【セルフケアが分からない】「この疲れは特性?フツー?」と白黒つけなくていい。自分に合うセルフケアの見つけ方【就労移行支援・立川】
〜「みんなのセルフケア」ではなく、「自分のセルフケア」を見つける〜
「セルフケアが大事」とよく聞きます。でも、「自分にとってのセルフケアって、何だろう?」と分からなくなっていませんか? 調べた方法を試してみても、なんだかしっくりこない。そもそも、自分が疲れていることに気づくのが遅い。そんな悩みを持つ方は、少なくありません。
こんにちは!ディーキャリア立川オフィス/ITエキスパート立川オフィスのピアスタッフ、かまちです。
私も、以前はよく、こんなことを考えていました。「この疲れは、発達障害の特性によるもの? それとも、誰にでもあるフツーの疲れ?」。そうやって、白か黒かで答えを出そうとしていたのです。
この記事では、なぜ自分のセルフケアが分かりづらいのか、そして、自分に合うセルフケアを見つけるための4つのステップをお伝えします。
1. なぜ、自分のセルフケアは分かりづらいのか?
疲れや不調に、気づきにくいことがある
セルフケアは、「疲れた」「しんどい」と気づくところから始まります。でも、体のサインに気づきにくい人もいます。発達障害の特性がある人の中には、空腹や疲れ、体のだるさなど、体の内側の感覚に気づきにくい人がいるとも言われています。気づいたときには、すでにかなり疲れていた、ということも起こりやすいのです。
情報が多すぎて、どれが自分に合うか分からない
インターネットやSNSには、「〇〇でリラックス」「△△が効く」といったセルフケアの情報があふれています。選択肢が多すぎて、どれから試せばいいのか、何が自分に合うのか、かえって分からなくなってしまいます。
「みんなのセルフケア」が、自分には合わない
お風呂にゆっくりつかる、人と話す、運動する。多くの人に合う方法でも、自分には合わないことがあります。たとえば、音やにおいに敏感な人にとっては、人が多い場所での気分転換が、かえって疲れの原因になることもあります。
調子が悪いときほど、考えられない
セルフケアが一番必要なのは、調子が悪いときです。でも、調子が悪いときほど、「何をすればいいか」を考える余裕がありません。
「特性の疲れ?フツーの疲れ?」と、原因を白黒つけようとしてしまう
疲れを感じたとき、私は「これは発達障害の特性のせい? それとも、フツーの疲れ?」と、原因をはっきりさせようとしていました。でも、答えはなかなか出ません。考えているうちに時間が過ぎて、ケアをするのが遅れてしまうこともありました。
今は、こう思っています。疲れの原因を、白か黒かで分けなくていい。特性による疲れでも、誰にでもあるフツーの疲れでも、「疲れている」ことに変わりはありません。大切なのは、原因を決めることより、「今、疲れている」と気づいて、自分をいたわることです。
もちろん、「どんなときに疲れやすいか」を知ることは、自分を理解するうえで役に立ちます。でもそれは、疲れているその場で考えることではなく、記録を見返しながら、あとからゆっくり考えればいいことなのだと思います。
2. 自分に合うセルフケアを見つける、4つのステップ
ステップ① 「自分のサイン」に気づく練習をする
まずは、疲れや不調のサインに気づくことから始めましょう。体の中の感覚に気づきにくい人は、行動や様子の変化をサインにするのがおすすめです。
- いつもより、ミスが増える
- 人の話が、頭に入りにくくなる
- 寝つきが悪くなる、朝起きるのがつらくなる
- ついお金を使いたくなる、食べすぎる
- 人と比べて落ち込みやすくなる
「これが出たら、疲れているサイン」と、自分のサインを知っておくと、早めにセルフケアを始められます。
ステップ② 1日の調子と、したことを記録する
自分のサインやセルフケアを見つけるには、記録がとても役に立ちます。毎日、次の3つだけ、短くメモしてみましょう。
- 今日の調子:よい・ふつう・わるい、の3段階
- よく眠れたか
- 今日したこと:通所、買い物、人と話した、早く寝た、など
1〜2週間続けると、「人と長く話した次の日は、調子が悪い」「早く寝た次の日は、調子がいい」のように、自分のパターンが見えてきます。疲れの原因を考えるのは、記録を見返すときで大丈夫です。
ステップ③ 小さく試して、「合う・合わない」を確かめる
