【大人の発達障害】ディーキャリア芝浦オフィスの「一日の流れ」をリアルにご紹介!
こんにちは、ディーキャリア芝浦オフィスです。
ディーキャリア芝浦オフィスでは、「大人の発達障害」の方によくあるお悩みについて、
障害特性をふまえた困りごとの背景と、その対策について解説しております。
今回はディーキャリア芝浦オフィスの一日のスケジュールについてご説明します!
「就労移行支援事業所の一日ってどうなっているんだろう?」
「ディーキャリア芝浦オフィスではどんなことができるんだろう?」
という疑問をお持ちの方は、ぜひご一読ください!
ディーキャリア芝浦オフィスってどんなところ?
ディーキャリア芝浦オフィスは、
発達障害の特性に応じたプログラムを提供する就労移行支援事業所です。
就労移行支援事業所について詳しくはこちら
https://dd-career.com/blog/shibaura_20230130/
ディーキャリア芝浦オフィスは実際のオフィス環境を想定したつくりになっています。
発達障害の特性による「生きづらさ・働きづらさ」を感じている方が、
「自分らしく働く」ことができるよう、
実践的な環境のなかで対策を考えたり強みを伸ばしていくことができます。
ディーキャリア芝浦オフィスの「強み」について詳しくはこちら
https://dd-career.com/blog/shibaura_20230623/
1日の流れ
9:45~10:00|来所
利用者のみなさんが通所されます。
オフィス内はフリーアドレスになっているので、その日の作業場所にパソコンなどを準備します。
利用者の方・スタッフ問わず、来所までにあったできごとなどを雑談することもあり、
オフィスが活気にあふれる時間帯でもあります!
10:00~10:30|朝礼
オフィス全体で朝礼をおこないます。
日替わりの当番が司会進行をおこないます。
訓練を開始するにあたり、全員で身だしなみやビジネスマナーを確認したり、
その日の作業予定を共有します。
10:30~12:00|プログラム受講
10:30になると、午前のプログラムが始まります。
ディーキャリアのプログラムは
・ライフスキルコース
・ワークスキルコース
・リクルートコース
の3つのコースに分かれています。
・ライフスキルコース
ご自身の特性を理解し、職場や日常生活で活用できる知識やスキルを学ぶコースです。
この日は、「アサーティブコミュニケーション」についての訓練です。
アサーティブコミュニケーションとは、
相手のことを尊重しながら、自分の感情や要求を伝える自己表現の方法のことです。
発達障害の特性により、
職場で報告・連絡・相談をしたり、他の人への提案や依頼をしたりすることが苦手な方も
いらっしゃいます。
「どのような伝え方であれば自分の考えを適切に伝えられるようになるか?」を
ワークなどで実践しながら考えていきます。
・ワークスキルコース
模擬業務に取り組むことで、就職した際に求められる「業務遂行力」を高めながら、
業務中のセルフケアなどを実践するコースです。
この日は、Excelを使ったリスト作成の業務です。
ホームページから必要なデータを抽出してリストへ入力していきます。
実際の職場でも利用するExcelの実践的な操作を学べるほか、
利用者の方だけで構成されたチーム単位で進捗管理をしているので、
チームでのコミュニケーションを実践することもできます。
・リクルートコース
就職活動に取り組むコースです。
ディーキャリア芝浦オフィスは全国のディーキャリアの研修拠点であり、
研修スタッフがオフィスにいることがあります。
この日は、初対面の研修スタッフとの面接練習です。
本番の面接でも相手となるのは初対面の方ですので、
普段のスタッフとの練習よりも本番に近い状況で面接練習ができます。
スタッフからの具体的なフィードバックを踏まえて、本番の面接に向けた対策を進めていきます。
12:00~13:00|お昼休憩
午前のプログラムが終わったらお昼休憩です。
お弁当を持ってくる方、お昼に外へ買いに出る方どちらもいらっしゃいます。
休憩する時間には気持ちを切り替えてしっかり休憩することも、社会に出てから必要です。
この日は、利用者の方が持参されていたお弁当の話から、
好きなラーメンの話やおいしいウニの話になり、オフィス全体で盛り上がっていました。
13:00~14:30|プログラム受講
お昼休憩が終わったら午後のプログラムです。
・ライフスキルコース
午後は「リフレーミング」のケーススタディです。
リフレーミングとは、ものごとをとらえ直すことで自分の感情や行動を変える方法です。
発達障害の特性により、
