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アクアリウムのすすめ

アクアリウム

みなさんは何か魚を飼ったことはありますか?

金魚やメダカ、熱帯魚など、経験がある方もいらっしゃると思います。

今回は少し変わった魚飼育をご紹介したいと思います。

海水魚飼育

海水魚と聞いて思い浮かべるものは何でしょうか、

スーパーなどで見かけるものや、漁で獲れるもの、

釣りのイメージもあるかもしれません。

ですが海水魚飼育の世界においては、

主に熱帯性海水魚という温暖な海の色鮮やかな魚や海洋生物が流通しています。

今回はその飼育について簡単にご紹介したいと思います。

水槽のサイズ目安

水槽飼育は実はどの魚でも大きければ大きいほど安定します。

魚がストレスをためない他に、水の悪化が緩やかという面があります。

そのため初心者ほど大型水槽(横幅約90 cm~)が必要ですが、難しい面があるでしょう。

一番手軽で安心なサイズは60 cm水槽と呼ばれています。

こちらも水量は50 L近くあるので、ある程度は安定するでしょう。

将来的な魚の成長サイズも考えることも大切です。

海水作り

海水というと食塩水というイメージが強いですが、実は数々のミネラルや栄養素、微量元素と呼ばれるものが溶けています。

そのため食塩を溶かすだけでは足りず、専用の人工海水の粉やくみ上げた天然海水などが販売されています。

海水は塩分換算で約3%となっておりますので、計量したり、専用の比重計などでチェックしつつ溶かします。

オーソドックスな比重計を使う場合、1.020~1.023という数値内で作ると良いでしょう。

水道水の場合、人工海水の中にある塩素(カルキ)抜きだけでは不安な場合、市販の塩素除去剤を加えても大丈夫です。

ろ過機

水槽の魚にとって水中は、我々が密閉空間の空気の中にいる状態と同じなので、

空気清浄機のように綺麗にする装置が必要です。

よくあるブクブクもその一つで、ろ過能力は弱いですが水を循環させて酸素を溶かす役割があります。

特に海水魚は海という自然の浄化システムの中にいて常に清潔な環境にいます。

そのため通常の金魚などよりは大きなろ過器や複数の種類を組み合わせると安定度が上がります。

上級者になると水が汚れに変わる前のタンパク質を除去するプロテインスキマーという装置もあります。

バクテリア

海にはさまざまな微生物も存在します。これらをバクテリアと呼んでいます。

バクテリアは魚の排泄物やえさの残り、タンパク質が分解されたアンモニアを比較的無害な硝酸イオン、リン酸イオンなどに分解してくれます。

海水魚は特に汚れに過敏なうえに、バクテリアの増えるスピードが遅いので、

最初に新品の水を入れた後は、2週間ほど水槽を無人で循環させるか、専用のバクテリア剤を入れたりします。

水温コントロール

海水魚はやはり海という変わらない環境にいるため、気候変動を除き安定した水温の中にいます。

そのため、温めるヒーターが必須で、高価になってしまいますが冷却設備もあるとかなり安定して飼育できるでしょう。

冷却器には水に風を当てて気化熱で冷やす扇風機のようなものや、移動式エアコンのようにコンプレッサーで冷やす水槽用クーラーなどがあります。

水温は魚の元居た環境によりますが、24度前後が通常で、なおかつ上がったり下がったりする“ブレ”が少ないほど安定します。

照明

照明    

魚も明るい時に起きて、暗くなると眠ります。

そのため照明などによってリズムを作ってあげる必要があります。

魚だけの場合最低限のものや、キレイに映したい場合のみ強化したりなどしますが、

サンゴも飼育したい時は専用の強力な照明が必須となります。

照明の時間は、生体のリズムのために長くても10時間以内が基本です。

最強の水質維持法

海水魚にとって最も大切なものは水替えです。

先述した海水中の栄養素はどんどん吸収され、硝酸イオンやリン酸イオンが蓄積して、比較的無害でもやがて調子を崩したり、サンゴの場合溶けてしまうでしょう。

これらを解決する最強のろ過は水替えです。

水槽の塩分濃度と入れる水の濃度をチェックしつつ、水槽の水を抜き、新しい海水を入れるというものです。

目安としてはさまざまで、こまめに日々変えることもあれば、1カ月に1回大きく変えるケースもあります。

おおよそ1カ月内に、水槽の全水量3分の1~半分の水量を取り換えることが多いです。

まとめ

ここまでご紹介した数値などは簡単な目安ですので、水槽をよく観察して、魚と問答しながら調整していくことが重要です。

最初は苦労しますが、飼育がうまくいって育っているのを見るのはリラックスできるでしょう。

最後までお読み頂いてありがとうございました。ご興味のある方、チャレンジしてみませんか?

追記:おすすめの水族館

栃木の水族館といえば、なかがわ水遊園でしょう。

本題とは変わり、こちらは淡水魚に非常に特化した水族館です。

さまざまな日本の生息地を再現し、派手さは無いですがそこにいる魚たちが悠々と泳ぐ様はとても心惹かれます。

世界の淡水性熱帯魚がいる超大型水槽は圧巻ですので是非おすすめです。

また、季節ごとにイベントをおこなっている時もあります。

なかがわ水遊園公式HP

https://tnap.jp/

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