利用者様が実際に行っている対処法

就労移行支援事業所ディーキャリア新松戸オフィスで生活支援員をしている植松です🐪
北京オリンピックが閉幕しましたが、競技の影響でウィンタースポーツが盛り上がって
いるようです🎿私もスキーをやっていたので、また再開しようかと考えてしまいました！

さて今回は、過去の利用者様が特性上「困った」ということに気が付き、改善を図られた事例
をお送りしたいと思います。

過去の利用者A様の場合

利用者A様は注意多動性障害（ADHD）で障害特性上、作業が増えてくるとパニックになってしまい、手が付けられなくなることがありました。
実際に作業訓練の際にも同じようなことが起きてしまったため、対策を一緒に考えていきました。対策として行ったことは優先順位を決め、周りにどんな作業をするかお伝えするということでした。

ポイントは周囲の人にご自身の状態や業務状況を共有するところでした。ご自身は今、この作業をしているので、他の作業をするのが難しいということを知ってもらうのです。そこからご自身のやることの見える化を図ることができ、業務効率化にもつながっていきました。
ご自身から対策が活きていると報告を受けたときは、こちらまで嬉しい気持ちになりました。

過去の利用者B様の場合

利用者B様は生活リズムは整っていましたが、自身で時間の管理をすることが難しい方でした。その為、通所時間に遅刻をしてしまうことがありました。そこで、予定の通所時間前のタイムスケジュールを一緒に確認しました。

9：45　通所して手洗い・消毒
9：50　訓練準備
10：00　朝礼参加

決めた翌日から遅刻することがへり、以前よりも時間の意識が増えてきました。私としては徐々に改善ができればと思っていたのですが、スケジュールを決めて次の日から改善がみられていたので、可視化して意識付けをする大切さを改めて感じる出来事でした。

少しの工夫で改善することができる

ご自身やご家族、同僚の方へ「働く上で当たり前」「こんなことはできて当然」と思ってる方
はいらっしゃいませんか？しかし、「当たり前」「当然」と思うことは障害特性上の理由で、難しい方もいらっしゃいます。
障害特性を持ちながら「当たり前」「当然」に少しでも工夫や改善が行えたら、すごいことなのではないでしょうか。

ディーキャリア新松戸オフィスでは日常の少しづつの変化を、一緒に応援し、就労につなげていきます。

ディーキャリア新松戸オフィスでは発達障害や精神障害をお持ちの方の【はたらく】を
サポートし、応援します！ほかの人と比べて苦手なことを感じていたり、それに伴って
落ち込んでしまったりする、、、でもまた働きたい！と思っている方がいらっしゃいましたら、
お気軽にご相談ください。あなたの働きたい気持ちに寄り添い、サポートし、応援します！

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