①失業給付の仕組み
こんにちは、ディーキャリア秋葉原オフィス サービス管理責任者の関です。
11月に入り、大分寒さを感じるようになってきましたね。
この時期は気候的には過ごしやすい反面、季節の変わり目ということもあり、
体調やメンタルなどの調子が崩れやすいのでしっかりと対策をすることが大事です。
さて、今回は『失業給付』についてお話をしていきたいと思います。
是非とも最後まで読んでいただいて、
少しでも気になることや感じたことがありましたら、一度お問い合わせいただければ幸いです。
🍎『失業給付』とは
失業給付とは簡単に言ってしまうと、次のお仕事を見つけるまで収入がなくなってしまう状態に対して、
生活の心配が起こらないように保証する制度です。
失業給付の給付条件や給付期間については、会社をどのような形で辞めたかが大きく関わってきます。
今回はどういった条件があるか、給付日数はどのくらいあるかをお伝えしていきたいと思います。
🌱会社都合で退職をした場合
会社自体が倒産や廃止したり解雇されたりといった
会社側の都合によって雇用関係が終了した場合を『会社都合退職』と言います。
具体的には、
■ 会社・事業所が倒産した
■ 会社・事業所が移転して通勤が困難になった
■ 会社から解雇されたことによる離職(懲戒解雇は含まれません)
■ 提示されていた労働契約と実務が全然違った
■ 3分の1以上の賃金不払いや予期しない15%以上の賃金カットによる離職
■ 長時間残業・ハラスメントによる離職
■ 会社が3か月以上休業している、会社の法令違反による離職
等が理由として挙げることが出来ます。
詳しくは厚生労働省が発行しております
『特定受給資格者及び特定理由離職者の範囲と判断基準』を参照していただければと思います。
上記の理由での退職の場合、
失業給付が受給できるようになるまでの給付制限期間がなく待機期間の7日間のみと短期間で済みます。
(実際に手当が振り込まれるまでには1か月ほどかかります)
また、受給資格要件も自己都合退職より短く、
雇用保険の加入期間が退職日以前1年間に最低6ヶ月以上働いた期間があれば受給が可能です。
🌱自己都合で退職をした場合
結婚や子どもの育児・看護など、ご家庭の事情により離職をした場合や
好待遇・好条件・スキルアップを求めて転職をするためなどの離職の場合は『自己都合退職』となります。
自己都合退職での離職の場合、失業給付が受給できるようになるまでの待機期間が会社都合の場合とは異なり、
給付制限期間が原則2か月+待機期間7日間となっています。
ですが、自己都合退職においても、以下の理由で退職した場合は『特定理由離職者』とみなされ、
会社都合と同じように給付制限期間はなく、失業給付を受給することが出来ます。
具体的には、
■ 期間の決まっている雇用契約が満了となり、自身は更新を希望したが更新されなかった
■ ケガや病気などによる離職
■ 妊娠や出産、育児等により離職し、受給期間延長を受けた
■ 家庭の事情が変わってしまったことによる離職
■ 企業の人員整理により早期退職や希望退職をした場合
等が理由として挙げることが出来ます。
受給要件としては『自己都合退職』と『特定理由離職者』で違っています。
🌱自己都合退職
雇用保険の加入期間が退職日以前2年間に最低12ヶ月以上働いた期間があれば受給が可能です。
🌱特定理由離職者
受給資格要件も自己都合退職より短く、雇用保険の加入期間が
退職日以前1年間に最低6か月以上働いた期間があれば受給が可能です。(会社都合と同じです)
注意しておくべきなのは、退職理由がどのような理由であっても
失業給付は再就職をする意志や能力はあるけど就職ができない人が受給対象となっていますので、
病気などのためにすぐに働ける状態でない人は受給をすることが出来ません。
そのような場合は、傷病手当(休職手当)などの受給を検討する必要があります。
🍎受給期間
失業給付でもらえる金額は、その方の年齢や雇用保険に加入していた期間によって異なります。
現在は新型コロナの特例などもあり、60日間の延長などの措置があるなど、より受給しやすくなってきています。
簡単に表にしてまとめてみました。
こういった失業給付の制度については、世間でも大々的に告知されることも少なく、
こういった制度があることを知らなかったという方も多くいらっしゃいます。
「失業給付」以外にも「傷病手当」や「障害年金」などの制度に関してもご説明やご案内を行っておりますので、
今回の記事を読んで興味を持っていただいた方がいらっしゃいましたら、一度ご相談いただければ幸いです。
障害年金に関しては以前作成した記事で詳しくご説明しています⬇
(記事タイトルからそれぞれリンク先へアクセスできます🙋♂️)
『①発達障害でも障害年金は取得できる?そもそも障害年金ってなに?』
『②障害年金の種類、受け取るのに必要な要件とは?』
『③障害年金を受け取るにはどういった手続き・書類が必要?』
ここまで失業給付の仕組みについてご説明してきましたが、
次回は発達障害など障害が原因で離職をした場合の失業給付の仕組みについて、ご説明をしたいと思います。
引き続き秋葉原オフィスのブログを覗いてみてください!
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