ADHDあるある｜またやってしまった！大切な約束を守れない・忘れてしまう理由と対策

投稿日2023年10月16日

このコラムでは、ADHDあるある｜またやってしまった！大切な約束を守れない・忘れてしまう理由と対策について解説をしていきます。

このコラムは5分前後でお読みいただけます。

【ディーキャリア海老名オフィス】職場定着率100％（2022年）
発達・精神障害の特性に応じたプログラムを提供する就労移行支援です。
発達障害(ADHD/注意欠如多動性障害)(ASD/自閉症スペクトラム障害)(SLD/限局性学習障害)の方、精神障害(うつ病など)の方が多く利用されています。
【発達障害フレンドリーサポート施設】にも認定され、専門スタッフがサポートをおこなっています。

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目次

1.ADHDのある方は、約束を忘れやすい？
2.約束を忘れやすい理由
3.対策
4.まとめ

1.ADHDのある方は、約束を忘れやすい？

ADHDのある方の代表的な特性として「忘れやすい」「抜けやすい」というのがあります。
その結果として、

・約束を守れない、すっぽかしてしまう
・約束を忘れやすい

などがよく見られます。
これは、

・物事の優先順位をつけることが苦手

という特性が影響している可能性があります。

2.約束を忘れやすい理由

予定・約束・やることが重なった場合に、

・まずはこれが最優先で、次にこれを

などと優先順位を検討しながら判断していくことが多いと思います。

しかし、ADHDのある方の場合、

先述した、「物事の優先順位をつけることが苦手」な特性があると言われています。

そういった形で、つい簡単な案件から手をつけているうちに、
重要な課題、大切や約束が抜け落ちてしまうことがあるのです。

例としてディーキャリア海老名オフィスを利用されている方で以下のケースがありました。

ADHDのあるCさん（30歳）は会社員だった時に、

・重要な資料作成
・取引先への訪問日程
・会議

などの約束を忘れることが重なってしまい、上司から指摘・注意を受けることが多く自信を失ってしまい、、結果として、離職されたというご経験があるようです。

3.対策

重要な約束や予定・やる事などは、全てスマホに登録することが有効です。

・カレンダー
・リマインダー
・アプリ

こういったツールを活用することで約束を忘れてしまうことを減らせる確率がとても高くなります。
またスマホに全て入れることで、そこを確認すれば全て確認ができます。

ノート、付箋、など活用できるものはたくさんありますが、いろいろ使用しすぎるとどこに何をメモしたのかそれ自体を忘れてしまう場合もありますので、1箇所にまとめておくのは有効です。

4.まとめ

このコラムでは、ADHDあるある｜またやってしまった！大切な約束を守れない・忘れてしまう理由と対策について触れてきました。

・約束を忘れてしまう
・予定をすっぽかしてしまう
・優先順位が分からず、やりたいことからやってしまう

などで仕事や生活で支障が出ている、困っているなどがある方は、ディーキャリア海老名オフィスへお気軽にご相談ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

【執筆者】若林
ディーキャリア海老名オフィス｜生活支援員
保有資格｜発達障害学習支援シニアサポーター
これまで接客・販売職を経験。現在は生活支援員として、ソーシャル・スキルトレーニングを担当。
モットーは「一人ひとりの困りごとに丁寧に向き合う」こと。

【監修者】
井上高宏
ディーキャリア海老名オフィス
サービス管理責任者/精神保健福祉士

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