遠慮ばかりしてしまうとどうなる?
おはようございます。ディーキャリア立川オフィスのピアスタッフのKです。
みなさんは人に何かをお願いしようとするときについ遠慮してしまわないでしょうか。相手のことを気遣って遠慮するということは良いことである一方、過度の遠慮は自身にとって大きな負担になってしまいます。特に自己肯定感が低かったり、自己主張が弱かったりすればするほど、その傾向は顕著に表れます。
過度な遠慮をしてしまうとどうなってしまうのでしょうか。まず一つは、自己主張が苦手になってしまいます。他人の意見や要望を優先することで、自分自身の思いや希望を後回しにしてしまいます。自分の声を押さえつけることで、成長や目標達成の機会を逃してしまうかもしれません。
また、遠慮しがちな性格だと他人から「大人しい」「内向的」と思われてしまいます。コミュニケーションが少なくなり、人間関係を築く上で不利になる可能性もあります。相手に合わせてばかりいると、自分の本当の姿や魅力を見せる機会も減ってしまいます。仕事では自分の意見がない人なんだなと消極的な人物だという印象を持たれてしまいます。
さらに、遠慮しすぎることでストレスを抱えることもあります。我慢を重ねれば重ねるほど、心に溜まったストレスは大きくなっていきます。精神的な健康にも悪影響が出てしまうかもしれません。自分の意見や感情を素直に出せずにいると、内面的な不満や焦りも募っていくでしょう。特に障害者雇用で働いている場合、自己の特性に対する配慮の申し出を遠慮してしまうと、精神的にとても負担になってしまいます。職場に対する配慮というのは自身から発信しなければ基本的に得られないものであるため、そのままにしてしまうと大きく体調を崩す恐れがあります。
では、どうすれば遠慮しがちな性格を改善できるのでしょうか?まずは自分自身を大切にすることです。言葉に出したり誰かに伝えたりする必要はないので、自分の考えや伝えたかったことを紙に書きだしてみましょう。遠慮してしまうと自分の意見を引っ込めてしまい、自分の意見や考えを押し殺してしまうため、自分がストレスや負荷を感じていてもそれに気づきづらくなってしまいます。そのため、自身の意見や考えをアウトプットすることで、自分がどういったことを感じたのかをしっかりと認識することが大切です。
自分がどういったことを感じたかをしっかりと認識できるようになったら、それを相手に伝えられるようにする必要があります。しかし、普段から遠慮してしまう方がいきなり他者に伝えることはかなりハードルが高いです。そのため、段階的に相手に伝える練習をすることをオススメします。まずは、1人で伝える予行練習をしてみましょう。丸暗記でも良いので、伝えたい内容を言葉に出してみることが大事です。遠慮をしてしまう人からすると言葉を発するだけでも一苦労に感じてしまうので、予め声に出すことに慣れておくと実際に相手に伝える際の負荷が減っていきます。次に1人での予行練習に慣れてきたら、実際に他人と会話してみましょう。私のオススメとしてはお店の店員さんとなるべく会話をすることです。会話といっても長々と話すわけではなく、「これください」や「ありがとうございます」といった簡単な言葉だけで良いので、自己発信をする練習をしてみると良いでしょう。いざ人前で声を出そうとすると中々難しいですが、こちらが顧客である以上、少なくともぞんざいな扱いを受ける心配はありませんし、むしろ丁寧に対応してもらえるケースが殆どのため、いきなり本番を迎えるよりはハードルが低いでしょう。
私は1年ほど引きこもって生活をしていた際、日常生活でほとんど会話をしなかったため、自己発信がとても苦手でした。実際に、今回紹介した店員さんで自己発信の練習を行った結果、次第に言葉が出るようになりました。ぜひ自己発信の参考にしていただけたらと思います。
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。 主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、様々な情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹Tweet
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