立川オフィス利用者さんが語る『ワークスキルコースの業務を通じて気づいた事』②
おはようございます。
ディーキャリア立川オフイスです。
今回は、
利用者Tさんの記事です!
では、どうぞ!
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模擬業務を通して気付いたこと
私は、現在ワークスキルコースに在籍しています。
このコースでは模擬業務という形で、
パソコンを使用した作業を多く行います。
その中で、私が気付いたことを共有できればと思います。
私は今まで生きてきた中で、
「私は、大きな目標を達成したことも無いし、目標達成力はないんだ」と思っていました。
ですが、ワークスキルコースで「(模擬)業務」として、
締め切りをきちんと設定し取り組むという事をした時、
達成力が高いという事に気付いたのです。
気が付いたきっかけは、
メンタルが崩れ欠席や早退、業務が進まない。
という日が続いた、「その後」です。
大幅に業務の進行が遅れ、同日にコースアップした利用者さんたちに大きく後れを取りました。
スタッフの方からは、「進行度はそれぞれだし、もうメンタルも少し良くなって通所できるようになっただけでも、すごいよ。気にしないで、業務を進めていきましょう。」と言われましたが、
やはり気にしてしまっていました。
ですが実際に目標を決め進めてみると、
どんどん目標を達成していき、
1ヵ月経つ頃には他の利用者さんたちに追いつくことが出来たのです。
そして、「自分の強みを考える」という業務が指示されました。業務を進めている時、
中々強みが思い浮かばなかった私に
スタッフさんから「〇〇さんの強みは、目標達成力が高いことなんじゃない?だってあの遅れている状態から、ここまで進める事が出来たでしょ?それって、〇〇さんの目標達成力が高かったからと言えるんじゃないかな。」と言われたのです。
そう言われた時、今までの人生を振り返ってみたら、
「このエピソードって目標達成力が高いと言えるものなのでは?」というものが
複数見つかりました。
例えば、ダイエット。
私には大好きな推しがいます。
その推しの為に半年で12kg痩せることが出来たことがありました。
あとは、幼少期からの悪癖であった爪噛み癖。
これも推のため、人生初のネイルをしたいと思い、22歳にして初めてやめることが出来ました。
他にも、だんだんとエピソードが思い浮かんでいき、自信につながりました。
人生で初めてちゃんとした「強み」が見つかったんです。
今まで強みと言えば、
「明るいこと」「笑顔」と誰でもかけそうなものばかりで、
幼稚に感じ自信につながるようなものではありませんでした。
ですが、ワークスキルコースで「締め切り」という明確な目標を決め、業務を行ったことで、
強みを見つけ自信を得ることが出来たのです。見つけた強みを活かして、
これから先に待っているリクルートコース、就職活動を頑張っていきたいと思います。
私は人に自分の考えを伝える事が得意です。
そう思う理由が
2つあります。
1つ目は、プレゼンテーションが得意であることです。
今までの人生で、プレゼンテーションを行う機会は多々ありました。
大学の授業、就職活動中のインターンシップ、退職後の就労移行支援事業所。
そのすべてにおいて、内容に迷ったり、発表時に文章に詰まったりすることなく、
プレゼンテーションを行うことが出来ました。
そして、結果が伴ったプレゼンテーションもありました。
それは、就職活動中のインターンシップでのプレゼンテーションです。
私が受けたインターンシップの一つに、
三泊四日の宿泊型のインターンシップがありました。
その内容が、5人一組になって、
「企業紹介」のプレゼンテーションを、情報収集からまとめて発表するまでを3日間で行うというもので、
そのインターンシップは、東京と大阪で行われ、それぞれで優勝チームを決め、
その2チームは社長の前でプレゼンテーションを行い、そこで選ばれたチームのプレゼンテーションが、実際の会社説明会等で使用される。というものでした。
私のチームは、私がリーダーとなりプレゼンテーションを作成していき、最終的に社長の前でプレゼンテーションを行い、選ばれることが出来ました。そして、会社説明会で実際に使用され、企業のホームページに写真が載り、その結果内々定を頂く事が出来ました。
2つ目は、
ミーティングやグループワークの場などで、
臆することなく自分の考えや意見を、発言することが出来ることです。
何故なら、誰かが意見や考えを発信しないと、進行できないからです。
誰かが発信したその意見や考え方に、
対して意見を出したり、触発されて自分の考えを話す人がいたりして、そこで初めて、ミーティングやグループワークが出来るのだと思います。
就労移行支援事業所でも、グループワークをする機会が沢山ありました。
事業所にはコミュニケーションが苦手な人や、意見を伝えることが苦手な人も多く、中々進まないこともありましたが、その時には訓練で教わった傾聴で相手の意見を聴きながら、私から意見を話し出すことが多かったです。
最初のころは、そのことを負担に感じていました。
なぜなら、自分にリーダーのように仕切れるような能力はないと思っていたからです。
仕切れる力がないのに、いたずらに話始めてしまい、仕切る側になってしまう。
それで、話をまとめられずに終わっては意味がないのではないか、と思っていました。
ですが、ある日のグループワーク終了後に、
それは間違った認識だったと気づかされました。
その日のグループワークでも、
いつも通り私から話始め、仕切る立場になりました。
そのグループワーク中、一人の利用者さんに助けられる場面が多かったと感じ、終了後にお礼を伝えました。
すると、その利用者さんから「こちらこそ、中々自分の中で考えがまとまらず、話し出すことが出来なかったので、仕切って頂いて助かりました」と言われたのです。
この時、「話始められるだけ」と思っていた自分の力が、
他者の発言のしやすい空間づくりに繋がっていたのだと気づかされました。
これらのことから、
私は「伝える力」があるということも、
強みの一つなのではないかと思います。
そして、その結果、他者にも影響を与え、発言のしやすい空間づくりも出来ていたのだという事も、
知る事が出来ました。
就職後でもこの強みを活かし、
会議やミーティングの場などで活躍していきたいと思います。
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利用者さんに関しての記事
ディーキャリア立川オフィス利用者体験談:オープン就労を目指した、とある利用者の物語
体験談に関しての書籍情報
□書籍解説□
発達障害は才能に変えられる!
生きづらさを抱えるあなたに読んでほしい。
自分には生きている価値がない――そんな悩みを抱える人たちへ。
発達障害は一見して「障害」とは分かりにくく、
周囲の理解を得づらいため、生きづらさを抱えてしまうのです。
発達障害グレーゾーンの特性をIT分野で活かし経営者となった著者が、
障害を才能に変え、自分の居場所を見つけるためのヒントを教えます。
発達障害の私の頭の中は忙しいけどなんだか楽しい (自分と向かい合うことで探した私の場合の対処法) なずな (著), 松本喜代隆 (著)
□書籍解説□
著者は現役の高校生、小学校から不登校をくり返し、現在は通信制の高校へ通っている。
幼少期から、人と違う、苦手なもの、こだわりと、生きづらさを感じていた。
発達障害の著者が、自分を理解するために書き始めた自分の特性の漫画をもとに、自分の体験、症状、対処法を、漫画と文章で読者にわかりやすく伝えます。
なずなさんの表現を、主治医の精神科医、松本先生により、解説、対処法のヒントを掲載。
発達障害の子ども(人)の「頭の中」、「感覚」を、漫画でわかりやすく説明してくれる。
小学校高学年から読めるように、やさしい文章となっています。
忙しくてやっかいなこともあるけど、「楽しく」もある発達障害の子の頭の中を素直に描きます。
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川オフィス・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川・所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。 主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、様々な情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹Tweet
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