就労移行支援は意味がない?「作業ばかり」「希望の仕事に就けない」という疑問に答えます
この記事のポイント
- 就労移行支援の内容は事業所によって異なります。ディーキャリア新潟オフィスでは、座学だけでなく、模擬職場での実践やフィードバックを重視しています。
- 就職先は本人の希望を尊重しながら、能力や特性、通勤条件なども含めて一緒に考え、企業実習やトライアル雇用を活用してマッチングを図っています。
- 開所5年で累計35名が就職し、2021年~2026年の累計6か月定着率は95%です。

「就労移行支援を使っても意味がない」って本当?
インターネットで就労移行支援について調べていると、
「通っても意味がない」
「作業ばかりでスキルが身につかない」
「希望する仕事には就けない」
といった意見を目にすることがあります。
これから利用を考えている方にとっては、不安になる情報ですよね。
実際のところ、就労移行支援の支援内容や考え方は、事業所によって異なります。
そのため、「就労移行支援ならどこでも同じ」と考えるのではなく、
「自分が必要としている支援を受けられる事業所なのか」
を確認することが大切です。
では、ディーキャリア新潟オフィスではどうなのか。
今回は、よくいただく疑問に一つずつお答えします。
「就労移行支援は意味がない」と感じるのは、どんなとき?
就労移行支援に通えば、それだけで必ず就職できるわけではありません。
例えば、本人に「働きたい」という気持ちがなく、周囲から勧められているから何となく通っているだけでは、訓練の意味を感じにくいこともあります。
一方で、
「働きたいけれど、何をしたらいいのか分からない」
「仕事が続かなかった理由を整理したい」
「自分に合った働き方を見つけたい」
という方にとっては、就職に向けて準備するための時間として活用することができます。
ディーキャリア新潟オフィスでも、最初は「親に勧められたから」「居場所が欲しかったから」という理由で利用を始めた方がいらっしゃいます。
そうした方にも、
「なぜ働くのか?」
「将来どうなっていたいのか?」
というところから一緒に考え、キャリアプランを描いていきます。
また、周囲の利用者さんが就職に向けて取り組んでいる環境の中で過ごすことで、少しずつ自分も就職に向けて動き始める方もいます。
実際に、利用開始時には就職への意欲がそれほど高くなかった方でも、最終的には就職につながっているケースがあります。
「作業ばかりでスキルが身につかない」というのは本当?
ここも、事業所によって訓練内容が異なる部分です。
ディーキャリア新潟オフィスでは、単純な作業を繰り返すことだけを目的としていません。
大きく分けて、
ライフスキルコース

