＜発達障害と言われる有名人＞ ❝発明王❞ トーマス・エジソン
皆さん、こんにちは！
ディーキャリア芝浦オフィス スタッフの大場です！
皆さんは、発明家と聞いて、誰を思い浮かべますか？
検索サイトで「発明王」と検索するとトップに出てくるのが、トーマスエジソンです。
エジソンの発明したものは、現代の私たちの生活に欠かせないものばかりですが、なかでも特に有名なのは「電球」の発明です！
フィラメント（金属の細線）に電気を流すと強く発光する現象を見たエジソンは、「フィラメントが燃え尽きなければいつまでも光っているのではないか」と考えました。
燃えるということは、酸素と化合しているということですから、ガラス管を使って限りなく真空状態に近い環境を作り、フィラメントに電気を流してみたのです。
これが大成功！消えない灯りの発明により、人間の労働時間は飛躍的に伸び、あらゆる産業の生産性が向上しました。そして同時に多様な働き方も生み出しました。
さて、そんな発明王トーマス・エジソンですが、実は彼もＡＤＨＤだったのではないかと言われています。
前回投稿した記事【 当てはまるかも！？ＡＤＨＤの特性を一覧で紹介！ 】を合わせて読んでいただけると、エジソン少年のＡＤＨＤ傾向がよく見えてくるかと思います。
エジソンは小さいころからかなりの知りたがり屋さんでした。例えば、学校の授業で疑問に思ったことは質問を繰り返していたそうです。
例えば、「１＋１＝２」を説明する教師に対して、粘土を２コ取り出し、
「１コの粘土と１コの粘土を合わせたら、大きな１コの粘土なのに、なぜ２コなの？」
と尋ねたというエピソードはとても有名なです。もしこうやって尋ねられたら、困ってしまいますね・・・。
その他にも、なぜ燃えるのかを知りたくて自宅の納屋で燃焼実験をしていて、その納屋を全焼させてしまったり、ガチョウの卵を自分でふ化させたくて何時間も鳥小屋の中で卵を抱えていたりしていたそうです。
※こうした独特な観点や突飛な思考は、実はＡＳＤの特性ですが、その好奇心を抑えきれず、すぐに実行してしまうところにＡＤＨＤの特性が垣間見られます。
しかし、そんな彼が幸運だったのは、こうした彼の好奇心に母親だけは理解を示し、探求することを全面的に応援してくれたことでした。
その結果、自分の興味のある研究に没頭し、発明家になったのです。
発明家になったあとも、一つのことで行き詰まるとすぐに次の事柄にチャレンジしていたと言われています。
このように、好奇心旺盛なところと豊かな創造性に加えて、ＡＤＨＤの特性があったからこそ、生涯で１３００を超える発明を成し遂げられたのではないでしょうか？
エジソンの他にも、織田信長や坂本龍馬、モーツァルトなどなど。
近年では、人気バンドやモデル、スポーツ選手にも診断を公表されている方がいます。
以前の記事【 こだわりのお店 】でも紹介していますが、発達障害の特性は必ずしも欠点というわけではありません。
理解してくれる人の存在や、理解してもらいやすい環境が整っていれば、トーマス・エジソンのように、様々な分野で活躍できるかもしれません。
診断を受けたい、具体的な対策を知りたい、仕事について相談したい、話を聞いてほしいなど、目的にあわせて相談できる機関があります。
「どこに行ったらいいかわからない。」
「何を相談したらわからない。」
「診断は受けたけど、このあと自分がどうしていけばいいのかわからない。」
などでお困りの方は、どうぞお気軽にディーキャリア芝浦オフィスにご連絡ください。
最後までお読みいただきありがとうございました♪
次回の更新もお楽しみに！
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