発達障害(ADHD・ASD)の恋愛について
おはようございます。
ディーキャリア立川・所沢オフィスピア支援員Dです。
今回は、
発達障害(ADHD・ASD)の恋愛について
■この記事をおススメ人
・発達障害の恋愛で悩んでいる人
・自分の障害特性をどのように伝えていいのかわからない人
■発達障害(ADHD・ASD)の恋愛について■
皆さんは、恋愛をしていますか?
発達障害などの障害があると恋愛が難しいのではないか、困ったな、苦しいなと思うことが私もあります。ですが、それぞれの特性に合わせて工夫、対策をすれば恋愛を楽しむことができるのではないでしょうか。
現に、
世の中には発達障害の方でも恋愛をし、結婚してパートナーと暮らしている方もいます。
参考データ:障がい者の結婚に関する意識調査
■発達障害の人が恋愛で困ることは?■
ADHD(注意欠如・多動性障害)の場合
ADHDの特徴は『不注意』『多動性』『衝動性』です。
これらが原因でトラブルや悩みを抱えてしまうことが
多いのではないでしょうか。
不注意により、デートの日程や大切な記念日を忘れてしまった。
衝動性が強いため、相手の気持ちがわからず、思ったことを衝動的に発言、行動してしまうことがある。
ASD(自閉症スペクトラム障害)の場合
ASD(自閉症スペクトラム障害)の特徴である『社会的コミュニケーションの困難』がトラブルの原因になることがほとんどではないでしょうか。
相手の気持ちを読み取ったり、目的のない雑談をするのが苦手な方が多く、
それが原因で相手に不満を与えて怒らすことがあります。
また、空気を読むのが苦手なため、余計な一言を言ってしまってその場の雰囲気を悪くしてしまうこともあります。
発達障害の恋愛のコツ!
発達障害の恋愛は、定型発達よりも多くの悩みや困難に直面します。
悩みを解決して恋愛をするためには、自分の発達障害、特性を伝えることが大切です。
私自身、過去、何度か隠して交際しましたが長続きしませんでした。
自分の発達障害を伝える際、大切なことは自分の取扱説明書(ナビゲーションブック)を作っておくことです。
※ナビゲーションブックとは?
発達障害、精神障害のある方が自分の障害を説明しやすくするため、作成する自分の障害の取扱説明書です。また、ナビゲーションブックは就職活動や職場定着で活用できる情報共有ツールでもあります。
自分の取扱説明書を作ることで自分の障害特性を自分自身で理解することができます。
また、自分で作成するため、自分の障害を相手に伝えやすくなります。
その上で、パートナーと自分の取扱説明書(ナビゲーションブック)を共有することで自分の発達障害の特性を知って理解すれば、お互いが困りごとを共有する事ができ、工夫や対処ができます。
ナビゲーションブック参考資料
・ナビゲーションブックの必要性とは|メリットや作成手順・作成時のポイントも解説
発達障害の人の恋愛の悩みの例
ADHD(注意欠如・多動性障害)の場合
「うーん、彼女との映画へ行く日程や場所を忘れてしまい怒られた。」
そんな時はまず、
「これはADHDの不注意が原因で、忘れっぽいところがあるんだ」
「だから困らせて怒らせてしまったのだ」
と気づくこと。自己理解が大切ではないでしょうか。
その上で、
何が原因なのか、問題解決することで解決策がおのずと見えてくる可能性があります。
忘れっぽいため、スケジュール管理が苦手
→忘れっぽいのが自分の特性だからカレンダーや手帳に記入。リマインダー機能を使おう
→パートナーに特性を伝えて直前に確認し合おう!
など、解決策がわかり悩みを解消する可能性があります。
また、パートナーに伝えることで相手に理解してもらい、
一緒に問題解決の解決策を見つけ出すことで
相手との絆も深まる可能性があります。
ASD(自閉症スペクトラム障害)の例
「パートナーに生理だから怒っているの?と聞いたら不機嫌になってしまった」
そんなときはまず、周囲の家族や友人に相談してみましょう。
「そうなんだね。その伝え方をもう少し、こう伝えてあげても良かったんじゃないの?」
など、客観的な伝え方を学習することができます。そうすることが、
他者理解、パートナーの気持ちを考えないといけないと気づきとなるのではないでしょうか。
ASD(自閉症スペクトラム)の人は相手の気持ちを言動、表情、仕草から読み取ることが苦手とされます。
そもそも、下記のデータが示すように
相手の気持ちを感じ取るのというのは定型発達の男女ですら難しいことです。
■参考資料
20~30代未婚男女の6割が、恋愛は苦手? だけど「恋愛の延長に結婚があると思う」50.9%
そのため、人は周囲の友達、信頼できる人たちなどへ相談してよりよいコミュニケーション、恋愛ができないかと試行錯誤しています。
恋愛相談をすること自体、
何も恥ずかしいことではありません。
誰もがやっていることなのです。
ですから、一人で悩まみを抱え込みすぎないことが大切です。
周囲の人、支援者、心を開ける相手に相談してください。
その人たちから意見をもらうことで悩み・問題を解消していくことが必要です。
また、悩みを相談してアドバイスを受けるうちに、パートナーの気持ちや行動のパターン、感情を読み取れることができるようになることがあります。
ぜひ、実践してみてください。
○発達障害(ADHD・ASD)の恋愛についての関連記事
凹 【現役ピア支援員Kが語る】人付き合いって本当に必要?人間関係の構築の大切さ
■発達障害の恋愛関係書籍紹介■
凹 アスペル・カノジョ 萩本創八 (著), 森田蓮次 (著)
凸 発達障害と結婚 (イースト新書) 吉濱ツトム (著)
凹 私の夫は発達障害? 真行 結子 (著), 柏 淳 (監修)
凸 僕の妻は発達障害 1 (BUNCH COMICS) コミック – ナナトエリ (著), 亀山 聡 (著)
凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、ディーキャリア所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。 主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、様々な情報を発信しています。 凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凹凸凸凹凸凹凸凹凸凹Tweet
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