ワークスキルコース

リクルートコース

の3つのコースを通して、就職に必要な力を身につけていきます。
ライフスキルコースでは「知る」
ライフスキルコースでは、自分の特性や考え方、コミュニケーションなどについて学びます。
例えば、
「なぜ仕事で困ってしまうのか」
「自分はどんな場面でストレスを感じやすいのか」
「どのように相手とコミュニケーションを取ればよいのか」
といったことを考えます。
ワークスキルコースでは「やってみる」
しかし、知識を得ただけでは、実際の職場でできるとは限りません。
そこで、ワークスキルコースでは模擬職場で仕事を想定した訓練をおこないます。
PC作業や事務作業だけではありません。
指示を受ける、作業する、報告する、チームで仕事をする、分からないことを相談するなど、実際の職場で必要になる行動を経験します。
そして、実際にやってみた結果についてスタッフからフィードバックを受けます。
「勉強したからできる」
ではなく、
「実際にできるかどうかを試してみる」
ことを大切にしています。
リクルートコースでは「就職につなげる」
リクルートコースでは、求人を探すだけではありません。
自分の希望や特性を整理し、応募書類の作成、面接練習、企業実習などを通して、実際の就職につなげていきます。
このように、ディーキャリア新潟オフィスでは「作業をする場所」ではなく、学ぶ・実践する・振り返る・就職につなげるという流れを大切にしています。
「希望する仕事には就けない」と言われたけれど?
就職先についても、
「本人が希望する仕事には就かせてもらえない」
というイメージを持つ方がいるかもしれません。
ディーキャリア新潟オフィスでは、もちろん本人の希望や意思を尊重して就職活動を進めます。
ただし、希望をそのまま求人に当てはめればよいとも考えていません。
例えば、
「この仕事がしたい」
という希望があっても、
- 現在のスキル
- 特性との相性
- 必要な配慮
- 通勤手段
- 通勤時間
- 地域の求人状況
などによっては、希望通りの条件で働くことが難しい場合があります。
また、
「製造業はブラックだから嫌」
「福祉職は大変だから嫌」
など、実際の仕事内容や企業について十分に知らないまま、イメージだけで選択肢を狭めてしまうこともあります。
そのような場合には、本人の希望を否定するのではなく、
「なぜその仕事を希望しているのか」
「何を大切にして働きたいのか」
「実際の仕事ではどのようなことが求められるのか」
を一緒に整理します。
就職前に「実際に働いてみる」ことも大切です
ディーキャリア新潟オフィスでは、必要に応じて企業実習やトライアル雇用なども活用します。
求人票や面接だけでは分からないことも、実際に働いてみることで見えてくるからです。
本人にとっては、
「この仕事なら続けられそう」
「思っていたより大丈夫だった」
という確認になることがあります。
企業側にとっても、
「この人なら一緒に働けそう」
「このような配慮があれば力を発揮できそう」
という確認ができます。
こうした経験を通して、本人と企業の双方にとってよりよいマッチングを目指しています。
実際に希望する働き方につながった方もいます
これまでには、
「人と関わることが苦手なので、できれば在宅で働きたい」
という希望を持っていた方が、在宅勤務を想定した訓練に取り組み、実際に在宅勤務の仕事へ就職されたケースがあります。
また、
「手に職をつけたい」
と考えていた方が、製造業へ就職し、仕事を続けながらできることを増やしているケースもあります。
もちろん、すべての方が希望通りの職種や条件で就職できるわけではありません。
だからこそ、
「希望を叶えること」だけではなく、「本人が納得して、長く働ける仕事を見つけること」
を大切にしています。
就職したら支援は終わり?
就労移行支援では、
「就職させること」
だけがゴールではありません。
就職後に、
「仕事で困った」
「人間関係がうまくいかない」
「自分の特性による苦手さが出てきた」
ということもあります。
そこで重要になるのが、就職前から自分の特性や対処方法を理解しておくことです。
ディーキャリア新潟オフィスでは、就職活動の段階から、
「困ったときにどうするか」
「どのように相談するか」
「自分の苦手なことにどう工夫するか」
といったことも含めて準備していきます。
その結果、就職後に困りごとがあったときにも、
「自分で工夫する」
「周囲に相談する」
という両方の方法を使えるようになることが、長く働くための力につながると考えています。
実際の就職実績・定着率
ディーキャリア新潟オフィスは開所5年目で、これまでに累計35名が就職しています。
また、2021年~2026年の累計で、就職後6か月時点の定着率は**95%**です。
現在の就職実績には、一般・営業事務、事務補助、軽作業、清掃、警備、販売、デザインなど、さまざまな職種があります。
業界もIT、建設・不動産、製造業、医療福祉、金融、官公庁、小売・流通、サービスなど多岐にわたります。
もちろん、数字だけで「就労移行支援に通えば必ず就職できる」と言うことはできません。
大切なのは、一人ひとりの課題や希望を整理し、就職した後も働き続けられるよう準備することです。
「意味があるかどうか」は、事業所と取り組み方によって変わる
「就労移行支援は意味がない」
という意見を、すべて間違いだと否定することはできません。
支援内容は事業所によって異なりますし、利用する本人の目的や取り組み方によっても、得られるものは変わります。
だからこそ、利用を考えている方には、
「どんな訓練をしているのか」
「自分の課題に合った支援を受けられるのか」
「就職だけでなく、その後働き続けることまで考えているのか」
を、実際に見学・体験して確認していただきたいと思っています。
ディーキャリア新潟オフィスでは、知識を学ぶだけでなく、実践し、振り返り、自分に合った働き方を探していきます。
「就労移行支援って実際どんなところ?」
「自分の場合は利用する意味があるのかな?」
そんな疑問がある方も、まずは見学や体験で実際の訓練をご覧ください。
一人ひとりに合った「働く」を、一緒に考えていきます。
↑見学・体験の申し込みはこちらから
ディーキャリア 新潟オフィスは大人の発達障害に応じたプログラムの就労移行支援事業所です。
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