ココが強い!ディーキャリア芝浦オフィスの特徴&支援事例紹介
■ 就労移行支援事業所ディーキャリアとは
都道府県認可の訓練サービスの1つで、就職を希望する障害のある方を対象に、就労支援をおこなっています。
ディーキャリアでは、発達障害の特性による働きづらさをフォローするプログラムと自分の価値観や適職を見極めるカリキュラムで、「やりがいを感じられる仕事探し」×「あなたらしい働き方探し」を目指す支援を提供します。
● 「就職」と「就労」の違い
就職とは「職につくこと」、 就労とは「職につき、働いている状態であること」を指します。
就労移行支援事業所は、「就職=働き口を得る」だけではなく「働くためのスキル習得」を目指すためのサポートをおこなう障害福祉サービスです。
■ ディーキャリア芝浦オフィス 3つの強み
ディーキャリアの立ち上げに携わり、全国のオフィスを見てきた経験のある、オフィスマネージャーの大橋です。
ディーキャリア芝浦オフィスの「強み」について紹介します。
① 専門知識と豊富な支援経験を持つスタッフによる個別支援
一人ひとりの課題に向き合うには、スタッフの知識と経験の深さが必要です。
芝浦オフィスでは、一人ひとりの課題を見極め、目標に落とし込むことで、個人の特性や適性にあわせてカスタマイズした支援計画を作成しています。
支援計画は、利用者の方とスタッフで面談をおこないながら定期的に見直し、最適なものに更新し続けます。
有資格スタッフ(公認心理師・作業療法士・看護師・社会福祉士・精神保健福祉士・キャリアコンサルタント等)が在籍しており、専門知識にもとづいた支援ができることが最大の強みです。
さらに、多くの発達障害・精神障害のある方の支援をおこなってきた実績があるため、豊富な支援事例を持っています。
これまで培ってきた知見を活かして、利用者の皆様のさまざまな悩みごと・困りごとへのサポートをおこなっています。
一人ひとりの「苦手」に適切にアプローチをするためには、その根本にある「原因」を探る必要があります。
特性は十人十色。だからこそ、特性理解や現状把握など分析にかける時間はたっぷり取るようにしています。
② 対策の実践をリアルな職場環境でおこなう特性検証
一人ひとりに「はまる」特性対策を知るためには、実践を繰り返すことが大切です。
「特性検証」は私が考えた造語です。その名の通り、特性への原因と対策を見立て、実践してテストすることです。
① 原因と対策の仮設を立てる
② 対策を実践してみる
③ 振り返りをおこなう
④ 解決しない場合は、原因と対策の仮説を立て直す
を繰り返しながら、一人ひとりに最もマッチする対策=最適解を見極めていきます。
特性は一人ひとり異なり、「苦手」の原因も人それぞれです。
例えば、ADHDのある方で「忘れ物が多い」という場合、対策の代表例とされているのが「メモを作成する」です。
そもそも、特性によってメモをとることが苦手な方であれば、これははまらないでしょう。
さらに、原因が「時間の見立てが甘くて、出かける前に焦ってしまうから」であった場合には、メモを見返す余裕なんてないですよね。
その場合は、「出かける準備を前日にしておく」がマッチする対策になるのです。
原因と対策を探るだけではなく、実際の働く環境に近い「模擬職場」で、その対策に実践をしてみるプログラムを用意しています。
スタッフと面談を繰り返しながら、「最適解」を見出していきます。
③ 仕事とプライベートの両方で活かせる特性理解
特性による課題そのものへのアプローチをすれば、仕事だけじゃなくてプライベートの「苦手」も解決できます。
「仕事」だけではなく「プライベート」の充実を図ることも大切だと考えています。
仕事を頑張るためには、適切な食事・睡眠はもちろん、趣味など好きな時間を過ごす時間も必要ですよね。
私生活がうまくいかないから、仕事もうまくいかない…そんな経験のある方も多いのではないでしょうか。
