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【 発達障害(ADHD・ASD)は、疲れやすい !? 】その理由と、対処法とは?

最近、発達障害(ADHD、ASD)の人は疲れやすい…ということが言われています。
この記事では、なぜ発達障害のある人が疲れやすいのか、その原因を解説し、どのように対処すれば疲れにくくなるのかを説明します。

なんで
疲れやすいんだろう…?

なぜ発達障害の人は、疲れやすいのか?

発達障害(ADHD・ASD)の人が疲れやすい理由には、障がい特性はもちろん、生活リズムの乱れ
仕事環境とのミスマッチ感覚的な問題など、さまざまな要因が関係しています。

感覚過敏

発達障害のある人は、感覚過敏を抱えていることが多いと言われています。
感覚過敏とは、匂い触覚など、環境からの刺激に対して、過剰に反応してしまう状態です。
定型発達の人が気にならないような刺激であっても、不快に感じてしまうと言われています。

例えば、

  • 人混みの中での会話や、公共交通機関の音が耐え難い。
  • 明るい蛍光灯の光が強く感じて、集中できない。
  • 衣服の感触に違和感を感じたり、他者との身体的接触を不快に感じる。

このような状況で長時間耐えなければならないとき、非常に疲れてしまいます。

感覚過敏の状態がつづくと、感覚情報が過剰に入ってきて処理がしきれなくなり、
脳が疲労を感じてしまいます。

うわ~
いろいろ気になって
集中できんっ…!


■ 注意力を維持するのが難しい

発達障害のある人(特にADHD)は、集中力を保つのが難しいと言われています。
これは、外部からの刺激に対して、過敏に反応してしまうからです。
集中しなければいけない状況で、周囲の環境に気を取られてしまったりします。このため、仕事や勉強、家事などを続けるために非常に多くのエネルギーが必要で、集中力を維持している間は脳が過剰に働きつづける為に、過度な疲れを感じてしまいます。

例えば、

 ✔️ 重要な仕事の最中に、他のことに気を取られ、作業が進まない。
 ✔️ 期限までに、仕事を終わらせることができず、焦りやストレスが溜まる。
 ✔️ 心配事を抱えていると、それが刺激となり、引っ張られてしまう。

注意力を維持するには、目の前の物事に集中するだけでなく、他の刺激に反応しないようにする抑制力も使っています。刺激に過敏に反応しやすいからこそ、抑制力集中力同時に発揮しているのです。

まるで、アクセルとブレーキを同時に踏んでいるようなものです。

■ 過剰適応

発達障害(ADHD・ASD)のある人は、職場など社会的な行動が求められる場面では特に、障がい特性による問題行動がでないように、周囲に対して人一倍 注意を払う必要があります。
そのため気付かないうちに過剰適応(無理してその状況に合わせてしまうなど)してしまうことが多く、自分の能力を超えて活動することによって、疲れが蓄積してしまいます。

■ 特性によるストレス

発達障害(ADHD・ASD)の特性によってケアレスミス忘れ物などストレスが発生しやすいことも、疲労に繋がる要因です。特に職場では、ミスが積み重なると自分には能力がないと感じたり、上手く対処することができない、周囲の期待に応えられないなど、不安を抱えやすく精神的な負担も増えてしまいます。

たとえミスが発生していなくても、「またミスするかもしれない…」という不安やプレッシャーに晒され続けることで精神的なストレスが蓄積し、疲労に繋がっていきます。

はぁぁ~…
どうすればいいのよ~

■ 過集中

発達障害(ADHD・ASD)のある人は、職場などで問題が起こらないように注意を払って行動しているうちに、気付いたら過剰に集中してしまう【 過集中 】状態になってしまうことがあります。
仕事以外にも、趣味など興味があることに対しても時間を忘れて没頭して過集中になりがちです。
過集中状態のときはパフォーマンスが発揮され疲労を感じづらいため、休憩を取ることを忘れて作業をに没頭してしまう傾向があります。そのため、気付いた時にはすでに疲れがピークに達してしまっていることがあります。

