学校と職場では求められることが違う
おはようございます。ディーキャリア立川オフィスのピアスタッフのKです。
皆さんは学校と職場で求められることの違いにやりづらさを感じたことはありませんか?学校での生活態度や成績は問題なく、むしろ褒められていた人でも、仕事では上手くいかないというケースはよくあります。学校では上手くできていたのにどうして?と疑問に思うかもしれません。逆に学校生活や成績など問題があった人に限って、仕事ではなんとかやっていけるケースもあります。今回は学校と職場で求められることの違いとなぜ違うことが求められるのか、そしてそれを踏まえてどうすべきかをお伝えします。
会社は主体的な人物を重宝する
学校では授業を受け、宿題をしっかりとやることが求められます。これは言い換えるなら全て学校の先生から課された仕事とも言えます。ですが、実際の会社では自分から積極的に仕事を見つけてこなす必要が出てきます。特に何も言われていないのでやりませんでしたは通用しません。また、何かを教わる時も、学校では初めてのことは1から懇切丁寧に教えてくれますが、職場では必ずしもそうはならない場合があります。学校の先生は教えることそのものが仕事ですので、生徒に説明する時間がしっかりと確保されていますが、職場の先輩や同僚は教えることそのものは仕事ではありません。そのため、説明が簡略化されたり、マニュアルだけ渡されて終わる場合もあります。学校の授業の温度感に慣れていると困惑してしまうでしょう。このように会社では学校みたいに親切に教えてくれるとは限らないので、自ら分からないことを質問する必要があります。また、トラブルなどを未然に防ぐためにも自分から積極的に仕事を探すといった姿勢が大事になります。
学校で主体性を磨く訓練はされないのか?
学校での教育は社会に出るにあたって必要な知識などを蓄えるためにおこなうものです。そのため、社会において必要な主体性についても、学校でしっかりと磨いていく必要があります。例えば、生徒会や委員会、部活動に所属し、そのグループでの仕事や活動に打ち込むなど練習できる場面は豊富にあります。しかし、高校・大学受験は就職活動とは違い、学生時代に打ち込んだことよりも、筆記試験の対策をおこなった方が合格率が上がりやすい傾向にあります。そのため、学業以外の活動が軽視されがちになります。また、勉強にのみ専念してきた学生は、「勉強さえできていればいい」という誤解してしまう可能性もあります。そのため、「自分は偏差値の高い大学を卒業したからきっといい会社で働ける」という高い理想を抱きますが、実際に会社が求めることとマッチしていないため、内定がなかなかもらうことができないというケースもよくあります。
何から始めたらいい?
では、主体性を身に着けるにはどうしたらいいのでしょうか?私は自分が好きなことをとことん極めることと、いろいろなことを経験することの2つが大事だと思っています。普段、積極的に行動しない人であっても、自分が好きなことに関しては自ら進んで行動を起こすはずです。会社が欲しているのはそのエネルギー源なのです。ですので、今は自分の好きなものをとことん極め、その熱意を磨いていってみてください。
しかし、これだけではこの熱意は好きなものにしか発揮されません。そこで、視野を広げるために多くのことを経験することが大事です。ここにきて急に抽象的な表現になったなと感じたかもしれませんが、実際、多くの経験をすることで見えてくる景色は変わってくるものです。景色が変わると考え方も変わります。そうしたときに、ふと物事にある共通点が見えてきます。その共通点を上手く見つけることで、今まで自分が好きで打ち込んできた熱意を他のものにも転用できます。そして自分の知見を広げ、さらに他のことへ転用する、これを繰り返していくことで知らぬ間に自分のできることというのが広がっていきます。そしてどこかでそれが仕事にも転用できるようになれば、熱意をもって仕事に取り組めるようにもなるでしょう。
実際に私の例を挙げて説明します。私は小さいころから同じことを反復してくり返すことを好む傾向にありました。電卓でひたすら1+1=を連打し、数字を大きくして成長させるという遊びを何度もやっていたことを今でも覚えています。小学生になってからはゲームをするようになりましたが、どんどん新しいゲームをやるのではなく、同じゲームを何十週とひたすら遊んでいました。もうそのゲームについて知らないことは何もないというレベルまで到達するほどでした。その頃から「ゲームが好きだから将来はゲームを作りたい」、とそんな漠然とした夢を持つようになりました。中学卒業後、私は商業高校に入学しました。そこでは、情報処理といった専門的な分野が学ぶことができる環境でしたが、同時に簿記という科目もありました。最初は簿記なんて目もくれませんでしたが、やってみるとものすごく楽しく、のめり込んでしまいました。簿記は同じ処理を淡々とこなし、最後に決算書という大きな書類を作成するので、自分にはとても向いている学問でした。そこから私は当初学ぶ予定だった情報処理よりも簿記に専念するようになり、大学はより専門的に会計学を学びました。そして現在、経理補助業務として請求業務に携わるようになりました。仕事の内容はひたすら書類を見て確認、書類を見て確認…という反復作業です。ですが、私にとってはこの作業は得意どころか、自分から好き好んでやる仕事なので、今はこの仕事をしていて楽しいと感じています。もちろん、小学校の頃からの趣味であるゲームは今も継続しており、その熱意は全く変わっていません。このように転用を重ねることで、自分のできることが増えていきます。できることが増えると自分の成長を感じられ、人生がより楽しくなるでしょう。是非いろいろなことに全力で取り組んでみてください。
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。 主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、様々な情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹
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