知らないと「空気が読めない」!?ルール・マナー・モラルの違い
漠然とさせてませんか、この違い?
表題のルール、マナー、そしてモラルについて改めて考えさせられる出来事がありました。
↑ちなみに皆さんはこの「ルール・マナー・モラルの」違いって、言えます???
僕自身がそうだったから言えますけど、ルールとマナーとモラルを理解して実践できないと、ビジネスにおいてはめっちゃくちゃ損をします。
経営者になって、稼いで自由になったろー!!って思う方々って、基本的に本業に不満がある方、サラリーマン、エンプロイドという「拘束」から抜け出したいというモチベーションでやってる方が結構いると思います。
その反骨心は稼ぐ原動力になるので、決して悪いことではなのですが・・・。
独立を目指す人や、会社などの組織からドロップアウトした人ってルールはともかくマナーやモラルが欠如して損をしている人が多いなーと感じるわけですよ。(ちなみに僕は独立も失敗もしましたし、若いころ高校中退など、社会のドロップアウトも経験しました)
また、マナーやモラルが欠如したまま稼ぐ人も、意外とたーーーーくさんいます。
で、なんかちょっと稼いだだけで、この世を手中にでも収めた気になったのか、目上の人に平気でタメ口きいたり、お勤めしている人を見下した論調の人、いるじゃないですか。「稼げてるオレTUEEE!!」「稼げてないお勤めの君たち、大したことないよね、フフン!」みたいな。ユーチューバーとかでもそういう人を見かけますよね。
一言でいうと、そういう人たちって「ダサい」んですよね・・・。
稼ぎ方がダサい人って、ほぼイコール生き方がダサいです。生き方がダサい人の稼ぎ方って、他人を蹴落としたり、目先の利益だったりするので、僕はそういう人の稼ぎ方を学びたいとは思いません。
あ、ルールとマナーとモラルの話でしたよね。
ルールとは、明言明文化された規則、規約です。守らないと罰せられる、その社会や組織での決まり事。
マナーは態度、礼儀作法のことで、破っても罰せられるわけではありませんが、その社会や集団で認知されている「暗黙の了解」なので、多数決的な決め事としてふんわり存在しています。
モラルはもっとふんわりしている「道徳」です。「人生や社会に対する精神的態度」とされ、ここが高尚であるかどうかが、人生の質を決めるんじゃないかと個人的には思います。
ルールってのは、規約や規則、法律なので、守らないと法的にペナルティーを科せられたりその会社の規約に違反すると制約や物理的な損害を被るものですね。
マナーは、その業界や所属している組織が、長い歴史の中で形成した「文化」です。テーブルマナーやビジネスマナーが分かりやすいですけど、例えば同じ食事のマナーでも和食と洋食ではマナーが異なるのと一緒で、その会社や業界・組織ごとに、マナーは微妙に異なります。
A社では通用していた常識も、B社では非常識になる、なんてことも良くある話で、いわゆる「空気を読む」必要もあるなんともやっかいな存在がマナーです。ややこしいですし、僕も完璧になんてとても振舞えません。
モラルはもっと根深くて、その国の文化形成だけではなく、宗教や国の在り方、歴史が基盤になって形成された道徳観、倫理観が反映している行動指針です。
ただ、「人生や社会に対する精神的態度」は同じ人間として共通の認識があるものも多く、例えばサッカーで日本のサポーターが、スタジアムの席を綺麗に掃除して帰る姿勢は日本人はモラルの高い国民であることを世界に示しました。
やんないと罰せられるのがルール。
その集団で出来ない知らないと恥をかくのがマナー。
やんなくても咎められないけどやると評価されるもの。もしくはやってると嫌な顔をされるけど、罰せられるほどのものじゃないものがモラルです。
ルールは守って当然だし、守らないと実害があるので、誰でも守ります。犯罪者も少なくても表面上は守ったり、破っていることを必死で隠しますよね。
問題はこのマナーとモラルです。
僕は20代のときに一度独立して大失敗しましたが、先にご説明した「脱サラして自由になってウッハウハ♪」って思考の方々には、このマナーとモラルが欠如している人が、(その当時の僕がそうだったように)極めて多いんじゃないかなーと思うわけです。
20代ならまだ「威勢のいい奴」で済むかもしれませんよ。でも30過ぎてそのまんまだと、単なる「痛い人」「残念な人」です。言っておきますが、たとえ稼いでいても、です。
「空気が読めない」と言われる根本理由
あと、これもよくあるなーと感じるのが、周りと比べて稼いだ人や社会的地位を手に入れた人が、自分の稼いだというか実績を上げたカテゴリーでのルールやマナー、モラルを他人に押し付ける人。いわゆる「ドヤる」「マウントを取る」というやつですね。
所属している業界や組織、集団が異なればルールやマナー、モラルも変わってきます。
なのに相手の立場を尊重しないで、「自分の方が稼いでいる、実績を上げている」という精神的アドバンテージを盾に自分の見解や解釈を押し付ける人っていませんか??
