大人の発達障害が増えてるって本当?〜発達障害を正しく理解しよう〜
適切なサポートを受けるためには、適切な障害の理解が必要
「サポートを受けたい」という意思表示をすることが大切
2006年に国連で採択された「障害者権利条約」は、“Nothing about us without us”(私たち抜きに私たちのことを決めるな)を合い言葉に、その策定が進められました。
かつて、障害者は「一般社会から保護される無力な存在」とされ、自分の人生を自分で選択し、決めることが許されなかった時代がありました。国連で条約が採択された背景には、障害者はこのような「保護的支配」を受けるものではなく、普通の市民としての権利を持つ人間であることを強く訴えるメッセージがあったのです。
このような背景から、障害者がなにかのサポートを受けたい場合には、障害者の側から「サポートを受けたいという意思表示をすること」が大切だと考えられています。自分自身の障害について理解を深め、どのような困りごとがありどのようなサポートを受けたいのかを、自分で周囲に説明できることが大切です。
悩んでしまったら、一人で抱え込まず専門機関に相談を
「障害について理解する」ということは、自分が苦手なことや、過去の失敗についても向き合わねばならないということです。日々の生活や仕事で発達障害による困りごとを抱えている中で、自分のネガティブな部分を見つめ直すことは簡単ではありません。一人で抱え込まず、専門の支援窓口に相談することが大切です。
そんな方々のサポートをおこなっているのが、就労移行支援事業所ディーキャリアです。
就労移行支援事業所とは、障害のある方が就職するための「訓練・就職活動」の支援をおこなう障害福祉サービスの一つです。(厚生労働省の許認可事業)「2-3. 特性に対するアプローチをトレーニングする」で解説したように、特性に対するアプローチ法を学ぶこともできます。
就職とは人生の目的を実現するための通過点です。自分の「なりたい」姿を見つけ、障害特性への対策と自分の能力を活かす「できる」ことを学び、社会人として長く働くために「やるべき」ことを身に付ける。
「なりたい」「できる」「やるべき」の 3 つが重なりあうところに仕事の「やりがい」が生まれると、私たちは考えています。
ご相談は無料です。フリーダイヤル、または、24 時間受付のお問い合わせフォームにて、お気軽にお問い合わせください(ご本人様からだけでなく、当事者のご家族の方や、支援をおこなっている方からのご相談も受け付けております)。
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