発達障害(ADHD/ASD)や二次障害にヨガはどんな効果があるのかを解説！

投稿日2023年7月25日

今回のコラムでは、発達障害(ADHD/ASD)やうつなどの二次障害にヨガはどんな効果があるのかを解説していきます。

この記事は5分～10分でお読み頂けます。

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発達・精神障害の特性に応じたプログラムを提供する就労移行支援事業所です。
発達障害(ADHD/注意欠如多動性障害)(ASD/自閉症スペクトラム障害)(SLD/限局性学習障害)のある方、精神障害(うつ病など)のある方が多く利用されています。
【発達障害フレンドリーサポート施設】にも認定され、専門スタッフがサポートをおこなっています。

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目次

1.発達障害や二次障害とは？
2.効果1｜メンタルが安定する
3.効果2｜眠りが深くなる効果
4.効果3｜疲れにくくなる効果
5.効果4｜ストレス解消につながる効果
6.ヨガの呼吸法のポイント
7.まとめ

1.発達障害や二次障害とは？

発達障害とは、先天性の脳機能の発達に関する障害です。
得意と不得意の差が大きく、周囲から理解されづらいのが特徴です。

大人の発達障害では、

・ミスが多かったり、指示を忘れるなど仕事がうまくいかない
・対人関係が苦手
・段取りが苦手で仕事を円滑に進められない

一例ですが上記のような困りごとがあったりします。
そういう状態が長く続くと、うつなど二次障害を発症する場合も少なくありません。

発達障害のある方は、上記のようにストレスを感じやすい精神面、体調面に影響が出る場合も多いので、適切なストレス発散をおこなっていくことで、生きやすさにつながるかもしれません。

参考　大人の発達障害が増えてるって本当？〜発達障害を正しく理解しよう〜

参考　【事例紹介】発達障害による「二次障害」とは？原因と対処・予防法は？

そこで今回はヨガを紹介していきます。

2.効果1｜メンタルが安定する

ヨガのゆっくりとした呼吸と動きをおこなうことでメンタルが安定していきます。

また、ヨガの呼吸法はイライラなどの気持ちを落ち着ける効果もあります。

参考　ヨガがメンタルにいいって本当？理由やオススメポーズを解説します！

3.効果2｜眠りが深くなる

眠りが浅い、途中で起きてしまうなどの悩みをお持ちの方も少なくありません。
悩みや心配事を抱えていると、いろいろ考えてしまい寝つきが悪くなりやすいと言えます。

ヨガの呼吸や動きを取り入れることで、感情のコントロールがしやすくなり、メンタルが安定することで質の良い睡眠確保につながることが期待できます。

参考　高尾美穂さんが伝授！睡眠改善のヨガ

4.効果3｜疲れにくくなる

ヨガは呼吸を丁寧におこないながら体を動かすことで、体の緊張をほぐしてくれます。
同時に、血行やリンパの流れを良くしてくれることで、疲労回復に効果があります。
また、集中しておこなうことで重要な体幹やバランスなども鍛えられる効果もあり、ヨガを継続することで疲れにくくなると言えます。

参考　疲れにくい体をヨガで手に入れよう

5.効果4｜ストレス解消につながる

ヨガの呼吸法や動きは、自律神経の安定につながり、メンタルの安定、イライラの解消、爽快感などの効果があります。
落ち着いた心のバランスを戻すことでストレス解消につながると言えます。

参考　ヨガはストレスに効果がありますか？

6.ヨガの呼吸法のポイント

ディーキャリア海老名オフィスでは、不定期でヨガのプログラムをおこなっています。目的としてはリラクゼーションの1つである、ヨガを通して呼吸を整えストレスを緩和させるためです。

ディーキャリア海老名オフィスでのヨガのプログラムの様子

ヨガ講師は、就労支援員の小野です。
プライベートで週4日ヨガ教室に通い、毎朝スタッフ朝礼でも5分間ヨガをおこなう際に、ネタを仕入れては新しいポーズを展開するなど仕事にも趣味を活かしているヨガ大好き支援員です。その小野から呼吸法とポイントを聞いてきました！

呼吸法

①鼻から息を3秒かけて吸う
(お腹を膨らませる)
②1秒息を止める
③息を鼻から6秒かけて吐く
(お腹をへこます)

3分～5分繰り返します。

ポイント

鼻から息を吸い、鼻から吐く場合は副交感神経が優位に働くので、面接などで緊張している時にオススメです。
逆に鼻から息を吸い、口から吐いてしまうと交感神経が優位に働くため、勉強や仕事に集中したい時にオススメです。

7.まとめ

今回のコラムでは、発達障害(ADHD/ASD)やうつなどの二次障害にヨガはどんな効果があるのかを解説してきました。

・メンタルが整わず困っている
・体が疲れやすくて日中に動けない
・ストレスを溜めやすくイライラしやすい

などで仕事などに影響がでてお困りの方は1人で抱えずぜひお気軽にご相談ください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

【執筆者】若林
ディーキャリア海老名オフィス｜生活支援員
保有資格｜発達障害学習支援シニアサポーター
これまで接客・販売職を経験。現在は生活支援員として、ソーシャル・スキルトレーニングを担当。
モットーは「一人ひとりの困りごとに丁寧に向き合う」こと。

【監修者】
井上高宏
ディーキャリア海老名オフィス
サービス管理責任者/精神保健福祉士

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