なく感じます。
私のように生理で悩んでいる女性の何か役に立てばと思い、自分の調べた情報や体験をコラムにしてみました。
<私のこれまでと現在>
10代からずっと強い生理痛(今でいう月経困難症)に悩んできました。痛みで救急車にも何度お世話になった事か(泣)
20代ではピルも試したけど、ホルモンの副作用が強すぎて、断念。
30代後半で、ホルモン量の変化もあるのか、仕事をしていても急激に疲れたり、不安に感じる日が大きく増えて、うつ病に。。
40代近くで、就労移行支援所に通所をしてプログラムを受講していくうちに、自分は発達障害の傾向があると知り、生理痛やホルモンバランスからの影響がこんなに辛いのか腑に落ちながらも、まだまだどうやって対応していいのか模索しています。
Tweet目次
1.西洋医学と東洋医学のアプローチの違いとは?
西洋医学は投薬や手術といった方法で、ホルモン投与などをおこない、体の悪い部分に直接アプローチして治療していきます。
これに対して東洋医学というのは体の不調を内側から根本的に治す治療法です。
今回お伝えしたいのは、まず西洋医学のアプローチから。
2.西洋医学の4つのアプローチ
⓵ピル
ピルは卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)と呼ばれる2つの女性ホルモンが配合されている薬です。
エストロゲンが含まれる量によって高用量・中用量・低用量・などに分類されます。
最近では超低用量ピル(例:ヤーズ)も注目されているようで、むくみなどの副作用も少なく、月経困難症や子宮内膜症の治療薬として使用されているそう。
ただ年齢、たばこを吸う、BMI30以上の肥満等で、血栓のリスクも高くなり服用できない可能性もあるため、お医者さまと相談が必要です。
②黄体ホルモン製剤
ピルの副作用の原因になっていると言われるエストロゲンを除いた黄体ホルモンだけを利用したピルは、ピルに比べて副作用も少なく、安全性が高いと言われています。
POP(Progestin-only Pill、Progestogen-only Pill)とか、ミニピル、などと呼ばれています。
③ミレーナ
ミレーナは、黄体ホルモンを子宮の中に持続的に放出することで、子宮の内膜に作用し、避妊と過多月経・月経困難症といった症状緩和の効果があります。
子宮に直接装着するため、ピルや黄体ホルモン製剤などの、経口剤よりも体全体への負担が少ないと言われています。最長で5年間交換する必要ながないため、ピルと比較して価格も安いです。
➃マイクロ波子宮内膜アブレーション(MEA)
MEAは子宮内からマイクロ波を子宮内膜へ照射して壊死させる治療法で、子宮内膜を焼灼することにより、子宮を摘出せず月経量を改善させる方法です。
全身麻酔を使用をしたり、費用が高額だったり、内膜を破壊してしまうので妊娠希望の方には、使用できないなどがあります。
3.実際に試してみた私の体験談
私は20代で3種類ほど、試してみたものの、生理の週は凄く気分が快適なのに、残りの3週間は気分が最悪(笑)
ホルモン剤にセンシティブなのか、頭痛、吐き気、胸の張り、イライラなど、副作用を強く感じて断念しました。
10年以上前だったので、ヤーズはそのころにはまだ日本では入手できなかったので、試してみてもいいのかも。
黄体ホルモン製剤については検討したものの、鬱病になった事が過去にある場合には副作用で症状を悪化する可能性があると知って、こちらは試すことはできませんでした。
また、発達障害や精神病のある方は、私のように、すでに毎日服薬をしている方もいるはず。
更に薬が増えるっていうのは、負担に感じる方もいますよね。。
そこで私が目を付けたのが、ミレーナです。
実は私、ミレーナに関して、約1ヶ月前に実際挿入して、現時点お試し中です。
よく聞かれている挿入に関しては、「痛ーーーー」と声は出てしまいましたが、
麻酔無しでも耐えられるくらいでした。
それよりも、個人的に大変だと感じているのは挿入後。
1週間は腹痛が強く、痛み止めは常に持っていました。
その他に約2週間の間で副作用として感じたのは不正出血、体全体のむくみ、お腹の張り、便秘、偏頭痛、(特に天候や気圧が悪いとき)
これは発達障害からの過敏のせいもあるのか、強いイライラ、めまい、息苦しさ、ホットフラッシュ、ふくらはぎの痛み、左手のしびれなどがありました。
5週目に入って、不正出血、腹部の痛み・張り、便秘、むくみ、たまにある偏頭痛やめまいは現在も続いています。
心配性の私はネットで調べまくっていたのですが、まだ存在がそこまで知られていないためか本当に情報が少ない!
先生の話も”Too good to be true”(メリットしか聞かせない)から、余計に不安になる(笑)
なので、アメリカのサイトを調べてみると、やっぱりデメリットも出てきました。
私のお気に入りのYoutuberも最近ミレーナを外したそうで、ミレーナの紐が見つからない、子宮に埋没してしまったり、子宮の外の体内に出てしまったなど、手術をして除去しないといけないケースもあり、こういった副作用をよく説明していない会社に対して、少数ですが訴訟は続いているようです。
(Miscrosoft Edgeで日本語訳が可能です。)
(字幕(CC)をオンにして、日本語設定ができます。)
とはいえ、生理痛軽減に関して、満足率はかなり高いそうで、実際に確かにだらだらと出血はしていますが、以前のような鋭い痛さがある生理痛はなくなりました。定期健診で、子宮膜も目に見えるほど、薄くなっていました。
黄体ホルモンが体に馴染むまで2-3ヶ月かかると先生からの話もあり、ミレーナで対応できないPMS部分のイライラとめまいは漢方薬と食事療法等で改善しながら、メリット・デメリットを客観的に見て、先生との相談も重ねながら、もう少し様子をみることにしました。
今回こうした副作用を感じて、できればもっと自然な形で生理痛を直したいと感じるようになり、
食事のとり方や東洋医学のアプローチを調べてみました。
という事で、次回は私も気になっている東洋学のアプローチについてご紹介できればと思います!
最後までお読みいただき、ありがとうございました!
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【監修者】井上 高宏
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