【発達障害あるある】人間関係で疲れてしまうのはなぜ?トラブルを回避する方法とは③
こんにちは、芝浦オフィスです!
後先を考えず衝動的に言ったことでトラブルになったり、
大事な話をされているとわかっているのに、話の途中で注意が逸れて怒られたり、
友達からきた連絡の返信を先延ばしにしていて疎遠になってしまった……。
そんな経験はありませんか?
または、
悪気はなかったのに、相手を傷つけることを言ってしまって嫌われたり、
自分なりのルールやこだわりを通したい気持ちが強く、
「面倒な人」「頑固な人」と思われてしまったということはないでしょうか。
じつは、上記に挙げた内容は、「発達障害のある方にはあるある」のお悩みなんです!
前回は、ADHD(注意欠如・多動性障害)の方によくある困難について、原因を解説していきました!
今回は、そんな発達障害あるあるの人付き合いに関するお悩みについて、
ASD(自閉症スペクトラム障害)の特性に着目し、なぜ起こるのか、どう対処したらよいのかをご紹介していきたいと思います。
ディーキャリアは、なんと言っても発達障害の特性に応じたプログラムを提供する就労移行支援事業所!
発達障害の診断を受けているあなた、あるいは「発達障害かも?」と思っているあなた、
ぜひこの記事を読んでみてください!
◆ASDによくある困難
前回は、ADHD(注意欠如・多動性障害)のある方がよく抱える困難について
障害特性を踏まえて「なぜ難しいのか?」を解説しました。
ぜひ前回の記事もご覧くださいね!
▼【発達障害あるある】人間関係で疲れてしまうのはなぜ?トラブルを回避する方法とは②
それでは、今回は、ASD(自閉症スペクトラム障害)のある方の困難について、
紹介していきたいと思います。
➀気持ちを察することの難しさから、相手の傷つくことを言ってしまう
ASDのある方は、障害特性として、
「人の気持ちや機微を察することが苦手」というものがあります。
その特性から
・困っている友達に対して、
「良かれ」と思って言ったアドバイスが「正論パンチ」になってしまい、
「なんでそういうこと言うの?」と言われてしまう
・「人が言われたくないこと」「失礼に当たること」がわからず、思ったまま発言してしまい、
結果的に人の気持ちを傷つけてしまう
ex)「○○さん、ちょっと太ったんじゃないですか?」等
などの困りごとが発生することがあります。
②自分のルールやこだわりを通したい気持ちが強く、「面倒な人」と思われる
これも、ASDのある方によくある困りごとです。
ASDの特性として、「こだわりが強く、状況に応じた柔軟な対応が難しい」というものがあります。
仕事のやり方・作業の進め方などについて、自分なりのこだわりなどがあることが多く、
その「自分ルール」から外れることを激しく忌避する傾向があります。
そのため、周囲から提案されたやり方を強く拒否したり、
自分のやり方を押し通そうとすることがあるため、
「融通が利かない」「頑固」などと評価されてしまうことがあるのです。
周りから見ると、「素直に従ったらいいのに」と思うことでも、
「自分の考えの枠やこだわり、自分ルールからなかなか出られない」という特性があるため、
「面倒な人」というレッテルを貼られてしまうことがあります。
③こだわりから話の本筋ではないところに固執し、コミュニケーション齟齬となる
こちらも「こだわり」からくる困りごとです。
ASDのある方は、話の中で「不正確な情報」や「誤った情報」が伝えられていると
そこが話の本筋とは関係がない部分であっても気になってしまい、
訂正・補足をしようと口を挟んだり、発言が長くなってしまうことがあります。
あるいは、発言することは我慢できても、本人の中にもやもや感が残ってしまい、
話の内容が入ってこないということもあります。
例としては、
・言葉の不正確な使い方
・特定の分野に関する誤った知識や古い知識
・話されている内容の細かな認識齟齬
等に関して気になってしまうことが多いですね。
他の人からすると、「そこは話の本筋には関係がないから、別にいいじゃん」と思うようなことについても、
思わず口を開いてしまい会話を妨げてしまったり、
もやもやした気持ちが残り、そのことばかりを考え続けてしまったりといったことがあるのです。
その結果、「ちゃんと話を聞いていない」「会議の進行を妨げている」といった
不本意な評価を受けてしまうことがあります。
◆まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回も、「人間関係が難しい」「人付き合いが苦手・疲れる」という
「発達障害あるある」なお悩みに対し、
障害特性を踏まえて、なぜそれが起こってしまうのかを解説しました。
次回はいよいよ、その「解消法」についてご紹介します!
ぜひご覧ください!
ディーキャリア芝浦オフィスでは、
このように、障害特性から困りごとの原因を紐解き、
「生きるのがラクになる」ちょっとしたコツをお伝えしています。
冒頭でもお伝えした通り、
発達障害のある方が困難や苦手を感じる背景には、
お持ちの障害の特性が関わっていることが多いです。
「自分はダメなんだ」「努力が足りないんだ」と思ってしまうのではなく、
その困難や苦手の原因を探ることで、
「どうすればうまくいくのか」を考えることができます。
ディーキャリア芝浦オフィスでは、
みなさんが「ラクに生きる」ためのお手伝いをしていますので、
お悩みのある方はぜひ、面談や体験に来てください!
いつでもお待ちしております!
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