人生に革命をもたらす【突破体験】の秘訣
【突破体験】とは?
こんにちは! 橋本です。
皆さんは【突破体験】という言葉を聞いたことはありますでしょうか??
人間には『習慣の壁』と呼ばれる壁があります。
行動と思考にはクセ=習慣があるので、皆さんが普段何気なく取っている言動には一人ひとりにこの習慣が根付いています。
良い習慣が沢山備わっている方には良い結果が、そうでない方には望ましくない結果が生み出されてしまうのには、この習慣の影響が大きくかかわっている、とされております。
『習慣の壁』は知る・分かるの状態と、おこなう・できるの状態の間に存在するとされている壁のことです。
良い習慣を身に付ければ、良い結果が生み出されるのは自明ですが、人間はなかなか簡単に良い習慣を身に付けることができません。
何故なら良い習慣には節制や我慢、苦労苦痛を伴う厳しいものが多く、人はどうしても快楽を伴うものや、楽な方に流されやすいからです。
また、過去の体験から人は行動と思考にもネガティブな習慣が根付いてしまい、「どうせ自分にはできない」などの思考に囚われることでチャレンジを最初から諦めてしまうことも多々あります。
【突破体験】とは、このような「できない」思考から一歩踏み出し、「やる」「できる(に違いない)」のパラダイムに自分の思考をシフトさせる体験をすることを指します。
具体的な例を示しましょう。
僕の息子は執筆時点で7歳。小学校2年生です。
サッカーを習っており、週に何度か河川敷にあるサッカー場で練習をしています。
そんな息子がある日、自分のボールを茂みの中に放り込んでしまいました。
息子は茂みの前まで向かいましたが、ボールを取りに行くことができず、茂みの前で困ったように親の僕の顔をチラチラ見ながらしばらくオロオロたたずんでました。
しばらくして、サッカーの監督から「おいどうした?」と声をかけられ、大泣きしながら茂みに入るのが怖くてボールを取りに行けないことを伝えると、「自分のボールは自分で取りに行け」と言われ、何とか恐る恐るボールを取りに行き、帰り道もまだベソをかきながらガックリとうな垂れて帰る、という日がありました。
息子は身体は強いんですけど、気持ち・心の部分で引っ込み思案でビビりーなところがあり、どちらかと言うと・・・いや、かなり泣き虫な方です。笑
メンタルの弱さは試合にもモロに出ますので、フィジカルやサッカーの技術が高くても、当たりに行けなかったり、ボールを怖がって取りに行けなかったりすることが多々あります。
どうしたものか、と思案し、僕はあるイベントを思いつきました。
僕の友人の実家が千歳市郊外の山林の中で動物病院を営んでおり、自然の中で犬猫やガチョウなど、さまざまな動物を放し飼いにしている環境で暮らしている方がおりました。
友人はちょうどウチの子と年の近い3人の子どもを連れて帰省してくるというので、週末に自分の息子も一泊でお世話になれないか訊いたところ、喜んで引き受けてくれました。
・自然あふれる周囲
・放し飼いにされている動物たち ⇒ 息子は犬猫を触るのもビビります
・親の僕は千歳市内のビジネスホテルで一人泊まり&翌日友人の実家にお迎え
・息子は生まれて初めて自分の家族のいないところでお泊り
という環境の中で1日過ごさせる体験を、息子にさせようという計画です。
当日、車で友人の実家に向かううちは不安そうにしていることもありましたが、到着してみると子どもたちと遊んだり、大人しい放し飼いの猫を恐る恐る抱いたり撫でたりして、すっかりリラックスして非日常な一日を楽しんでいるようでした。
僕は夕食をごちそうになった後、車で千歳市のホテルに向かいます。
窓の外には家の明かりに寄ってきた大量の虫たちが飛び交っていて、玄関のドアを開けると車を停めている場所までの道は大人の僕でも怖いくらい真っ暗です。
大丈夫かな? 夜中に寂しくて泣き出したりしないかな??
と少々心配になりましたが、翌朝迎えに行ってみると、友人の子どもたちと一緒にすっかり慣れた猫とじゃれ合い、帰宅するのが名残惜しいような顔をしていたので僕も安堵しました。
その日の夕方。
サッカーの練習があり、チームメイトの子が茂みの中にボールを放り込んでしまいました。
するとどうでしょう。
息子は誰が強制したわけでもなく、自らなんの躊躇もなく茂みの中にガサガサと飛び込んで、ボールを探しに行ったのです。
【突破体験】の発生条件
・自然あふれる周囲
・放し飼いにされている動物たち ⇒ 息子は犬猫を触るのもビビります
・親の僕は千歳市内のビジネスホテルで一人泊まり&翌日友人の実家にお迎え
・息子は生まれて初めて自分の家族のいないところでお泊り
この中のどの要因が決定的だったのかは分かりませんが、息子の中の「できない・無理だ」という先入観や「恐ろしい・痛い目に遭ったらどうしよう」という恐怖心・迷い・躊躇など=心の殻が突き破られて、「できる」に変わった瞬間でした。
これが典型的な「突破体験」です。
「茂みの中に飛び込むこと」それ自体は、特に技能やスキルも必要ないですし、息子には突破体験をするずっと前から茂みに飛び込むための物理的な力は備わっていました。
しかしながら「茂みは怖いものだ」「視界の悪い場所で何か予想の付かないこと(例えば虫が身体に触れる)が起こったらどうしよう」という先入観や負のイメージが、身体を硬直させて茂みの前から踏み出すことをできなくさせていたわけです。
その先入観は、「自然に囲まれた場所で一人お泊りをする」という体験を通じて、取り払うことに成功したわけです。
もし僕が、茂みの前で恐れおののく息子を、怒鳴ったり強制的に放り込んで、無理矢理飛び込ませるような真似をしていたら、どうなっていたでしょう??
そういう荒療治が効果的なことも、なくはないでしょうけれども、もしかすると息子は茂みの克服と引き換えに、自己肯定感を大きく下げたり、場合によってはトラウマになっていたかもしれません。
突破体験で重要なことは、それが他者からの外圧や強制ではなく、「自分の意思で殻を突き破った」という点です。今回の息子は、環境要因が上手く作用したことにより、茂みに対する否定的なマインドが自然と取り払われたことによって突破体験がもたらされました。まさに理想的な形です。
環境の他にも、人との出会いや印象に残る出来事、心を揺さぶる言葉や風景など、何がトリガーになってメンタルブロックを打ち破る突破体験に繋がるかは読めない部分も多いです。ですが、ほんのちょっとしたきっかけが、殻を突き破って大きな飛躍や成長に繋がる可能性は充分に秘めていることを、この記事を持って皆さんにお伝えしたかったのです。
「どうせ自分には無理だろう・・・」「以前にも苦い経験をしたことがあるし・・・」、そんな先入観に囚われている自己肯定感が低めの方は、無理矢理やろうと自分を奮い立たせようなんて思わなくたって良いんです。頑張ったり自分を追い込んだりするのは逆効果です。
ですが小さなこと、ベッドの上でできることからでも良いので、日常に変化をもたらしてみることは試してみて欲しいな、とこの記事を書きつつ願っています。
先述した通り、何が「突破体験」のトリガーになるかは、誰にも分かりません。些細な出来事にレバレッジがかかり、大きな変化をもたらす可能性だってあるのですから。
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ではまた次回!
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