【天気痛】について
こんにちは。
ディーキャリア千種オフィスです。
今回は 見出しの件について気になる部分をピックアップしました!
二回に分けて掲載していきますので、参考になれば幸いです。
『天気痛』とは・・・
ここ数年で、天気痛(気象痛)はテレビやSNSで多く取り上げられるようになり
皆さんの間でもよく知られるようになってきましたね。
天気痛は病気ではなく病態です。
天気の影響を受けやすい事がもとにあり、天気によってその症状が引き起こされたり
悪化したりする為人によって症状は千差万別に現れます。
決して「低気圧だから」不調になる…のではなく❝気圧の変化❞によって症状が出やすく
なるという事です。
【天気痛と関連の強い病気】
天気の影響を受けやすい病気と言われているのは…
・関節リウマチ
・変形性関節症
・腰痛
・線維筋痛症
【天気痛の症状】
代表的な症状として・・・
・頭痛 ・眩暈 ・首痛 ・肩こり ・耳のトラブル
・気管支喘息 ・古傷 ・心の不調 ・関節痛 など
【天気痛の原因】
それでは…なぜそういった天気によって症状が出るのか…
原因として考えられるのが、内耳の感受性・脳の過敏性・自律神経の乱れ です。
実際に症状のある人は一般の人に比べて3倍ほど内耳の感覚が敏感だというデータが有る程です。
発症に関しても、気圧の変化に伴い6割に自覚症状があり、女性の方が多く、年代別では…
若い方に頭痛が多く、加齢とともに、肩こり・首こり・関節痛の割合が増加していくようです。
(年齢層では10代~80代と幅があります)
又、症状がひどい場合だと日常生活にも影響がでてしまいます。
【天気痛のメカニズム】
台風が近づくと頭痛がする・・・雨が降ると古傷が痛むなど、その人が元々持っていた症状が
天気に影響されて悪化したりするものをいいます。
上記の症状に加えて、気分の落ち込み・眠気・うつ・不安症と多岐にわたります。
これまでの研究では、気象要素の中でも特に気圧の変化が天気痛の大きな引き金になっていること
がわかってきました。この気圧を感知するのが、体の平衡感覚をつかさどる内耳です。気圧の変化に
内耳のセンサーが過剰反応しその情報が脳に伝わって自律神経のバランスが乱れ、さまざまな不調を引き起こしていると考えられます。
内耳が敏感な人は気圧の変化によるストレスが大きく不調が起こりやすいということです。
【チェックリスト】
※2つ以上の項目に当てはまる人は気圧の変化で不調が表れやすい傾向にあります。
□ ① 雨が降りそうだと分かる
□ ② 季節の変わり目は具合が悪い
□ ③ 乗り物酔いをしやすい
□ ④ 耳鳴りがしやすい
□ ⑤ 耳抜きが苦手
【何科に受診すればいいの?】
まず、何科へ受診するのが良いか…という点に於いては、実際表出している症状に合わせて
受診すると良いかと思います。
例えば…頭痛⇒頭痛外来。眩暈⇒耳鼻科。関節痛⇒整形外科。といった受診をお勧めします。
次回は 天気痛②へ続く・・・
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