「苦しい時や困っているときに助けを求める行動」~援助希求行動~
発達障害生でもしかしたら生きづらい。こんな行動をとってみませんか。
「苦しい時や困っているときに助けを求める行動」~援助希求行動~
悩み事や、困りごとを誰かに聞いてもらい、助けを求めることや、
その行動力のことを「援助希求行動」や「援助希求能力」と言います。
それってちから?能力なの?と思われるかたもいるかもしれません。
そうです、援助希求とは、人が生きてくのに大切な、
必要な時に上手に使えるように高めておくことが望まれる能力なのです。
人間関係の悩みや、自分の性格・生き方についての悩み、
あるいは言葉にならない、悩みと言えるのかもよくわからない苦悩。
こうした、さまざまな困難や心理的な負担が日常生活にはつきものです。
心当たりがある方もいるかもしれません。
そんな悩みや苦しさを感じたとき皆さんはどうしていますか?
例えば寝てみる、好きなことをして気分をあげるのもよい事だと思います。
ただ、人の心というのは悩みを抱えて疲れてると、どうしても上手く働いてくれません。
落ち込んだ気分が続いて何もする気がなくなったりして、
心の状態・考え方・行動は互いに影響し合うので、心が上手く働いてくれないと、
考えも行動も良いものにならない、まさに悪循環になってしまいます。
ですので、自分一人で行き詰まってしまった時、誰かに助けを求められることは、
とても大事なこと良い事なんです。
「こんなことで相談なんておかしい、ただ自分が弱いだけ。こんな悩みは隠すべきだ」
「人に助けを求めるなんて無駄だし、無意味。自分の思いが伝わることは決して無い」
これらは探求希求行動を困難にする考え方のクセです。
家族や仲間など、非常に頑張り屋の人たちに囲まれてきたために、弱音を吐くことに抵抗があったり、
「そもそも助けを求めるという行動が身についていなかったりする場合もあるかもしれません。
悩みや困難がない人はいないだろうし、
どんなことにどんな風に悩まされるかは人それぞれ違うと思います。
また、助けを求める行動とは、悩みを抱える側だけの為にあるのではなく、
豊かな人間関係を築くきっかけになったり、
相談された側にとっても気づくことがあったりする機会となったりします。
是非皆さんの援助希求行動を高めていってほしいと思います。
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