「APDと発達障害:傷つく可能性のある4つの言葉」
APDとは、聴覚情報処理障害のことで、聴こえる音が理解できない症状です。
この症状があると、日常生活や仕事に支障が出てしまうことがあります。実は、日本国内だけで約120万人がAPDを持っていると言われており、発達障害のある方もAPDを持っている可能性が高いです。しかし、社会的認知が進んでおらず、周りから心ない言葉を言われて傷ついてしまう方も多くいます。
そこで今回は、APDの人が言われて傷つく4つの言葉について解説していきます。
傷つく言葉の一つ目が「聞く気がないんだろう」という言葉です。
このような言葉を聞いたことがある方も多いかもしれません。しかし、実はこの言葉は大きな誤解であり、APDの方はむしろ頑張って聞こうとしていることが多いです。例えば、学生時代から授業中に黒板に書かれた内容をノートに書くことができても、口頭で言った内容が聞き取れずに躓く方もいます。このような場合、聞く気がないわけではなく、むしろ頑張って聞こうとしていることが多いので、誤解されると非常に傷ついてしまうのです。
傷つく言葉の二つ目が「聞こえてるんだからもっと頑張れよ」という言葉です。
このような言葉を言われると、「自分はもう頑張っているのに、それでも聞き取れない」と感じてしまい、非常に傷ついてしまいます。実際に、APDの方は耳に問題があるのではなく、脳が音を処理する能力に問題があるため、もっと頑張ることで解決できるわけではないのです。
次に、傷つく言葉の三つ目は「ちゃんと聞いてよ」という言葉です。
この言葉は、聞こえていないわけではないのに、聞き取れていないことを責められるような感じがして傷つきます。しかし、APDを持つ人たちは、音の内容がわからないために、ただ単に「聞こえていない」わけではないのです。
最後に、傷つく言葉の四つ目は「もう一回言うの?面倒くさいな」という言葉です。
この言葉は、APDを持つ人たちが普段から聞き取りにくいということを理解していない人によく言われる言葉です。APDを持つ人たちは、聞き取りにくい状況に直面することが日常茶飯事であり、自分たちでも苦しんでいることを理解してほしいという気持ちがあります。そのため、「もう一回言うの?面倒くさいな」と言われると、本当につらくなってしまいます。
以上が、APDを持つ人たちが傷つく4つの言葉です。しかし、このような言葉を言ってしまう人たちも、APDについて理解していないだけであり、意図的に傷つけようとしているわけではありません。ですから、APDについて知っている人たちは、周りの人にAPDについて説明し、理解を求めるようにすることが大切です。
APDを持つ人たちが、周りの人たちと円滑にコミュニケーションを取り、社会生活を送ることができるよう、私たちも理解を深めていく必要があります。
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