フラッシュバックを抑えようとすると逆効果?
おはようございます。ディーキャリア立川オフィスのピアスタッフのKです。
発達障害の特性を持つ人の多くは、その特性についてさまざまな苦労や悩みがあります。大事な約束を忘れてしまったり、感情のコントロールができなかったりと人によってさまざまです。特性の原因を探り、改善をしていくことは大事なことではありますが、ときには原因を深掘りし過ぎるとマイナスの影響をもたらすことがあります。
自分はどうしてこういう特性があるんだろう、どうすれば改善できるだろうと考えること自体は良いことです。しかし、あまり考えすぎると、かえって悪化してしまうことがあります。私は定期的に過去のことがフラッシュバックしてしまい、仕事に手が付かなくなるほど落ち込んでしまうことがあります。原因は過去に受けたいじめであることは明白なのですが、フラッシュバックのタイミングが毎回不定期で困っていました。そこで、私はフラッシュバックを完全になくそうと考え、原因をくまなく探してみました。しかし、結果的にフラッシュバックはなくならず、それどころかフラッシュバックした際の落ち込みが強くなったり、頻度が増えていきました。どうして自分はこうなってしまったんだ、次は休んじゃだめだと強く思うようになり、またフラッシュバック…と悪循環に陥ってしまいました。
このように深掘りすることが悪化を招いてしまうこともあります。では、どうすれば改善できるのでしょうか。自分が試して最も効果的だった方法は、ありのままを受け入れることです。「自分は定期的にフラッシュバックしてしまうんだ」と受け入れ、その後は考えずにいると良くなることが多くなりました。気にしないということはシンプルではありますが、非常に効果的です。深掘りしている間は、常にそのことで頭の中がいっぱいです。そうすると、どんなに些細な変化も過剰に考えてしまい、症状が悪化してしまうことが多いです。しかし、あえて気にしないことで、他のことに意識をそらし、気が付いたらなんとかなっていたということが増えました。私はADHDの特性上、ワーキングメモリーが低いため、他のことに取り組むとすぐに他のことを忘れてしまいます。これがプラスに働き、何か作業に没頭している間にフラッシュバックの症状が改善されていることが何度もありました。
深掘りをしないで気にしないようにすることがどうしても難しい人もいるでしょう。そんなときにオススメしたいのが、自分が没頭できる趣味などの時間です。自分が好きなこと・熱中できることであれば、他の余計なことを忘れて取り組めるのではないでしょうか。
趣味に関する記事はこちら→趣味に没頭できることは素晴らしいこと! 自身の特性で悩んでいる・困っているという方は、あえて深掘りせず、何か集中できるものに取り組むことを試してみてください。
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。 主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸
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