精神科の受診は早ければ早いほどいい!
おはようございます。ディーキャリア立川オフィスのピアスタッフのKです。
精神科と聞くと皆さんはどんなイメージをお持ちですか?私は精神科に通うまでは、重い精神疾患がある方が通院する場所だと思っており、発達障害かどうかも分からない自分が行くような場所ではないと思い込んでいました。しかし、今思えばもっと早めに精神科を受診しておけばよかったなと後悔することが多々あります。
精神科とはどんなところ?
精神科とは心の症状を扱う医療科です。発達障害やうつ病、精神疾患、知的障害など幅広く診察しています。また、患者によって障害の重さも異なり、症状が軽い方から重い方まで幅広く受診しています。したがって、「軽い気持ちで受診していい場所ではない」ということは全くありません。むしろ、早い段階で自身の障害特性に気づくことができると、しっかりと対策をする準備期間があります。
早めの精神科通院をオススメする理由
なぜ早期の受診をすすめるのかにはしっかりとした理由があります。
まず、仮に何かしらの診断が出た場合、初診日というのが重要なポイントになってきます。例えば、障害者手帳を取得しようとした場合、初診日から6カ月間、継続して通院している必要があります。また、障害者年金を受給する場合は、申請条件として、初診日から1年半の通院過程がないと申請できません。このように、何かしらのアクションを起こすにあたり、初診日からタイムラグがあるため、早めの受診が大切になります。
また、診断を受ける際には働いているかどうかも重要です。障害者年金には、障害者基礎年金と障害者厚生年金の2種類が存在します。このうち、後者に関しては、診断日が働いている時でないと受給できない場合があります。(自治体によって基準が異なる場合があるため、詳しくは最寄りの年金事務所に相談してください。)
よくあるケースとして、働いていて精神的に追い込まれてしまい退職、その後、精神科を受診して診断が出るということがあります。私もこのケースでしたが、この場合、障害者厚生年金を受給することができません。そのため、将来、経済的な助けとなる可能性は大いにあるため、早めの精神科受診をオススメします。
診断が出てから受け入れるまでは時間もかかる
今までは特に問題なく過ごしてきたつもりが、突然上手くいかなくなり、精神科を受診してみたら発達障害だった…という場合、いきなり自分が発達障害であることを受け入れるのは容易ではありません。あまりのショックに塞ぎ込んでしまう方や認められないという方もいます。一般的に、障害というのは受容できるようになるまで相応の時間がかかるとされています。
障害受容に関する記事はこちら→ピアスタッフ体験談 障害受容は生きやすくするための第一歩
早めに自身の障害特性を把握しておくことで、そこから障害との付き合い方を学ぶ時間に余裕が生まれます。例えば、就労移行支援は最大で2年間しか利用することができません。もし、早めに自身の障害特性を知ることができていれば、就労移行支援をしっかりと活用してから就職することが可能です。働き始めてから診断を受けた場合、金銭的・時間的な制限がある場合もあります。したがって、早期に受診することで、自身の将来が大きく変わっていく可能性があります。
いかがだったでしょうか。 精神科を受診することはハードルが高く感じるかもしれませんが、少しでも生活や仕事で困っていれば受診してみることをオススメします。今までの自分にはなかった視点で解決することができるかもしれません。自分自身の生きやすさのために、今一度自分のことを見つめなおすのはいかがでしょうか。
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹
○ディーキャリア立川オフィスお勧めブログ
○ディーキャリア立川オフィスのブログ記事一覧はこちら
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹
就労移行支援事業所
【ディーキャリア立川オフィス】
◆お問い合わせ/ご見学のお申込みはコチラ
〒190-0012
東京都立川市曙町2-22-20立川センタービル9階
TEL: 042-595-8163
受付時間: 平日10:00~18:00の間
E-mail:tachikawa@dd-career.com
◆ディーキャリア立川オフィス のご紹介はこちらから
【ディーキャリア 立川オフィス】ご紹介
就労移行支援事業所ディーキャリア立川オフィス
◆同法人 ディーキャリア所沢オフィスのご紹介はこちらから
【ディーキャリア 所沢オフィス】ご紹介
就労移行支援事業所ディーキャリア所沢オフィス
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹
■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。 主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸
立川オフィスのブログ一覧
オフィス情報
立川オフィス
- アクセス
- JR「立川駅」北口より徒歩4分
- 電話番号
- 042-595-8163