【障害者雇用で働く方必見!】障害者雇用で働くうえで大事な「自己理解」とは?
こんにちは!ディーキャリア芝浦オフィスです。
先日、
特別イベント
「【精神・発達障害の方へ】ビズリーチ×ディーキャリア 企業の「欲しい人材」教えます!
~内定だけがゴールになっていませんか?~」
を開催しました。
100名を越す方々にご参加いただき、
「配慮事項が多いと採用に影響はある?」
「短期間で就職を目指す場合、自己理解はどう進めればいい?」
などなど、数多くの熱い質問が飛び交い、
大盛況のうちにイベントは終了しました!
イベントでは、
”企業採用担当”
”ピアサポーター(当事者支援員)”
”就職支援のプロ”
3者の視点から
「障害者雇用において、自己理解がどうして重要なのか?」
を語りつくしました。
今回は、
特別トークセッション「就職後の活躍のための自己理解」から、
厳選した内容を抜粋してお届けします!
・障害者雇用で就職活動をされている方
・いま障害者雇用で働かれている方
必見の内容です!
ぜひ最後までお読みください!
※当記事の内容はイベントに登壇したパネラー独自の意見であり、
パネラー所属の企業などの見解とは異なります。
目次
就職後の活躍のための「自己理解」
イベント第2部でおこなった特別トークセッション「就職後の活躍のための自己理解」から、
厳選した内容を抜粋してお届けします!
■そもそも「自己理解」とは?
そもそも、仕事をするうえでの「自己理解」とはどのようなものでしょうか?
「自己理解」をひとことで説明するなら「自分について知ること」です。
当たり前のことように聞こえるかもしれませんが、
自分の「何」について理解する必要があるか?と考えてみると、
・自分の価値観
・自分の好きなもの、嫌いなもの
・自分の得意なこと、苦手なこと
・身につけているスキル
・仕事に対する考え方……
などなど、理解するべき要素はさまざまなものがあります。
就職活動の自己分析などを通じて、
なるべくさまざまな角度から自分のことを知り、見つめ直してみることが大切です!
■自己理解ができるとどういうメリットがあるの?
では、自己理解ができると働くうえでどんなメリットがあるのでしょうか?
特に、障害者雇用で働く方にとっては
①自分の状態を把握できること
②必要な配慮が明確になること
の2点がメリットとして考えられます。
①自分の状態を把握できること
発達障害のあるある方が、
日々の仕事のストレスや不安から体調やメンタルを崩してしまう場合があります。
その背景には、
「自分の状態や気持ちに気づきづらい(セルフモニタリングの苦手)」
といった障害特性が隠れていることが考えられます。
自己理解のなかで、
自分の調子に影響のある因子や自分の感情が変化するきっかけを理解できると、
調子や感情の変化に気づいて対処をしたり、
周囲の人に自分の状態を説明してヘルプを出しやすくなったりします。
また、「自分の調子がいつ崩れてしまうんだろう?」という不安の解消にも繋がります。
②必要な配慮が明確になること
自己理解を通じて、
自分の得意なこと・苦手なことを理解したり、
さらに、苦手なことについてはどの程度までなら自分で対処ができるか?を理解したりできると、
周りの方からどんな配慮をしてもらえるといいのか?が明確になります。
面接などでも、
配慮の内容だけではなく、「どうしてその配慮が必要なのか?」ということや
配慮をもらう前に自分でどのように対処するか?ということを説明できることが
ポイントになります。
自己理解を進めるためにはどうしたらいいの?
では、自己理解はどのように進めていけばいいのでしょうか?
大事なことは、
「他者からの意見を聞くこと」
です。
「自分のことは自分が一番わかっている!」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、
周囲に配慮を求めたり、自分の特性を理解してもらうためには、
自分のことを理解したうえで、納得感のある説明ができることが重要です。
そのためには、ハローワークや支援機関の支援員などに対して説明の練習をしてみてください。
・その配慮事項が必要であることに納得してもらえるか?
・特性がどのようなものかが明確に伝わるか?
を確認することで、新たな気づきを得ることができ、
仕事をしていくために必要な自己理解を進めることに繋がります。
■入社後における自己理解
就職活動を終えて、入社したとしても、
入社はあくまでもスタートライン、第一歩です。
自分が働きやすい環境で長く働くためには、
「自己理解」を入社後にも進めていくことが不可欠です。
実際に業務をするなかで配慮事項が見つかることもあります。
反対に、必要だと思っていた配慮事項が必要でないことがわかることもあります。
どちらの場合でも、実際に業務を進める中で
「自分はこれが苦手なんだな」や
「意外と配慮がなくでも自分でできるな」など
自己理解を継続していくことが背景にあります。
自己理解を進めながら、
上長などと配慮事項を定期的に見直していくことで、
常に自分にとって働きやすい環境をつくることができます。
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