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人の気持ちがわからない~発達障害の困りごと②~

こんにちは。ディーキャリア芝浦オフィスです。

さて、今回は前回の続きになります。

発達障害の診断を受けた方の中には、ご自身の診断名をオープンにして就労される方とクローズして
就労される方がいます。オープンにする方は診断名や特性、苦手なことをあらかじめ伝えておき、
会社や一緒に働く周囲の人たちに理解を頂きながら働きます。

〈オープン就労をしている方の対策・工夫の一例〉

「人の気持ちがわからないため、自身の発言や振る舞いで人を不快にさせてしまう。」という
自己理解ができている場合、合理的配慮として「人の気持ちを不快にさせる話し方や振る舞いをしてしまうことがあるため、
そう感じられたときはご教示ください。」をお願いします。
そして、この後がポイント!!教えてもらったことをどうするのかです。
【NG集としてメモに残しておく】
こうすることで自分はOKだけど、周囲のNGを書き溜めることができます。
読み返すことで気を付けるべきことがいつでも見れるようになり、自分の努力で改善できるものと
そうでないものを分けることができます。自分ではどうにもならないことのみ、また合理的配慮を考えます。

定型発達の場合、自分の言った一言によって、相手の表情が変わった、空気が変わったなどを何となく察知するのですが、
自閉症傾向の方は、社会脳(側頭葉、前頭葉、偏桃体)に何らかの特異性があるため、表情や空気が変わったことに
自ら気が付くことが難しい。でも、NGな言動を教えてもらえたら改善を試みることができ、良好な人間関係を築くための
努力ができるということです。

〈クローズ就労している方の対策・工夫の一例〉

・同僚、後輩には「言い方キツイときあったら教えてね。」とお願いをする。
・先輩、上司には「失礼な言動があった場合は具体的にご助言ください。」とお願いをする。
・塩対応キャラや毒舌キャラとして振る舞う。
などをしている方がいらっしゃいますね。

つまり、オープンもクローズもやることは同じ。
【自分の特性について理解をして、特性が出た時には教えてもらう。教えてもらったり、注意をされたら改善の努力をすること】
が大切になります。

ディーキャリアでは、訓練の中で「ナビゲーションブック」というものを作成します。これは、
自身の苦手なことに対して、セルフケア(自分で頑張ること)、合理的配慮(お願いしたいこと)を整理した
いわゆる「自分の取扱説明書」です。これを支援員と一緒に考え、日々磨きをかけていきます。

人それぞれ得意、不得意(凸凹)がある…それを互いに補って活きていく…
「自分の取扱説明書」は、誰しもが必要なものだとも感じさせられますね!

最後までお読みいただきありがとうございました。
それでは皆様…本日もお疲れ様でしたm(__)m

ディーキャリア芝浦オフィス(就労移行支援事業所)
tel:03-6809-6985
mail:job_info@happy-terrace.com

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