気になるセルフケアがあったら、まずは小さく試してみましょう。そして、試したあとの調子を記録して、合うかどうかを確かめます。
大切なのは、合わなかったら、やめていいということです。人に合う方法が、自分に合わなくても、まったく問題ありません。試してみて「合わなかった」と分かったことも、自分を知るための大切な情報です。
ステップ④ 「自分のセルフケアリスト」を作っておく
合うと分かったセルフケアは、リストにして、スマホのメモなどに残しておきましょう。調子が悪いときは、何をすればいいか考える余裕がなくなります。リストがあれば、見返すだけで、すぐに動けます。
参考までに、私の場合のセルフケアは、こんなものです。
- 自分の不調のサインを、メモしていく:そのとき、「これは発達障害だから」とは考えません。原因を決めずに、起きたことだけを書き残します
- 調子が悪いときは、早く寝る
- 食べられるものを食べる
- 三食・睡眠・運動という、シンプルな基本に戻る
- 話したい気持ちを、AIにムダ話として話してスッキリする
どれも、特別なことではありません。でも、自分に合うと分かっているからこそ、迷わずにできます。
関連する記事も、あわせて参考にしてみてください。
- 疲れやすさとの付き合い方:「発達障害の私が思う、脳が疲れやすい理由と回復のしかた」
- 食事のセルフケア:「うつに豆乳は本当に効く?」
3. 自分一人で見つけなくていい
自分のサインやセルフケアは、自分ではなかなか気づけないこともあります。そんなときは、周りの人の力を借りるのも一つの方法です。
家族や支援者など、身近な人は、「最近、疲れている顔をしているね」と、自分より先に変化に気づいてくれることがあります。また、就労移行支援では、毎日の通所の中で、体調や気持ちの波を一緒に振り返りながら、自分に合ったセルフケアを見つけていくこともできます。
こうした振り返りを一人でするのが難しいときは、ディーキャリア立川オフィスの無料相談で、スタッフと一緒に考えることもできます。
4. つらさが強いときは、セルフケアだけで抱えない
セルフケアは、あくまで自分でできる工夫の一つです。気分の落ち込みが続いている、眠れない日が続く、日常生活に支障が出ている。そんなときは、セルフケアだけで何とかしようとせず、身近な人や支援機関、医療機関に相談してください。
まとめ:疲れの原因は分けなくていい。気づいて、記録して、試して見つける
自分のセルフケアが分かりづらいのは、疲れや不調に気づきにくかったり、情報が多すぎたり、疲れの原因を白か黒かで決めようとしてしまったりするからです。
でも、特性の疲れでも、フツーの疲れでも、疲れていることに変わりはありません。自分のサインに気づく練習をする。1日の調子と、したことを記録する。小さく試して、合う・合わないを確かめる。合ったものを、自分のセルフケアリストにしておく。そして、一人で見つけようとしなくていい。そうすることで、「みんなのセルフケア」ではなく、「自分のセルフケア」が少しずつ見えてきます。
ディーキャリア立川オフィスで、自分に合ったセルフケアを一緒に見つけませんか
ディーキャリア立川オフィスでは、体調や気持ちの波の振り返り、生活リズムの整え方、自分に合ったセルフケアの見つけ方を、一人ひとりに合わせて一緒に考えています。
こんなお悩みはありませんか?
- 自分に合うセルフケアが分からない
- 疲れていることに、気づくのが遅い
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今すぐでなくても大丈夫です。まずは見学や相談で、話を聞いてみてください。
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■この記事を書いた人は?■
ディーキャリア立川・所沢オフィス編集部
普段は、ディーキャリア立川オフィス、所沢オフィスでそれぞれ支援員として勤務。
主にオフィスの日常やイベント情報、発達障害、注意欠如・多動性障害(ADHD)、自閉症スペクトラム障害(ASD)、限局性学習障害(SLD)、精神障害、特性への工夫、障害者雇用、セルフケア、ライフハック、日々の支援員の気づきなど、さまざまな情報を発信しています。
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