ディーキャリア宇都宮オフィス

大学卒業後、就職したものの同期入社の人たちと比較して仕事がうまくいかず、自己嫌悪に陥りました。
また、上司の叱責にも精神的に追い詰められ休職、のちに退職となりました。クリニックに行くと不安障害と診断されました。
また、ADHDの疑いもあるということで検査を行ったところ典型的なADHDであると診断がくだりました。
生きる希望もなくなる気持ちだったのですが、クリニックでディーキャリアを紹介されたので、利用してみることにしました。
自己理解の大切さを知る毎日でとても充実しています。自分の思考の偏りを自覚し、対処方法をしっかり確立して再就職に臨みたいと思います。

高校まではとくに不都合なく過ごしていたのですが、色々と自分で決めていかなければならない大学生になり、「ん？ちょっと違うな？大変だな？」と思うことがありました。
（履修科目の選択などなかなか一人で決められない等）幸い友人に恵まれ無事卒業することができましたが、社会に出てからが大変でした。
とにかくマルチタスクが苦手で、他の方が簡単にできることが自分にはできない…ということが多くありました。
その中で「自分はダメな人間だ」という意識が強くなり、気が付けば会社に行けない状態になっていました。（それでも約10年、頑張りました）
発達障害という診断が出たときは、ショックもありましたが「そういう障害だったんだ」とホッとする気持ちもありました。
今はディーキャリアにて同じような困りごとをお持ちの他利用者の方々と、楽しくライフスキルコースのプログラムに取り組んでいます。

私は現在ワークスキルコースに在籍しております。テキストに則って疑似的な資料作成等に取り組んでいます。
一人では難しいところもあったり、作業の進捗状況は上司に見立てた担当スタッフに適時報告する必要があります。
ディーキャリアに通所し始めのときは、私の特性として「人に相談できない・コミュニケーションが難しい」というものがありました。
今でも苦手意識はありますが、「ビジネスマナー」のプログラムで報連相の練習をしたり、「ディスカッション」で他の利用者の方と意見を交わす機会があったりで、徐々に慣れていくことができました。
ワークスキルコースでは、PCスキルの向上はもちろんですが、社会人として必要な「報連相」をしっかりできるようになるということが裏のメインテーマであると思っています。
社会に出ても企業のチームの一員として働けるよう、今後も報連相をしっかり意識しながら訓練に取り組みたいと思います。