発達障害は「程度のちがい」

皆さん、こんにちは！

ディーキャリア芝浦オフィス　スタッフの大場です！

皆さんは、発達障害と聞いて、どんなことを思い浮かべますか？

例えば、ASD（自閉症スペクトラム障害）の特性をお持ちの方であれば、

・同じ行動をくりかえす

・限られた対象への興味

・他者とのコミュニケーションの苦手さ

・予想外の変化に混乱しやすい

ADHD（注意欠如・多動性障害）の特性をお持ちの方であれば、

・集中が続かない

・忘れ物を頻繁にする

・苦手なことややりたくないことを後回しにする

・人の話に割り込んだり、自分だけ話している

など、さまざまな特徴が見られます。

しかしこれ、誰にでも当てはまることではないでしょうか？

私は、「たまにやってるかも」という項目が結構あります。

これらの特徴は、発達障害の特徴として挙げられてはいますが、

実は、皆さんも少なからず身に覚えがある内容のはずです。

では、なぜそれが発達障害と言われるのでしょうか。

これがまさに、「程度のちがい」なのです。

ADHDの特性をお持ちの方の特徴のうち、忘れ物を頻繁にするというところで考えてみると、

いわゆる定型発達の方の場合は、忘れないようにメモを取ったり、

繰り返し思い出したりして、忘れないような工夫をして対処していると思います。

しかしADHDの特性をお持ちの方の場合、どんなに対策を立てていても、

別のことに意識が向いてしまった瞬間に、忘れてはいけないことの情報が抜け落ちてしまうのです。

こうして頻繁に物を忘れる状態が続くと、仕事にも、人間関係にも、大きな影響が出てきます。

このように、特性が社会生活を困難にするほど影響を及ぼしている場合、

実践的な対策を講じていったり、ご自身の働く環境を見直していく必要があります。

例えば、前回の【こだわりのお店】の記事でもご紹介したように、

その特性を活かせる環境や工夫があれば、

得意を活かして生活していくことも可能なはずです。

発達障害の特性でお悩みでしたら、ぜひ一度ご相談にいらしてください。

次回の更新もお楽しみに♪