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辛いニュースのシャワーの中で、自分の心を守る【3つの行動】

目を覆うようなニュースが、私たちに与える影響

公認心理師・サービス管理責任者の目時です。

 

最近、TVのニュースやSNS、その他メディア等でショッキングな情報や、悲惨な映像等を目にする機会が多いと感じています。

 

もしかすると、皆さんの中にも、それらのショッキングな情報を目にして辛い気持ちになったり、気分が落ち込んでしまったり、

酷く恐怖を感じてしまっている人も多いかもしれません。そのことによって体調不良になってしまう場合もあるかと思います。

 

私たちが暮らす社会では、TVやネット等、さまざまなメディアで、様々な情報が流れています。

嬉しいニュースもあれば、悲しくなるものや恐怖を感じるものもあります。

現代は、一昔前と比べて私たちが触れる情報が格段に増加しています。

その一つの要因としては、やはりスマホとSNSの普及があります。

通勤途中や家、会社の中など、あらゆる場所で、私たちは暇があればスマホを開き、SNSを見ることができます。

そして何気なく開いたタイムラインの流れの中に、時には酷く辛い気持ちになるものが含まれている時があります。

例えば、誰かの悪口や、凄惨な出来事を伝えるニュースなどです。

特に、戦争や殺人事件、災害等、人の命にかかわるような情報に触れてしまった場合に、辛い気持ちにとらわれてしまうことがあります。

それを見た後で時間が経ったとしても、辛い気持ちからなかなか抜け出すことができずに、気づけばその映像や音が、頭の中で流れているという経験は、誰もが一度はあるかと思います。

それはまるで、自分が望んだわけではないホラー映画に自分の脳が乗っ取られているような体験です。

それがほんの一瞬だけなら特に影響はないのですが、場合によっては、何日もその体験から抜け出せないことがあります。

すると日常生活に影響が出ることがあります。

例えば、いつも楽しいと思っていたことが楽しめなかったり、ものごとにいつもより集中できなかったり、なぜかイライラしてしまう、といった具合です。

人間は他の動物よりも想像力が発達しています。私たちはこの想像力を使って色々なものを発明したり、色々なことを達成してきましたが、その想像力によって苦しみが生まれることがあります。

SNSで凄惨な映像を見ると、その映像が「大事な情報」として私たちの脳に刻み込まれます。するとその「大事な情報」は頭の中で勝手にイメージとして出てくるようになります。なぜそれが「大事な情報」なのかというと、脳からすればそれは「避けるべき状況の映像」だからです。自らの命を守るために、その映像を絶対に忘れないようにしているのです。

つまり、私たちの脳からすると、嫌なイメージを繰り返し思い出してしまうのは、私たちを守ろうとしている機能によるものだということです。

ただ先ほども申し上げた通り、このイメージによって、私たちは酷く辛い気持ちになってしまうわけですし、重要な情報だからといって繰り返し頭の中で反芻(はんすう)することは現実的ではありません。

 

辛いニュースのシャワーの中で、自分の心を守る【3つの行動】

 

ここではさわりだけになりますが、このようなショッキングなニュース等で辛い気持ちになってしまった時にどう自分を守っていくかについてご紹介したいと思います。

 

1.情報源から遠ざかる

当たり前ですが、辛いニュースの映像や音声に繰り返し触れ続けると、その辛さが継続してしまいます。

一番最初にするべきことは、その情報の元となるものから遠ざかることです。

テレビであれば、そのチャンネルを観ない。あるいはテレビ自体のスイッチを切る。SNSであれば、そのSNS自体を使わないようにしたり、特定のアカウントが発信しているのであれば、そのアカウントのタイムラインをミュートにする等です。

「情報を避けると、自分がその問題と向き合っていない気がする」と言う人がいます。

そうではありません。仮に、もし向き合うべき問題だとしたら、もう少し客観的な視点を持てるような状態になってから問題に向き合うべきです。

心が動揺した状態の場合、私たちの物事の見方は簡単に感情に支配されてしまいます。

それが大事なことであれば尚のこと、適度な距離をとることが肝要なのです。

 

2.「今、この瞬間」に意識を留める

先ほども申し上げた通り、私たちは想像力が非常に長けている動物です。それによって、今現在「それ」が目の前で起こっていないにも関わらず、まるで「それ」が目の前で起こっているかのように反応してしまいます。たとえば、数年前に言われたことを思い出すだけで、言われた時と同じような気持ちが蘇ってきたりしませんか?

これを避けるためには、「それを考えないようにしよう!」ではなく、「今、この瞬間に意識を留める」ことが有効です。

私たちは、「考えないようにしよう」とすると、考えてしまう生き物です。

本当に考えないようにするためには、別のことに意識を集中する必要があるのです。

例えば、

・今、身の回りにある物の名前を一つ一つ言っていく

・今、身の回りにある物の中から「黄色の物」をできるだけ沢山探す(何色でも良い)

・数の計算をする(1+8=9、9+8=17、17+8=25、25+8=…というようにどんどん足していく)

等、頭を使って「今、この瞬間」に意識を留めるやり方もありますし、

スポーツやストレッチなど、自然と「今、この瞬間」に意識を集中するような活動に取り組むという手もあります。

森や海など、自然に触れることでも「今、この瞬間」に意識が戻っていきます。

また、単純に、葉の音や鳥のさえずり、波の音や木や土の匂いなどは、私たちをリラックスした状態に導いてくれますし、自然に対する「畏敬の念」(自分よりはるかに大きな存在を感じることで、自分はちっぽけな存在だと感じる感覚)を抱くことで、私たちのストレス値が低下することが研究で分かっています。

 

3.信頼する人との心の繋がりを感じる

私たちは「自分には味方がいる」と感じることで安心し、不安や緊張を解くことができます。

それは、辛いニュースを見た時でも同じです。

誰か信頼できる人がいれば、他愛もないことでいいので、その人と共有してみましょう。

一瞬でも笑えるということが、今のあなたにとって大事なことです。

わざわざ辛い気持ちを話す必要はありません。(もちろんあなたと相手の心が許せば話しても大丈夫です)

もし、辛い気持ちを話す必要性を感じたら、下記のような専用ダイヤルにかけてみるのも良いかもしれません。

◆こころの健康相談統一ダイヤル:0570-064-556 ( 相談対応の曜日・時間は都道府県によって異なる )
◇よりそいホットライン:0120-279-338(24 時間対応)
◆いのちの電話:0570-783-556(午前 10 時~午後 10 時)
◇LINE 相談窓口「生きづらびっと」:ID 検索 @yorisoi-chat
◆LINE 相談窓口「こころのほっとチャット」:ID 検索 @kokorohotcha

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