■ 感覚鈍麻

発達障害(ADHD・ASD)のある人は感覚過敏がある一方で、感覚鈍麻を持つ人もいます。
感覚鈍麻とは、感覚過敏とは逆に刺激に対して鈍感なため、疲れているはずなのに体調の変化に気づきにくく、疲労のサインを見逃してしまうことがあります。
そのため自覚なしに無理をしがちで、作業が終わったときには体力を大幅に消耗してしまっているということもあります。しかし本人の感覚としてはそこまで疲れている感覚がないため、その状態で普段通りのパフォーマンスを発揮しようとして限界を超えて急に動けなくなるなど、疲労が深刻化することがよくあります。

■ コミュニケーションに対するストレス

発達障害(ADHD・ASD)の人は、他者の表情や、態度などのサインを読み取るのが難しいことがあり、コミュニケーションにおいてストレスを感じることが多いです。また、自分の意見を発する際も、つい言いすぎてしまったり、逆に過去の失敗体験からうまく言えなかったりなど、人間関係での誤解や不安を抱えやすいです。

例えば、
 ✔️ コミュニケーションが苦手で、意見を求められても、自分の考えをうまく伝えられない。
 ✔️ 緊張から思ってもないことを、つい衝動的に発言してしまう。
 ✔️ ふと気が逸れたときなどに、急にそっぽを向いたり、不適切な印象を与えてしまう。

というようなことなどが起こりやすいです。

☑️【 質問されるの、ニガテ 】
☑️【 意見求められるのも、ムリ 】
☑️【 話しかけられるのも、不安 】

…だって、疲れちゃうんですもの。

■ 予測不可能な状況への、過度な不安…

経験していないことを具体的にイメージするのが苦手で、新しい環境や人々など、変化に対する不安や恐れが強い傾向があります。慣れていない場所や状況など、環境の変化にすぐ適応することが難しかったりします。予測していない質問などに対して、うまく答えられず固まってしまうことがあります。

■ 自己肯定感の低さ…

これまでに失敗してきた経験から、自分の能力や価値を信じられず、自信を持つことができません。
社会的に誤解されることも多く、それが自己評価の低さに拍車をかけています。
周りと比較して卑下してしまったり、将来に対することも悲観的に捉えてしまいがちです。

準備しなきゃ。
まだまだ足りない…!

■ 準備不足の不安…

発達障害(ADHD・ASD)のある人は、その特性から思いついたことを衝動的におこなってしまったり、注意がそれてしまったりなど、計画的に準備を進めていくのが苦手です。又、何をどのように準備すればよいかが分かりにくいものや、手間がかかったりするものモチベーションが上がりにくく、やり始めるまでに時間がかかったりします。そのことが、準備することを更に難しくさせています。

■ 周囲から理解されづらい

発達障害(ADHD・ASD)のある人は、一見すると特性が分かりづらいことが多く、身近な方々に問題がないように勘違いされてしまうことがあります。そのような状況だと、たとえ困っていたとしても周囲からのサポートを受けることが難しく、孤立感を感じてしまいます。
だんだんと相談すること自体に負荷を感じるようになって、周囲からますます孤立していきます。

■ 睡眠の問題

さらに発達障がいを持つ人々は、睡眠に問題を抱えていることが多く、これが疲労回復を難しくします。
睡眠障がいの原因はさまざまですが、特性からくる生活リズムの乱れや、不安などのストレスなどによる不眠などによって、質の良い睡眠が取れないことで、日中の疲労感が残り、それが次の日に繰り越されるため、軌道修正しづらく悪循環に陥りやすいです。

