オフィスブログ

報告・連絡・相談が、、、苦手!

皆さん、こんにちは!

ディーキャリア芝浦オフィス スタッフの大場です!

 

今回は、「気を付けているのに、どうしても報告・連絡・相談がうまくいかない」のはなぜか

 

ということについて、発達障害の特性という観点から考えてみたいと思います。

 

◆ ASD(自閉症スペクトラム障害)の特性がある方の場合

 

「良かれと思ってしてあげたことがウラ目に出て、相手に不快な思いをさせてしまうことがある」

 

というエピソードをよく耳にします。私も何度も経験してきました。

 

これは、ASDの特性のある方が陥りやすい落とし穴です。

 

ご自身の経験から、目の前の人や状況に対して最良の声かけや行動を選んだつもりで、指示や依頼と異なる対応をしてしまい、注意やクレームに繋がってしまいます。

 

その他にも、

 

・できること、できないことを自分の基準だけで判断してしまう

 

・「当然こうなるだろう」「他の人もこうするだろう」と思って対応してしまう

 

などの状況があげられます。

 

 

◆ ADHDの特性がある方の場合

 

とっさの判断で対応したが、自分がなぜその判断をしたのかを忘れる。

 

あるいは、別の作業や業務に取り組む中で報告することを忘れてしまう。

 

という状況が考えられます。

 

判断は間違っていないかもしれませんが、情報が共有されていないことから、

 

後々上司や同僚が対応した際に、状況を把握できず対応に困ってしまうことが考えられます。

 

 

 

こうしてみると、報告・連絡・相談をスムーズに行うための方法を考えることは、

 

上司や同僚と円滑にコミュニケーションをとっていくために、とても重要なことと言えそうです。

 

 

 

それでは、私が上記のような失敗を繰り返す中で気付いたポイント3つを、お伝えします!

 

① 「個人的には」は使わない

「個人的には〇〇なのですが、、、」という話し方をする方は多いです。しかしこれは、チームとしての行動を逸脱してしまいがちです。会社の一員として働くということは、「私共の会社としては、、、」という立場からの発言が求められます。「個人的には」という発言をしそうになった時は、上司や同僚に声を掛け、アドバイスを求めることをオススメします。

 

② 「かもしれない」を心掛ける

「これくらいなら個人の判断でやってもいい【だろう】」は事故のもとです。「もしかしたら〇〇な状況になる【かもしれない】」と、その後の展開を複数想像するクセをつけておきましょう。こうして考える時間を確保したら、近くにいる上司や同僚に声をかけ、一人で判断する場面を減らしましょう。

 

③ 忘れっぽいことを事前に周囲に伝えておく

忘れることは悪いことではありません。上司や同僚に忘れっぽいということを伝え、理解を得ておくことは円滑にコミュニケーションをとっていくために重要です。もちろん、忘れないためにすぐにメモを取る、スマホのリマインド機能を活用する等の工夫をしていくこともお忘れなく♪

 

 

 

いかがでしたでしょうか?

 

自分の判断は、これまで生活してきた自分一人の経験に基づいた判断でしかありません。

 

とっさの判断が求められる時こそ、周囲の方に頼って、たくさんの経験から判断するようにしてみましょう♪

 

次回の更新もお楽しみに♪

 

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