「鍵かけた??」不安が強くても仕事続をけられる方法とは
おはようございます。ディーキャリア立川です。
強迫性障害は、嫌な考えやイメージが何度も頭に浮かんでしまう「強迫観念」、それを打ち消すために特定の行動「強迫行為」2つのセットを繰り返してしまう病気です。世界保健機関(World Health Organization:WHO)では、生活上の機能障害をひきおこす10大疾患の一つとされています。
「鍵かけたかな?」「ガス消してるよね?」「手を洗わなきゃ…」と考えて、自宅に戻った結果遅刻をしてしまう。そんな時、本当に仕事を続けられるのか?と心配になる方もいますよね。
今回は、どのような症状が出るのか、仕事を続けるにはどうしたらよいのかをまとめてみました。
強迫性障害の具体的な例
☆汚染恐怖: 細菌や汚れに過度に恐怖を感じ、手が汚れていると思って何度も手を洗ったり、 家族が関わったものに細菌がついていくと感じ、物を拭く、消毒するなどの行為を繰り返す。
☆確認行動: ガスコンロの火が消えているか、ドアが閉まっているかなど、何度も確認してしまう。
☆対称性: 物が整然と並んでいないと不安になり、何度も並べ替える。特定の順番に並べなくても、乱れても不安に駆られる。
☆加害恐怖: 誰かに危害を加えてしまうのではないか「自分のせいで誰かが不幸になるかもしれない」「心の中で何かを考えた」という不安から、何度も確認したり、謝ったりする。
☆数字や言葉に対するこだわり: 特定の数字や言葉が頭に浮かんでしまい、それを考えないようにするために、別のことを考えたり、数えたりする。
誰もが生活の中で普通にすること(戸締まりの確認や手洗いなど)の延長線上におこることが多いため、日常生活に支障をきたすようなら受診してみましょう。
強迫性障害の対処法
強迫性障害の対処法強迫性障害の治療には、薬物療法と認知行動療法が一般的です。
認知行動療法
曝露反応妨害法: 恐怖を感じる状況にわざと身を置き、強迫的な行動を我慢する訓練をします。例として、手を洗う行動の場合、最初は短時間だけ洗わず、少しずつその時間をかけていきます。
認知療法: 強迫的な考え方を客観的に見直し、その考え方に囚われないように訓練します。
薬物療法
抗うつ薬(特にSSRI)などの薬が、不快性障害の症状を緩和する場合があります。医師の診断を受け、適切な処方を受けることが大切です。
★★仕事は続けられるの??★★
ご自身の状態を理解し、職場に協力を仰ぎながら、働きやすい環境を作っていくことで仕事も続ける事が可能となるでしょう。
ご自身の状態を理解する
◇症状の把握: 自分の強迫観念や行動パターンを具体的に把握することで、状況に応じた対応が可能になります。
◇症状の波: 強迫性障害の症状は日によって変化することがあります。良い日もあれば、辛い日もあることを理解しておきましょう。
職場に理解を求める
◇オープンに話す: 上司や同僚に、自分の症状について正直に話すことを検討しましょう。理解を得ることで、配慮してもらえる可能性が高まります。
◇必要なサポートを伝える: 仕事の調整や、一時的な休暇など、必要なサポートを具体的に伝えましょう。
◇職場環境の調整: 仕事のペース配分や、作業場所の調整など、働きやすい環境作りに協力してもらいましょう。
重要な注意点
睡眠をしっかりと取り、バランスの取れた食事を心がけることで、体調管理をおこないましょう。仕事だけでなく、プライベートの時間も大切にすることを忘れずに。
強迫性障害は、治療によって改善できる病気です。 専門家(精神科医など)に診断してもらうことが重要です。一人で悩まずに、専門家や周囲の人の力を借りながら、治療に取り組んでいきましょう。
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。 主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸
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