私たちは、「仕事での困りごと」という軸ではなく「特性による困りごと」を軸にしたサポートをおこなっています。
ディーキャリアで学んだことは私生活にも役立てることができるため、おのずと「プライベートでの困りごと」への対策も身につけることができるのです。
日常生活に関する困りごとへのプログラムも用意しています。
家族や友人とのコミュニケーションの取り方のコツ、身だしなみ(仕事着と私服)、金銭管理のしかたなど、発達障害がある方の「お悩みあるある」に対するコンテンツが多数あります。
■ ディーキャリア芝浦オフィスの支援事例
強みを活かしたサポートをおこなうディーキャリア芝浦オフィスの支援事例を紹介します。
一般的に語られている「特性対策」ではなく、個人の課題を見極めたことで「最適解」を見つけたケースです。
支援事例① ケアレスミスが多いAさん(診断名:ADHD、うつ病)
■対策:不安なことが「起こる前」に心配をしない、誰かに相談をする
■原因:集中力が継続できない、 反芻思考がある
もともとADHD特性の「集中力が続かない」ことでケアレスミスがあったものの、日によってミスの回数が大きく違っていました。
面談をおこない、「ミスが多い日」の状況を振り返ったところ、「以前の失敗を繰り返すかも」「友だちから返信がこないから嫌われたかも」など不安なことが頭でいっぱいなときに集中力がなくなる傾向があることが分かりました。
スタッフや友人に「不安な気持ちを誰かに話す」ことで集中力を持続させられるようになり、常日頃から「不安」をひとりで抱え込まないように発散させることでミスの回数を大幅に減らすことができました。
Wチェックをする・休憩をとるなどの「ケアレスミス」の対策ではなく、「不安な気持ち」への対策が、Aさんにとっては最適解だったのです。
※「反芻思考」については【発達障害当事者が解説】「不安な気持ち」の原因とその対処法 の記事をご覧ください!
支援事例② 衝動買いが多いBさん(診断名:ADHD)
■対策:買い物のルールを決める
■原因:衝動性の高さ
「金銭管理」の一般的な対策は「家計簿をつける」ですが、特性により集中力の持続が難しいことから向いていませんでした。
お金を使いすぎてしまう原因について、Bさんにヒアリングをしたところ「予定外の出費、欲しい気持ちを抑えきれずに買ってしまう」ことが原因であると分かりました。
衝動買いを強制的にやめる方法をスタッフとともに考え、「コンビニがない道を選ぶ、財布を持ち歩かない、クレジットカードを作らない」というルールを設けました。買い物をする必要がある場合には「事前に書き出し、リスト以外の物は買わない」ようにしました。
Bさんの場合、「どうしても欲求を抑えきれない」ことが根本にある原因であったため、「強制的」に買い物ができない状況を作ることが最適解だったのです。
このほかにもさまざまな特性のある方への支援事例があります。
もっと詳しく知りたい・自分と同じ悩みがある方の事例が知りたい方は、ぜひお問い合わせください。
■ まずはお気軽にご相談ください!
ディーキャリア芝浦オフィスでは、無料相談会(オンライン・対面・電話可)を随時開催しています。
障害福祉サービス(就労移行支援事業所)の利用をまだ検討していない方も歓迎しています!
☑ 特性による「生きづらさ・働きづらさ」を感じている
☑ 就労移行支援にすでに通っているが不安や不満がある
☑ クローズ(障害者雇用枠以外)就労を目指したいが、特性への自己対処に自信がない
そんな不安や悩みを抱えている方は、ぜひ、お気軽にご連絡ください。
ディーキャリア芝浦オフィスでは、障害者雇用枠を目指したい方はもちろん、一般雇用枠での就職を希望されている方へのサポートも積極的におこなっています。
「自分らしく働きたい」そんなあなたのサポーターになれることを、スタッフ一同、心待ちにしています!
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