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二次障害ってなに!?発達障害との関係や対策を解説します!!

こんにちは。

ディーキャリア芝浦オフィスです。

皆さんは、【二次障害】という言葉をご存じですか?

二次障害とは、発達障害などの一次障害を原因として、周囲からの理解を得づらい環境で、繰り返し注意されたり、不安な経験をしたりすることで自己肯定感が下がり、うつ病、不安障害、ひきこもり等の症状が発生している状態です。

近年の研究では、ASD(自閉症スペクトラム障害)やADHD(注意欠如・多動性障害)などの発達障害の特性でお悩みの方は、そうではない方と比べて、様々な精神障害を併発する確率が高くなる傾向にあるという報告もあります。

 

この記事では、

① 二次障害が生じるメカニズムと予防のためのポイント

② 主な二次障害の症状

③ 二次障害の治療について

④ 利用できる支援・福祉サービスなど

を解説しています。

 

① 二次障害が生じるメカニズムと予防のためのポイント

発達障害の特性のある方は、様々な場面でコミュニケーションがうまく取れなかったり、周囲の行動に合わせて行動を切り替えたりすることができず、叱られたり、注意されたり、行動を制限されたり、周囲の人達に理解してもらえず、「変わった考え方の人」「変なことをする人」と言われたりしてしまうことがあります。

ストレスの多い環境で本人にとってつらい経験が繰り返されると、成功体験を上手く積み重ねられず自信がなくなり、自己肯定感が低下してしまいます。すると、「何をしてもうまくいかない」「どうせ失敗してしまう」など、ネガティブな感情で頭がいっぱいになってしまい、家から出られなくなってしまうといった状態になっていきます。

こうしたことがきっかけで起こる情緒不安定やさらなる不適応が、二次障害の発症につながっていきます。

二次障害の予防という観点からは、この負のスパイラルに陥らないようにすることが重要になってきます。そのために重要になってくる点は、保護者や医療機関の専門家や、専門機関の支援者などのサポートです。

子どもの事例でいえば、子どもが学校に行きたくないなどの不適応反応が見られた時には、保護者、学校の先生や保健の先生、相談室の先生などの周りの大人で話し合い、ほめられる場面を増やすような環境を設定し、対応を統一していく等の工夫をしていくことが重要になってきます。

大人の二次障害の予防においても同様で、「何をしてもうまくいかない」「どうせ失敗してしまう」という気持ちに耳を傾けてくれる、相談できる存在が必要です。

専門機関の支援者や医師の方が相談しやすいという方もいらっしゃいますので、ご自身の状態や希望に合わせて相談先を選択していただくとよいと思います。

 

② 主な二次障害の症状

二次障害は大きく【内在化障害】と【外在化障害】の2つに分類されます。

 

内在化障害とは、

・うつ病

・統合失調症

・境界性パーソナリティ障害(人格障害という場合もあります)

・強迫性障害

・ひきこもり

・摂食障害

・睡眠障害

・頭痛や腹痛など

具体的な診断の有無にかかわらず、社会生活に支障をきたすような困難(障害)のことです。

 

一方で外在化障害とは、

・反抗挑戦性障害

・行為(素行)障害

・反社会的な行動

・触法行為など

抱えている不安や憤りなどの感情を、自分の外の対象に向けて表現する行動が見られます。

 

③ 二次障害の治療について

二次障害の治療は、主な二次障害の症状で紹介した様々な症状への対応と合わせて、その原因となっている発達障害などの一次障害へのアプローチも重要になってきます。

例えば、注意欠如・多動性障害(ADHD)の特性でお悩みの方が二次障害でうつ病を発症するという事例では、職場に適応できなくなり、うつ状態から通勤することが難しくなり、転職を繰り返してしまうといった状態が考えられます。

このような場合、医療機関などの専門機関に相談し、第三者と共に治療方針を決めていくことが大切です。

一人で悩まず、以下のような相談機関や支援機関などに話をしてみるのもおすすめです。

 

④ 利用できる支援・福祉サービスなど

発達障害などに起因するコミュニケーションの苦手さから、上記のような二次障害が発生している場合、次のような窓口に相談してみるとよいでしょう。

◆発達障害者支援センター

発達障害の特性でお悩みの方とその家族が地域で豊かに生活していくために、保険・医療・福祉・教育・労働などの各機関と連携し、地域で総合的に支援ネットワークを構築し、ご本人やご家族からのさまざまな相談に応じ、支援やアドバイスを行っています。

東京都発達障害者支援センター(TOSCA)

神奈川県発達障害者支援センター(かながわA)

◆ひきこもり地域支援センター

ひきこもり専門コーディネーターを中心に、関係機関とのネットワークを活用しながら、ひきこもりに悩むご本人やご家族に必要な情報を提供しています。家庭訪問等の支援もおこなっています。各都道府県・指定都市に設置され、ひきこもり本人や家族等からの相談支援を行っています。

ディーキャリア芝浦オフィスでは、【ひきこもり支援相談士】が、ひきこもりに関するご相談を受け付けております。

※『ひきこもり支援相談士』とは・・・一般社団法人ひきこもり支援相談士認定協議会が認定する資格です。ひきこもり当事者(本人・家族)に第三者として寄り添い支援を行ないます。

東京都ひきこもりサポートネット

かながわ子ども・若者総合相談センター

ディーキャリア芝浦オフィス ひきこもり相談のお知らせ

いかがでしたでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございました♪

次回の更新もお楽しみに!

 

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参考:NHK福祉情報サイト「ハートネット」https://www.nhk.or.jp/heart-net/topics/4/

:宮尾益知著『発達障害の基礎知識-0歳から大人、進学から就職への対応がすべてわかるハンドブック-』河出書房新社

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