そのような方々は、もはや害ですよね。(どこの会社にもそういう方がいて、その手の方々との人間関係に苦労したりもするわけですが、それはまた別な機会に対策なんかを紹介します)
では、ルールは法律や規約を読めば済みますが、このふんわりしたマナーやモラルを学ぶにはどうすればいいのか。
皆さんは自分がマナーやモラル、分別をきちんと持ち合わせているって自信はありますか???
発達障がいの特性としてもあげられる「空気が読めない」。この空気が読めないと指摘される大きな理由に、この「マナー」や「モラル」が周りと上手く嚙み合わず、浮いてしまったり知らず知らずに周りを不快にさせてしまう、なんてことがあるんじゃないでしょうか。
はっきり言って僕も「空気を読む」のはとても苦手です。学生の頃から良く「空気読め!」とか「お前はどうしてそうKY(「空気読めない」の死語w)なんだ」とか言われたものです。
そんな形が無くて見えづらい「空気」と言われるものの根底に、実は「空気を読む」ためのヒントが横たわっています。これを習得すれば、皆さんの空気を読むレベルは格段に上がっていくことをお約束できます。
「空気を読む人」が一生懸命勉強していること
空気を読める人たちが意識して勉強していること。それは・・・。
【教養】を身に着けることです。
家柄の良い家庭の子供は、小さいころから教養を徹底的に学びます。親が教養、マナーとモラルを学ぶことが人生を決定することを身をもって知っているからです。
「プレジデント」みたいなビジネスマン向けの雑誌を読んでいるとハイクラスのサラリーマンや経営陣に最も学ぶことを推奨されているものも「教養」です。
読書、語学、歴史、芸術、ワイン・・・、「お高く止まりやがって!」とお思いかもしれませんが、社交の世界で話せる話題がないことは、めっちゃくちゃ恥をかくことになります。恥をかくばかりではなく、教養のない人はビジネスチャンスを逃します。教養のない人は信頼されないからです。
マナーとモラルは教養を身に着けることで学ぶことが出来る、という少々厄介なものです。時間もお金もかかってしまうわけですね。教養を学ぶためには基本的に経済力が必要ですが、読書のように昔は本は高価だったけど今は誰でも買えるように、身近に触れられる教養だって沢山あります。
美術館や博物館は小銭があれば通えますよね。(しかも障がい者割引まである!)
映画「プリティウーマン」や本田健 著「ユダヤ人大富豪の教え」のように、社会的下層にいる人でも経済力の高い人に出会い、気に入られてその人をメンターとしてマナーやモラルを学ぶことも可能です。
マナーとモラル。
持論ですが組織ってぶっちぎりのマナーとモラルを身に着けた集団になれれば、マジで最強になるんじゃないかと思います。僕もまだまだ人格を磨かなきゃいけない立場なので偉そうなことは全く言えませんが、マナーとモラルを意識して暮らしていれば、人生の質は勝手に良くなっていく、と感じてます。
空気を読むのが苦手、ひいては人間関係に自信が無い方は、まず何かしらの教養を身に着けることから始めてみてはいかがでしょう??
教養は趣味にもつながりますし、人生に喜びと潤いを見出してくれる財産にもきっとなりますよ。
ではまた次回♪
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