HSPと発達障害の違いと最適の対策「DMN」デフォルトモーメントネットワーク
「HSP」と「発達障害」は混同される場合があります
両方の症状を持ち、どちらともわからない
という方も増えています
この記事ではどのように違うか
または共通している点は何かということを3つの視点でお伝えします
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ディーキャリア柏オフィスの公認心理師の杉本です
ディーキャリア柏オフィスは発達障害の特性に応じた
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発達障害(注意欠如・多動性障害ADHD 自閉症スペクトラム障害ASD 限局性学習障害SLD)
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目次
- 「HSP」「発達障害」はなぜ増えているのか
- 「HSP」「発達障害」の社会的な位置づけ
- 「HSP」「発達障害」共通している事
- 対策と対応策の事例とマインドフルネス
1.「HSP」「発達障害」はなぜ増えているのか
結論から言ってしまうと
増えているという事ではなく
認識している人が増えています
「HSP」と言われる繊細さんや
「発達障害」という言葉の認知が広がって
社会的にも認識する人が増えています
現象として、人の気持ちや、態度に反応をしてしまう
「HSP」の気質があったり
「発達障害」の傾向があったり特性があったり
社会の中で生きづらくなってしまっている事が
顕著にでてきてしまって
認識する人が増えているという事です
今まで根性論でやればできるといった
よくわからない言葉でかたずけられてきたことが
医療的な部分もエビデンスのある形で
効果的な治療が出来たり
どのように対応する事が好ましいかなどの
情報がたくさんあり
それぞれが得意不得意を補い合い
どんな方でもそれぞれが生きやすい状態を作ると言った
社会的な観点としても
「ニューロダイバーシティー」といった言葉や
持続可能性といった
「サステナビリティ」といった言葉なども
注目されているワードになります
こういった社会の変化の中でも
「HSP」や「発達障害」という言葉も
注目されている言葉になります
そのなかで認知されるようになり
実は「発達障害」なのかもしれないとか
「HSP」なのかもしれないという方も多くなっています
2.「HSP」「発達障害」の社会的な位置づけと違い
発達障害は「脳機能の障害」として医学的な定義があり診断名であります
HSPはあくまでも診断名ではなく「そういう気質である」
という心理学の用語です
「HSP」は診断としてつきません
薬も「HSP」のための薬は存在はしないです
制度的には
発達障害者には手帳が出ますがHSPはでません
障害年金などにも含まれていません
具体的な特性(傾向)の違い
発達障害やHSPでよく混同しやすい特徴を
挙げて違いを比較してみましょう
対人関係
「HSP」の方は空気を読みすぎてしまい
気疲れしてしまいます
裏の裏を読んで外してしまうみたいな感覚です
「発達障害」は
ASDは空気を読むということがそもそも難しいです
その視点よりも、自分のルールが優先する
ADHDは伝えたい気持ちのブレーキが
止まらないという状態です
感覚過敏
「HSP」は音や匂いなどの五感がとても
敏感で通常の方よりも受け取る刺激量が大きいのです
「発達障害」ではASDは音や匂いなどの
五感の変化によって自分のルールや
世界観に影響を及ぼすことにとても敏感です
またADHDは
五感で感じる変化という刺激や
状況の変化に注意が引っ張られてしまいやすいです
こだわり
「HSP」 繊細があるゆえに
自分に合う様々なものを試し
消去法で消した結果、選択肢が限られ
こだわりのようになってしまいます
「ASD」 他の物は試そうというのはなく
理解できない独特なルールと規則性をもとに
それと一致したもののみを選択している
「ADHD」 ない
不注意
「HSP」 他の事に気を取られる感度が高く
不注意になりやすい
恐怖や不安な感情をともなっています
「ASD」 自分のルールに合ったもの
好きなものへはそれしかみれなくなる
規則性の中に安心がある
「ADHD」 興味や関心のある刺激に引っ張られやすい
別のことが頭に思い浮かぶ
好奇心や抑制の利かなさがある
多様性
「HSP」 刺激が強く受けすぎて落ち着かなくなる。
「ASD 」パニックや情緒的な混乱が多動のようにみえることもある。
「ADHD」 ※不注意と同様
衝動性
「HSP」 ない
「ASD」 本人なりの理由やルーティンを
守ろうとした行動が周囲からは、突然のように感じる
「ADHD」 興味や関心のある刺激に引っ張られやすい
別のことが頭に思い浮かぶ
好奇心や抑制の利かなさがある
3.「HSP」「発達障害」共通している事
「HSP」「発達障害」にもいえるのは
問題は社会的な同調圧力によって
生きづらさを感じていること
そして置かれた環境や社会的な役割によって
一人ひとりの症状や生きづらさを感じる部分が違う事です
また「発達障害」や「HSP」という言葉によって
理解が深まりつつあると同時に
言葉自体が浸透しすぎて使われやすく
なってきているようにも感じます
大切なのは自分に合った対処方法を見つける
切り口として情報を活用してみることです
自分だけでは判断できない
どのように対処したらわかない
という場合は
他人から見た自分も検討する上で
専門家など他者と一緒に整理することをお勧めします
対処できない事が出てくると2次障害としてうつ病や双極性障害・適応障害などの
「発達障害」や「HSP」が原因や要因になってしまっていて
長期的に働けない状態になってしまったり無理をしすぎた結果
精神的な負担によって
社会に適応したいのに適応できなくなってしまう事が
起きてくる場合もあります
4.対策と対応策の事例とマインドフルネス
「発達障害」や「HSP」は診断がある・ないに限らず
その情報資源を活かして自身の
特性や気質に気が付くことが大切です
特性や気質に気が付き
事前の対策や事後対応など
自己対処をどのようにしていくかが
社会の中で生きていくためには必要です
また自分だけで対処するということではなく
周りにも協力してもらう事も大切になります
意識して問題がなくなるのであれば
そもそも問題がないと思います
困ってないと思います
意識していても
結果的に長く働き続けることが出来なかったり
対人面でのトラブルに発展してしまったり
自分自身の心がくるしくなってしまったり
人によって様々な問題として
生きづらさや働きづらさに繋がっている事が問題になります
個人の問題なのか
社会的な要因が多いのか
状況を分析していくことで
結果的に生きやすくなったり
働きやすくすることが大切になります
DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)という言葉があります
DMNが過剰に活動すると「雑念」や「思考」が止まらなくなり
「過去の後悔」や「未来への不安」など
考えてもどうしようもないことを繰り返し考えてしまいます
簡単にいうと自動的に考えたくないことを考えてしまって
エネルギーを消費してしまいます
具体的にいうと
考えなくてもいいことを
「発達障害」や「HSP」が起因してしまい
あなたが意識したい部分に注意力を向けることができなくて
向けたくない事に注意や意識や行動という形で
エネルギーを割かれてしまう事が疲れちゃいます
長く働きたいといういしきでいたいのに
誰かの感情に影響をされてきてしまったり
仕事の作業内容に関係のない事が
気になってしまい
仕事ややりたいことに集中できない
やりがいの持てない事や
納得できない事をやり続けてしまって
体調や精神的にくずれてしまいます
この状況自体が
DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)に
なっている状態になります
この状況を回避するためには
無意識的な思考を
意識的な思考や行動に変えていく必要があります
思考や行動を意識的にするために
DMN(デフォルト・モード・ネットワーク)ではない状態にするためには
マインドフルネスが有効的だと言われています
要するに今考えている事や
行動に意識を向ける事
余計な思考や行動に惑わされることがないように
呼吸に意識を向けて
今現在、行っている事に意識を向けるということです
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