人間関係リセット症候群とは？発達障害との関連性や特徴【セルフチェック診断】

このコラムでは、リセット症候群、人間関係リセット症候群とは何か、発達障害との関連性や対処法を解説していきます。気になる方はセルフチェック診断もあります。

この記事は5分～10分前後でお読みいただけます。

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目次

1.人間関係リセット症候群・リセット症候群とは？
2.人間関係リセット症候群セルフチェック診断
3.発達障害との関連性
4.対処法
5.まとめ

1.人間関係リセット症候群・リセット症候群とは？

仕事・学校・生活などさまざまな人間関係の中で日常を過ごしています。
人間関係リセット症候群とは、繋がりのある、もしくは繋がりそうな人間関係をリセットすることを指します。リセット症候群とも呼ばれていますが、実際にはそういった診断名はなく、あくまでそういった状態を指す言葉です。

・ＳＮＳをブロックする
・ＳＮＳのアカウントを削除する
・急に音信不通になる
・新しい場所へ引っ越ししたくなったり、引っ越しする
・リセットのために転職

などが具体的な状態になります。
とはいえ、上記のいづれかを経験される方も多くいると思います。

次は、人間関係リセット症候群の傾向があるかセルフチェック診断をしていきます。

2.人間関係リセット症候群セルフチェック診断

人間関係リセット症候群のセルフチェック診断を「はい」か「いいえ」で答えてみてください。

①よくSNSを見るけど全然楽しくない
②恋愛では相手に合わせることが多い
③お昼は1人ランチが多い
④友人からの連絡は億劫に感じる
⑤人で混雑している場所は避けたい
⑥やりたいことはあるけれど、休みは動かないことが多い
⑦友人と外出していても、周囲の目が気になる
⑧突然に泣きたくなることがある
⑨意見の言い合いは、何も返せないことがよくある
⑩誰かとの用事や予定が終わり、一人になった時にほっとする
⑪休みは家で過ごしたい
⑫仕事で怒られた際は翌日も憂鬱
⑬本心を言える相談相手はいない
⑭人が多い場所はとても疲れる
⑮会う約束をしてもキャンセルする
⑯家族としか話さないことが増えた
⑰いろいろどうでもよくなることがある
⑱周囲から必要とされてないと思う
⑲一人でも生きていけるような気がする
⑳不幸な人生だと感じる

以上です。「はい」の数はいくつでしたか？

「はい」が0～4個
人間関係リセット症候群ではないといえます。

「はい」が5～8個
予備軍かもしれません。
人間関係に少しストレスを感じることはありませんか？

「はい」が9～12個
軽い人間関係リセット症候群かもしれません。連絡を取る事が億劫になっていたり避けていたりしませんか？

「はい」が13個～
人間関係リセット症候群といえるでしょう。仕事を変えたい、誰も知らない場所へ引っ越ししたいなどと感じていませんか？

いかがでしたか？
特に「はい」が9個以上の方は、生活や仕事に支障が出ていないか、出ていれば対処を
検討しても良いかもしれません。

3.発達障害との関連性

発達障害のある方の特徴として、

・得意なこと、不得意なことに差がある
周囲から○○ができるのに、なんで○○はできないんだろうなど誤解されることが多く、それを説明するのも苦手な方が少なくありません。

・聴覚過敏、嗅覚過敏など感覚過敏の方も少なくない
人の声、体臭、制汗スプレー、柔軟剤の香りなど感覚過敏のある方にとって
非常に苦痛になる場合があります。感覚過敏のある方にとって不快な環境が
学校・職場だけでなく、通勤、通学など様々なところにあります。

・こだわりが強い
社会にはさまざまな考えを持った方がおり、自身の「こうあるべき」が伝わらない場面はたくさんあります。そういった場面では、人間関係は億劫に感しやすいでしょう。

上記のような特徴もあり、人間関係や対人関係を避けたい、リセットしたいと感じやすい素地があるかもしれません。

実際、ディーキャリア海老名オフィスにご相談される方の中でも、人間関係や対人関係にとても困って、でも一人ではどうすればよいか分からず、といった状況でご相談に来られるケースは少なくありません。

4.対処法

まずは相談されることをオススメします。

人間関係リセット症候群の方の傾向として、自身の困り事や悩みを誰かに相談できておらず
一人で抱えられているケースが多いようです。

周囲に話せる・話したい人がいなくても、さまざまな相談窓口があります。

・こころの相談窓口
・地域の保健所や精神保健センター

などをネット検索すると出てくるので、住まいの近くで探してみると良いかと思います。

実際に人間関係リセット症候群を悩むことで、体調や精神面で辛い症状がある場合は、心療内科などに相談されると良いと思います。

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5.まとめ

このコラムでは、リセット症候群、人間関係リセット症候群とは何か、発達障害との関連性や対処法を解説してきました。

このコラムで紹介したような「困り感」によって仕事や生活に支障が出ている場合は対策が必要かもしれません。

なかでも、人間関係をリセットするために、

・離転職を繰り返してしまう
・職場の中でのコミュニケーションがうまくいかない

などでお困りの方は、ディーキャリア海老名オフィスまでお気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【執筆者】松澤　涼
ディーキャリア海老名オフィス　管理者
【監修者】井上　高宏
ディーキャリア海老名オフィス
サービス管理責任者/精神保健福祉士

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