ものごとのとらえ方が極端になってしまったり、
別のとらえ方をするのが苦手な方がいらっしゃることに対応したプログラムです。
この日のケーススタディでは、
それぞれが日常で遭遇したネガティブなできごとを持ち寄って、
リフレーミングの技法を実践することで、
「ネガティブではない別のとらえ方ができないか?」を考えました。
自分のとらえ方のクセを把握したり、他の方のとらえ方を知ることで、
ものごとをとらえる視点を増やすことができます。
・ワークスキルコース
午後は、事業所で使用するパソコンの初期設定(キッティング)の模擬業務に取り組みました。
初期設定のマニュアルを参照しながら、各自で作業を進めます。
「問題点が発生したときは、まず自分で調べてから作業リーダーに相談する」という、
実際の業務と同様のオペレーションに沿って作業をしていきます。
発達障害の特性によっては、
マニュアルに記載されている視覚からの情報を処理することに苦手がある場合もあります。
「実際の就労の場面では、どのようなやり方で指示を受ければ仕事を進めやすいのか?」を考え、
自身の「配慮事項」を考える機会にもなります。
・リクルートコース
午後は、応募書類の作成をおこないました。
就職活動が進んでくると複数の選考を並行して進めていくことになります。
発達障害の特性によっては、
複数の作業を並行して進める「マルチタスク」が苦手な方もいらっしゃいます。
選考のスケジュール管理も重要な訓練の一部です。
経験豊富なスタッフからのフィードバックを受けながら、
自身の強みや志望動機がより伝わるような書類に仕上げていきます。
15:00~15:30|清掃・終礼
午後のプログラムが終わったら、終礼をおこないます。
その日におこなった作業を全体に対して共有します。
その後、オフィスの清掃をします。
ここでも、日替わりの担当が清掃担当を割り振り、作業を進めていきます。
チームで協力・分担して作業をおこなう実践の場となります。
この日は、ライフスキルコースで習得した「アサーティブコミュニケーション」のスキルを実践して、
利用者の方が清掃の分担についての改善案を提案して、
実際に清掃のルールを変更することになりました。
15:30~16:00|自由時間・個別面談
清掃が終了したら、プログラムはなく自由時間になります。
帰宅される利用者の方も、
16:00まで個別で自身の作業に取り組まれる方もいらっしゃいます。
障害者雇用の場合、
週20~30時間の活動時間を確保できていることが
「毎日フルタイムで勤務できるか?」の判断材料となることが多いため、
就労移行支援の段階で一日の活動時間を確保することも重要です。
リクルートコースの方には、
個別の作業に取り組むことで、一日の活動時間を確保していただくようにしています。
また、個別の作業をしていても16:00までに帰宅準備を終えて帰宅することは、
就労した後に求められる「定時を守って帰宅する」ことに繋がるため、
ご自身での時間管理にも取り組んでいただいています。
プログラムの振り返りや私生活での困りごとについての個別面談をスタッフとおこなうこともできます。
無料体験会に来てみませんか?
いかがでしょうか?
ディーキャリア芝浦オフィスの一日の流れがイメージいただけたでしょうか。
「実際のプログラムの様子はどんな感じなんだろう?」と気になった方は、
ぜひ無料体験会へお越しください。
ディーキャリア芝浦オフイスにお越しいただき、実際のプログラムにご参加いただけます。
ご希望に応じて、半日から体験が可能です。
☑ 特性による「生きづらさ・働きづらさ」を感じている
☑ 就労移行支援にすでに通っているが不安や不満がある
☑ クローズ(障害者雇用枠以外)就労を目指したいが、特性への自己対処に自信がない
そんな不安や悩みを抱えている方は、ぜひ、お気軽にご連絡ください。
ディーキャリア芝浦オフィスでは、
障害者雇用枠を目指したい方はもちろん、
一般雇用枠での就職を希望されている方へのサポートも積極的におこなっています。
「自分らしく働きたい」
そんなあなたのサポーターになれることを、スタッフ一同、心待ちにしています!
フォームでのお問い合わせはこちら >
ディーキャリア芝浦オフィスの紹介ページはこちら>
お電話(03-6809-6985)やメール(job_info@happy-terrace.com)でのお問い合わせも受け付けております。
まずはお気軽にご連絡くださいね。
芝浦オフィスのブログ一覧
オフィス情報
芝浦オフィス
- アクセス
- JR山手線/京浜東北線「田町駅」芝浦口(東口)より徒歩10分
- 電話番号
- 03-6809-6985