寝られないしさ~
やっと寝られても
疲れがとれないのよ~

✅️【 疲労を軽減 】するための対策として、できることは。


✅️ 自己理解と特性の把握

このように、発達障害のある人が疲れやすい原因はさまざまですが、いくつかの対処法があります。
まずは自分の特性を理解すること、そして無理をせずに休憩を取ることが大切です。
過去の困りごとを振り返り、まず自分の特性が何なのかを把握しましょう。

✅️ 感覚過敏に対応す

ストレスなどが溜まっていると感覚が過敏になりやすいので、感覚を落ち着かせるため、耳栓やアイマスクを使用して外部の刺激を軽減したり、静かな環境で過ごす時間を増やすとよいでしょう。
職場では、可能であれば過敏に反応しないように耳栓をしたり、静かな席に移動したり、感覚を刺激するようなモノを極力減らしたりして環境の調整をすることが対処に繋がります。そして、適度に小休憩できるとよいでしょう。

こうすればいいのね~!

✅️ 適度に休憩する

疲労対策は、定期的に休憩することがとても重要です。特に集中力が続かない場合は、短い休憩を挟んで脳を一旦リセットするとよいでしょう。軽いストレッチや、散歩などでリフレッシュすることも有効です。

✅️ 十分に休息を取る

ストレス過多状態がつづくと、ストレス耐性が下がって過度に疲れやすくなったり、
防衛反応から逆に疲れに気付きづらくなり、その後一気に疲労で動けなくなることがあります。

そうなる前に、日頃から十分な睡眠を取り、ゆっくり休むように心がけましょう。


そっか!
なるほど~!

✅️ 環境の調整をおこなう

発達障害のある人は、日常の些細なことが大きな刺激になりやすいです。
そのため環境を調整し、過剰な刺激ストレスを軽減することが重要です。

例えば、人混みを避けたり静かな場所で作業をおこなったり、 関係のないものは視界に入らない所に移動したりなど、 刺激となるものを減らしたりすることで、快適に過ごしやすくなります。

✅️ ストレス管理する

発達障害のある人にとって、ストレス二次障害のリスクを高める大きな要因です。
そのためストレスを適切に認識し、対処するスキルを身につけることが大切です。

例えば、短い瞑想深呼吸定期的な運動や趣味などをおこなうことで 心身のバランスが安定し、ストレス耐性が高まることが分かっています。 これらの方法を習得し、日常的に実践することが非常に重要です。

よかった
私でもできそう✨️

✅️ 周囲のサポートを受ける

疲れやすさを軽減するには、周囲のサポートを受けることも大切です。
もし可能なら家族や友人、職場の上司や同僚など、身近な人達のサポートを受けられるように相談やお願いをしてみましょう。 周囲の理解と協力を得ることは、社会的な孤立を回避することにつながり、精神的な安定を図るために役立ちます。


✅️ 実践的なトレーニング をおこなう

疲労を予防するためには、適切な心理教育実践的なトレーニングが不可欠です。
自己肯定感が低下するような考え方を修正したり、 問題解決するスキルや、適切な相談方法などを学ぶことで、 職場日常生活での適応力が向上します。

ディーキャリア新松戸オフィスでは、上記のトレーニングや日常の困りごとに対する相談などを受けたり、プログラム体験や随時見学することができますので興味がございましたら、お気軽にお問い合わせください。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました(^^)


最後に…

発達障害(ADHD・ASD)のある人が疲労回復を図るためには、自分自身の疲れやすさを自覚して、自分に合った方法を見つけることが重要です。趣味興味を追求したり、ゆっくり休息をとったり、自然に触れたり、リラックスした時間を過ごすことで、ぜひ心身の安定を図っていってください。


✅️ ディーキャリア新松戸オフィスで、おこなっていること

ディーキャリア新松戸オフィスでは、 そういった問題に対する解決策や、メンタルを崩してしまったときの 体調管理の仕方特性への対処法周囲の理解を得るための コミュニケーションなどを、お役立ち情報を、日々プログラムの中でお伝えしています。

上記の様な「発達障害」や「精神疾患」に関する内容のほか、


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