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人の話を「聴く」とは

皆さん、こんにちは。
ディーキャリア草津オフィスの宮治です。

今回は、「傾聴」についてお話します。

皆さん、「傾聴」という言葉は聞いたことはありますか?
傾聴とは、相手の話に耳と心を傾け、話の内容だけでなく、相手が伝えようとしているメッセージや、言葉の裏にある気持ちにも関心を向けて聴くこと をいいます。


「きく」という言葉には、「聞く(Hear)」「聴く(Listen)」があります。
皆さん、普段の生活の中で、自身の「聞く」と「聴く」は、それぞれどのようなことがあるか思い浮かべてみてください。
例えば、「聞く」に関しては、車のエンジン音、スーパーのBGMなど。自然に耳に入る音を思い浮かべた方が多いのではないでしょうか。
「聴く」に関しては、好きなバントの音楽、友人の話など。自ら積極的に聴こうとする音を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。

実は、「聞く(Hear)」は自然に入ってくる音。「聴く(Listen)」は積極的に聴く音を表します。
「傾聴」とは、文字に含まれている通り、積極的に「聴く」ことを指します。

では、積極的に「聴く」には、具体的にどのようなことをしたら良いのか?
皆さん、気になりますよね。
傾聴には、「9つの技法」があります。今回は、名前のみを紹介していきます。
今後、一つひとつにフォーカスをあててご紹介していけたらと思います。

〇傾聴の9つの技法
①オープン・ポジション
②オープン・クエスチョン、クローズド・クエスチョン
③ペーシング、ミラーリング
④うなずき、あいづち
⑤繰り返し・言い換え
⑥要約
⑦沈黙の受け入れ
⑧意見や助言の回避
⑨自由に感情を表現してもらう

以上が傾聴の9つの技法です。
いりなりすべての技法を習得することは難しいと思いますので、まずは自身の得意なスキルや苦手なスキルを見つけ出すことから始めましょう。